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華麗なる賭博師

リックスと俺は大勢の座る賭場にいる。

狭くタバコの煙がむせかえる。

腕や顔に傷のある者、情婦を腕に抱きながら酒を飲む者、歯の欠けた者‥


正直俺たち以外見た目が凄まじい。

ヤクザですらもう少し品良くしていた程だ。

スラムは合わないな‥


「さぁどんどん賭けようか!お客もいるぜ!じゃんじゃんいってくれー!!」


眼帯をした壺振り男が半裸で壺を振る。

「薪〜!」

「石!石〜!」

「うえ〜い!!」


もはや騒ぎたいだけの奴もいる。

「石だ!」


リックスが自信たっぷりと言う。


「ニイ6の薪!!ガハハ!残念!」


大丈夫か?お前‥

その後もやたら負け続けている。


「リックス‥」

「フッ‥動ける準備をしてくれ」


ここの賭場では身体検査など無く銃の持ち込みもアリだ。これはつまりそう言う事だな。


貰った前金の半分が亡くなる頃にリックスが壺振りの腕を掴んだ‥!


「何しやがる!」

「壺見せな!!」


瞬間俺は別方向の用心棒たちにパイソンで牽制した。


「俺が博打の素人に見えたかい?舐めんなイカサマ野郎!」


壺の中身を見ると磁石のような仕掛けがあった。

これは単純かつバレにくいイカサマだ。

八百長などで使われる物はサイコロに細工する場合があるが壺自体に施すのは稀だ。

この仕掛けは壺振りの手の動きの僅かな違いで出目が変わる。


つまり結果が一定とは限らない上にサイコロは普通なので見破るのが難しい。

暇な壺振りが何度も練習して身につける職人技のような物だ。


「腕っぷしがスラムの掟じゃないのか!!テメェら怠けてんなぁ!責任取れ!!」


コイツもしや賭場上がりのヤクザだろ‥

まぁ良い。上手くいきそうだ。


「ガハハ!若いの!気に入った!」

バーン!!


眼帯野郎の壺を俺は破壊した。

「早く詫びろ‥」


その瞬間、用心棒が隙を見て銃を抜いた!

バーン!!バーン!!

沈黙させた。ここは無法地帯だ。


「ヘヘッ!やれ!!」

その瞬間眼帯含めたスラム連中が伏せた!


ドアの隙間から銃口が覗いていた!

ズバババババ!!

ピュンピュン!ジュパ!!


眼帯男以外の連中纏めて銃弾の餌食になる。

なんて情け容赦ないやつだ!

素早く伏せてドアごと撃抜く!

バーン!!バーン!!

ボン!ボン!


リックスも伏せながら何とか応戦する。

「援護しろ!!」


俺はごった煮の賭場で素早くローダーを出し再装填する。こんな状況で眼帯男はゲラゲラ笑っている。

血と汗とタバコと薬莢が一つの空間をめちゃくちゃにする。身動きが取りにくい!


ドアごしの機関銃も弾切れで再装填している。

「くたばれ!」

近距離で銃口目掛けてマグナムを叩き込む!

バヒューン!!

発砲音と跳弾音が重なり合い独特な音色を奏でる。


ドア越しの敵は再び発砲した。

ズババ!ビシャ!!

銃口と銃身の変形に気づかずに発砲した為に突っ込みを起こして銃が壊れた。所詮はスラム街の銃だ。


「楽しいぞ若いの〜!!ガハハ!!」

その合図と共に別の場所から人の気配がする。

恐らく機関銃手だろう。

長年の経験で大体の場所に弾丸を撃つ。


バーン!!バーン!!

ボン!ボン!ボン!

同じ場所にリックスが追い撃ちする。


ズバババ!!ドサッ!

天井に敵は弾を撃ち壁の向こうで絶命した。


「もう奥の手は使えんぞ!」

眼帯男は笑うがやや口元が引き攣っている。

閉所戦闘向きのサブマシンガンも狭すぎるとかえって使えなかったパターンです。

火力は有るけど品質が微妙なのでマグナムで御釈迦になりました(⌒-⌒; )

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