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転生した王女はとんでもなかった(天使の過ちは丸投げです)  作者: 夢未太士
第8章 ダンジョン攻略パート3
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攪乱戦

攪乱戦


その戦いは訓練の様だった、ネコマタもカユーラも自分の機動力をフルに使い。

リザードマンの兵士を次々と屠っていく。

城内の兵士たちは偵察隊の予備兵も含め何体いるのか、まずはその数が補充される間隔も知っておきたい。


「バシュン」

「チュンチュン」

「ズシャ」

「これで5匹」


マーシャもストレージから手ごろな剣を取り出しリザードマンを1体ずつ屠っていく。

カユーラはマーシャ謹製の武器を使い踊るように敵を切りつける。


「シュンシュンシュン」

「バサッバサッ」

「グー」


ネコマタはその身軽な体を使い建物の壁をうまく利用し敵をかく乱しながら攻撃していく。

そして爪だけではなく、体全体を使い肉弾戦を敢行していた。


「バンッ」

「ドン」

「ドキュキュ」

「グエー」


リザードマンより体格で劣るヨツマタ、体を小さく丸め壁を蹴って敵の腹めがけて体当たりをする。

槍を手に持つリザードマン、だが真正面から一瞬で右左そして背後へと移動する敵には。

その槍が触れることも無かった。


「これで4匹めにゃ」


3方向からの陽動作戦は初めのうちうまくいくように見えたが、合計50匹を屠った所で中央の建物から次の兵種が登場する、それはリザードマンの上位種ではなく竜人だった。


「高いのが来るな」

「あれは少してこずるかも…」

「とりあえず戦ってみるとするか」

(え~)


まあ相手が竜人と言ってもダンジョン魔物と実物では結構な差がある。

ひと当てしてだめなら逃げても構わないと言った所だが、ネコマタは別としてカユーラは挑戦してみたいのではないだろうか。


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