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#1

 魔女らしく恐ろしく過激な母は居たが、幼い魔女”ミュール”の父は母が彼女がまだお腹の中に居た頃に、彼女に強大な魔力を与えるべく食べてしまっていた。


 周りの子供たちにも父が居なかったり、母が居なかったり、あるいは両方居なかったり。ミュールだけが不幸なわけでは無い。寧ろ危険ばかりのこの街にあって、母のお陰で彼女はその危険から守られている。傍から見れば彼女はずっと幸せに思えるだろう。確かにそうだ。だがミュール自身はどうだろう。テレビや本で見た優しくて強い父の姿。スーパーヒーローの様な父の姿。


 パパが欲しい。ミュールは自らの願いを叶えるべく、母を細切れの魔法でみじん切りにして真水に浸し、ラップをして冷蔵庫にしまった後、目的地までの空間を圧縮する魔法で彼女は地元であるデトロイトからロシアへと飛んだのだった。

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