表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/27

闇働きと賭博師

いつものように掲示板を適当に眺める。

ダーラスに特別用事がある訳では無いが蓄えは欲しい。きな臭い募集を見かけた。


「ようまた会ったな」

まぁ居場所が限られた者同志仕方がない。


リックスも怪しい募集を見つめている。

闇働きだ。内容はスラム潜入調査だ。

分かりきっているが軍隊が藁にも縋っているのだろう。ダーラスの役人には時間稼ぎの出鱈目を出してその間に俺たち渡世人に何とかしてもらいたい魂胆だ。


軍の評価や予算的な事も絡んでこうして非合法の募集をかけている。周りにバレバレだが相当切羽詰まっているみたいだ。


「立会で銃の腕前はケンが上だ。俺の本業は博打打ちでね」


ストレートに話すリックスは続ける。

「本当に金を払うかは怪しいし渡世人は殺されてもおかしくない。俺と組まないか?」


話としては軍隊から潜入調査の前金を貰う。

それから2人してスラムの賭場に行く。

撃ち合いは俺、博打はリックスがメインだ。

たらふく儲けて脱出する。

潜入調査が失敗したり、金払いが無くても博打で補う算段だ。


そう甘い人生ではないが何となく行けそうな気がする。修羅場を乗り越えると死に対する恐れが減ってくる。ヤクザとも違い仁義より腕っぷしが優先のスラム街なら立ち回れそうだ。


「どうせ明日は無い‥裏切れば眉間を弾く‥」


「安心しなよ。あんたは他より使えそうだ」


こうして一時的に俺たちは手を組んだ。

宿に戻って入念な準備をする。

身支度を整えて銃を整備する。

自動拳銃や機関銃相手にどれだけ通用するかは分からないが俺は使い慣れたパイソンを信じる。

マグナムを装填してスラムに向かう。


道中でリックスのガンベルトを見る。

「新しい物が好きでね」


先日の自動拳銃と予備弾倉、それに専用ガンベルトを装備している。


「俺はこれで良い‥」

ピストル同志なら練度が物を言うが機関銃は厳しい‥


そうこうしながら目的地に着いた。

組織のやらかしたミスを下請けになすりつけるのは割とどの世界にもあると考えています。

軍隊は一般的に自己生存主義ですが私欲まみれの世界はどうなるか分からないと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ