別荘をストレージへ
別荘をストレージへ
皇子つきの従者であり護衛の一人、兎人族の女性はかなりの魔力持ちらしい。
別荘丸ごとストレージにしまえるのだから、最低4000以上のMPが無いとこの大きさの建物丸ごとストレージに納めるのは難しい。
ストレージの計算式=幅×奥行き×高さ(2階建て別荘40×20×5=4000)これに魔法具等のブーストが加味されれば確実に収納できる。
クルル・ラービット
26歳
種族 兎人族
女 従者 護衛
魔法術師 ストレージ(空間魔法中級)・メイドアサシン
魔法熟練度 220/300級
剣術 28/50級
小剣術 55/50級
槍術 18/50級
体術 266/300級
HP 2000/2000 ヒットポイント(体力)
MP 2900/4000 ミッションポイント(マジックポイント)
SPD 448/500 スピード(足の速さ)
AGI 333/400 素早さ(敏捷度、魔法詠唱+補正)
AT 167/200 アタック(攻撃力)
MAT 176/200 マジックアタック(魔法攻撃力)
DF 334/400 ディフェンス(防御力)
MDF 322/400 マジックディフェンス(魔法防御力)
FA 177/200 フィンガーアクション(器用さ)
IT 123/200 インテリジェンス(脳力、頭の良さ)
魔法※火3水4土4風7聖2光2闇5無6
※魔法の指輪=MP回復1,5倍・魔法の腕輪=MP使用量半減
現在の悩み 守りは堅く 皇子様かっくい~ この姫は何者? え?私の立場は?
「全員外へ出たか?」
「はいもう中には誰もいません」
「大丈夫そうじゃな」
「では別荘を片付けます」
「我がストレージへフェードイン」
従者であるクルルがそういうとあっという間にストレージの中へとあの大きさのものが収まっていく。
収まっていくというのは正しくないかな、行くのではなく瞬時に入るといった方が正しいかもしれない。
「本当にあっという間だな」
「マジか・・」
「俺も覚えておこうかな」
「いやいやあそこまでは無理じゃないか?」
「いやそこまで求めてないよ、せいぜい牛1頭までならいけなくないか?」
男子たちは一連の様子を見て皮算用を始めたみたいだが、その前にあの魔法陣を2つ覚えないといけないということは、頭にないらしい。
(やれやれ)
一行は村へと歩いていく、いつの間にか30人以上の団体になっていたが、隷属の魔法や奴隷紋の魔法でおとなしくなった暗殺者たち、この後とっても面倒なことに・・
「姫様お帰りなさい」
「ん」
「お早いですね、確か温泉は30kぐらい先だと思ったのですが?」
「ああそれがな」
一連のことを話すと、当然だが魔真隊の班長は驚いた。
「姫様申し訳ないですが我々では対処できかねます」班長
「そうなると、王族関係の方々は王都へ、捕虜もでしょうか?」隊員
「この捕虜たち、結構渋いもの持ってますね」
「ああこのものらは皇子の暗殺部隊らしいぞ」
「本当ですか?姫様それならちゃんと武装解除しておかないと・・」
「ああそうだな、任せる!」
「いいのですか?」
「どうせそれほど価値のあるものは所持しておらぬだろう」
「承知しました」
いつの間にか村には平屋の建物が15棟建っており、集会所のような建物もあった。
「建物を使わせてもらうぞ」
「了解です」
「さて今後を話し合うとするかのう」




