表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生した王女はとんでもなかった(天使の過ちは丸投げです)  作者: 夢未太士
第8章 ダンジョン攻略パート3
452/461

作戦その1偵察

作戦その1偵察


谷の部分にうまい具合に設置した家はちょうど屋根の形状がドーム状の形をした変わった家をチョイスした。

この世界では珍しいが、他の世界ならそれほど驚きはしない。


「変な形だな」スウジャ

「だがちょうどいいじゃろ」

「こういう時の為に造ったのか?」

「いや、昔を懐かしんで作ってみただけじゃ」

「昔?」


どこかのSFで見た平原に溶け込んだ住居、竪穴式の様な平屋だが。

上から見ると屋根にも植物を植えこんでいるために敵に見つかりにくい形状だ。

中の広さは4LDKぐらいだが地下室もあったりする、設置する時は地下室の部分だけ魔法で整地すれば良いわけだ。


「では留守を頼むぞ」

「主よ斥候が来たら叩いても良いのか?」ダーラ

「それは構わぬ」

「良し、お許しが出たぞ」


たぶん偵察の間にゲリラ戦でも仕掛けてみようとか思っていたりするダーラ。

敵の数もさることながら、その戦い方も分かってはいない。

どうせなら情報収集しておきたいところでもある。


「無理はするな」

「わかっておるって」ダーラ


隠蔽魔法をかけ空を飛んでいく、敵の魔法士が索敵魔法を使用してもすぐには見つけられないだろう。

カユーラとヨツマタも同じく隠蔽魔法を使用して別方向から場内に潜入するよう命令した。

彼らは地面を走り壁を上って潜入するが、やばそうなときは魔法ですぐに帰還するように言っておいた。


「この指輪を持って行け、ピンチの時には転移魔法で基地に帰ることができる」

「はいっす」

「はいにゃ」

「では行って来る」

「ご武運を」リリアナ

「シュン」


隠蔽魔法もかかっている指輪、そう簡単には敵に見つからないはずなのだが。

敵のスペックが分かっていない以上、安全第一を考えれば当然の処置だといえる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ