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転生した王女はとんでもなかった(天使の過ちは丸投げです)  作者: 夢未太士
第1章 王立アカデミー編
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特殊スキル三択

特殊スキル三択


「そうか、厄介かもな…」

「なので、さらに特殊なスキルを付与させていただきます」


※不死スキルその1(死なない、ただしバンパイヤとなるため一定の条件でしか暮らせない・闇スキル)

※不死スキルその2(死なない代わりに一度体をリセットする、不死鳥バージョン・聖スキル)

※不死スキルその3(死にそうになると他人の体に乗り移れる、男女関係なく生き物なら何でも、闇スキル)


「これらのスキルのうち一つを即使える状態で付与いたします」

「この不死系スキルって?」

「そちらは3択になりますね、そうしないととんでもない化け物が出来上がっちゃいます」

「ああ確かにそうだな」

「それと、三つ木様の場合一応転生で生まれるところから始まりますので」

「えっ!続きからじゃねーのかよ」

「その場合は転移かもしくは召喚になります、死に方はあれですが普通に死んでおりますので転生は最初からになります」

「まじかよ、でも赤ん坊でこんなスキル持ってるってやばくないか?」

「いいえ、たぶん最初はパッシブスキルの影響しか出ませんのでそれほど危険なことは起こりませんよ」

「ああっと、聞いときたいことがあんだけど…」

「何か不都合でも?」

「肝心なことだよ、性別は選べるのか?」

「ああそこでしたか、ええ選べますよ」

「それならいい、ああ後もう一つ。最初から生き返るなら金持ち、もとい裕福な方が良いんだが、そこんとこは?」

「もちろん善処させていただきます」

「金持ちで女の子でということは姫ですね」

「いや姫じゃなくても良いんだが」


「それでは不死の3択と性別をお決めください」

「じゃあ2番目のリセット不死鳥バージョン女の子で」

「了解しましたパッシブスキル総取り姫コースですね」

「おい、なんかその言い方むかつくんだけど」

「では少し減らされますか?」

「まてまて減らすわけねえだろ」

「では不死バージョン2と各種総付与プラス捕食スキルで転生先は姫ですね」

「だから姫じゃ…」

「わかった、それで良いよ、なんか心配なんだけど」

「大丈夫ですよ!」

「三つ木様は生前悪いことはなされておりませんので、たぶん加護スキルもついたまま転生できます」

「加護スキル?」

「こちらは付与対象外ですが、生前の善行により生まれる直前付与されます」

「へ~」

「ちなみに三つ木様前回も加護がついてましたけど」

「まじ?じゃあそれでなんで死んだんだよ!」


「上から落ちてきた男性ですがもしかしたら呪われていた可能性が高いですね、まれにそういう魂の巻き沿いになる方は加護スキル持ちの可能性が高いですね。そうしないと弱い魂の方は次回転生時に呪われた魂として転生してしまうことがあるんです」

「まじかよ、要は善行魂で相殺したのか…冗談じゃねーぞ!」

「そうなりますね」

「マジ巻き添えじゃねーか!」

「まじまき~~うける~」

「おいふざけてっとぶっころすぞ!」

「すみません本音が出てしまいました」

「おまえ!」

「すみません天使は元パンピーの魂なので、基本的に今の状態は死んでるのと同じなのです」

「ん?てことは天使になることも…」

「そうです、なれるんですよ但し相当善行を積まなけりゃいけませんけどね」


その時背後から別の天使が現れた。


「何馬鹿なこと言ってんのよ?」

「いつからそこに?」

「言っておくけど天使になれるのはたまたまよ、神様が適当に選ぶの、まあ闇落ちするような魂は無理だけどね」

「やっぱりか…」


目の前の天使をにらみつける。


「とにかくさっさと済ませなさい、後が支えてるんだから」

「それでは三つ木様良い転生を」

「それとかなり厄介な問題がございましたら、教会へ行ってください天使と交信できますので」

「教会か、ああそうする期待できそうにないがな・」

「ではまた逢う日まで」


天使のその言葉を最後に目の前が真っ白になった、後で思ったのだが転生する世界のことを聞くのをすっかり忘れていた。

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