1話 始まりの朝
まだちょっと短いです。
サブタイトルについては深く考える必要はありません。
時刻は5時59分。
時計の長針が12を指した瞬間、ジリリリリリリリリリリッッと音が鳴る。カチッとスイッチを押しそれを止める。
「ふぁあ。今日は…そうだ!異能検査の日だ!」と言いながら起きて、すぐに俺はベットを整えて服を着替え、顔を洗いに行った。
「よかった〜。ちゃんと起きられて〜。」
そう言いながら俺は顔を拭き、鏡を見た。
「えっ…?」
驚くのも無理は無い。何故ならそこに映ったのは自分ではなく、白髪赤眼の美少女だったからだ。
俺は、顔逸らして目を擦ってもう一度鏡を見た。
今度は、自分情け無い顔が映っている。
「気のせいだったのかな?」
そう思いながらも俺は、リビングに行って朝食を作り始めた。
自己紹介が遅れた。俺ことサクマ・リョウタは黒眼、黒髪、成績普通だが身体能力は高い、15歳だ(顔は良い方だと思う)。
俺は生まれてすぐに両親に捨てられ、更には拾ってくれた義父母も俺が10歳の時に事故で死んでしまった。
( ...さてと、朝食は出来たからニュースでも見るか)
「今日は、どんなニュースやってるかな?」
テレビをつけてみると、
「さぁ、今日は異能検査の日です。今回は、どんな異能の人が見られるのでしょうか〜」
と、女性キャスターが言っていた。
今日は自分の異能が解る、検査の日だ。
(かっこいい異能がいいなぁ)
作った朝食をさっさと食べて、歯を磨いて、玄関に行って靴を履き、
「じゃあ、義父さん、義母さん、行ってくるよ」
と言って、俺は家を出た。
まだ投稿不定期
本当にすいません