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転生した王女はとんでもなかった(天使の過ちは丸投げです)  作者: 夢未太士
第8章 ダンジョン攻略パート3
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ロッジの中は

ロッジの中は


残りの7人は部屋の中でくつろいでいた、ダーラが後何分で片付けて来るかを予想していたりする。

マーシャは全く心配などしていなかった、このグループの中で2番目に強いのは確実にダーラなのだから。


「姫様は見に行かないのか?」スウジャ

「おぬしそれは野暮と言う物じゃろう」

「なんで?」

「ダンジョンのコアとして数千年君臨していた最強の暗黒竜じゃぞ、手を出すという事は失敗するかもという事になるじゃろうに」

「でも見たくは無いのか?」

「姫様は全部見ていますよ」リリアナ

「どうやって?」


外の様子を部屋の中にいながら見る方法などいくらでもある。


「ドンドン」

「開けろ!」

「開けますか?」フロウラ

「放って置け、自らがまいた種じゃ」


外には100匹以上の氷雪狼がすでに周りを取り囲んでいる。

ダーラは少し離れた場所でその爪を武器にダンジョン魔物を屠っているが。

魔伯爵とその部下はロッジのドアを背に飛び掛かってくる氷雪狼に対峙しているところだ。

攻撃スピードはダーラと比べるべくもない。


「なんで開かないんだ!」

「おぬしらこのぐらい自分達で片付けられないのなら帰還魔法か帰還石ですぐに後退したらよかろう」マーシャ

「誰だ、女か?」

「無礼な」フロウラ

「なんだと!」

「悔しければ早く狼を退治する事じゃな」


そう言っても氷雪狼はリポップするのが早いので有名らしい、普通の冒険者ならすぐに体力を失い始まりの祠に戻ることになるだろう。


「ええい覚えておれ!」

「伯爵様も戦ってください!」

「くそう」

「バシュン」

「ズシュン」


何分経っただろう、時間にして約10分程度だろうか。

ダーラの攻撃スピードがどうやらリポップを上回ったようだ。

そしてようやくこの階層のボスが姿を現した。


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