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<R15>15歳未満の方は移動してください。

吐き気を催すテンプレ~ゴミスキルと罵られたけど実はチートでした。戻ってこいと言われても今更遅い、俺は最強になり、ハーレムを作って追い出した奴らを見返します~

作者: leomegu

ネタです。

 俺の名前は月夜つきよなずな諸島しょとう。どこにでもいる16歳の陰キャ男子高校生だ。

林間学校の初日、クラスの皆と一緒にバス移動していたとき、バスが突然揺れ始め、崖から転落した。

崖から落ちた衝撃が来た瞬間、視界が光で溢れ、いつの間にか石畳の部屋に全員が寝かされていた。

次々に起き出すクラスメートたち、どうやら全員死んではいないようだ。


「おい!ここどこだよ!」


 クラスメートの池須化内夫いけすかないおがこの状況に文句を言っている。

クラスの不良で、俺を普段からイジメている嫌なヤツだ。


「落ち着こう。今は状況を確認するのが先だ!」


 同じくクラスのイケメンの池麺太郎いけめんたろうが場を諌めているようだ。

池麺太郎いけめんたろうは俺を除いて基本誰とでも仲よく振る舞うやつだ。

そのせいで俺をいじめる発端となっている。やはり嫌なヤツだ。


 クラスメートが困惑している最中、僕たちを閉じ込めている部屋の扉がバァン!と開かれた。


「ようこそおいでなさった異世界の勇者たちよ!」


 扉の先にあらわれたのは王冠をかぶった初老の男性とその取り巻きの兵士たちだった。おそらくあれは王様だろう。

普段からイジメられている僕は勇者になれると聞いて内心ガッツポーズをした。

オタク友達の汚太郎おたろう君も小さくガッツポーズをしている。

また僕の幼馴染の尾佐おさなじみは普段元気っ娘なのに借りてきた猫のようにおとなしくしている。


 その後、池須化いけすかが王様に突っかかっていけがそれを抑えたり、

元の世界に帰れないかの問答をしたりした。どうやら魔王を倒すと、魔王の魔力で元の世界に戻れるらしい。


 そして最初のイベント、ステータス鑑定。

「ステータスオープン」というとステータスが表示されるようだ。

一人ずつ壇上に上がりステータスを開示していく。


「勇者が出たぞーッ!!」


その声に俺は壇上を確認するといけが立っていた。

いけのステータスはこうだ。


名前 :池麺太郎いけめんたろう

職業 :勇者

Lv  :1

HP  :450

MP  :300

力  :120

魔力 :120

素早さ:100

スキル:勇者の一撃、勇者の加護


いけはやはり勇者だった。

その他、池須化いけすかは格闘王、なじみは賢者だった。なじみは賢かったから納得だった。

そして俺が密かに片思いしているクラスメートの委員長は聖女とのこと。

それらの結果に会場はワッと盛り上がる。

因みに汚太郎おたろう君は商人らしい。彼は泣いていた。


 俺の番になり、「ステータスオープン」と叫び、ステータスが表示された。


名前 :月夜つきよなずな諸島しょとう

職業 :物乞い

Lv  :1

HP  :100

MP  :50

力  :10

魔力 :10

素早さ:10

スキル:施しを受ける


出た職業は「物乞い」。ステータスを確認しても他のクラスメートより圧倒的に低かった。

スキルは<施しを受ける>で説明も「施しを受けます」としか書かれていない。


「なんてゴミスキルなんだ!お前はここから出ていけ!」


王様の取り巻きの鑑定士がそう言った。


「そうだそうだ、出ていけ!」


 それに追随して、池須化いけすかが言う。

そうしてクラスメートたちの「出てけ!」コールが巻き起こる。

それを止められるものは何もなかった。


「そ、そんな…」


 結局俺はここから追放されることになった。

委員長となじみが最後まで抗議してくれたのが嬉しくて涙が出そうだった。

追放が決まった時は彼女たちは涙を流して謝ってくれていた。


 俺は王様より選別として日銭とナイフを渡されて外に放り出された。

道を歩きながら、誰も見ていないことを確認し、<施しを受ける>スキルを発動させた。

スキル発動すると<何の施しを受けますか?>とウィンドウが表示される。

俺は少し考え「サンドイッチ」と答えた。

すると目の前にサンドイッチが形成された。

それを取り、味を確認する。問題なくおいしい。

再度<施しを受ける>スキルを使用しようとしたが「今のレベルでは一日一回しか施しを受けられません」と表示された。確かに俺はレベル1だ。

なるほどと思いながらなら今日は何もすることができないため、貰った日銭で一泊の宿をとった。


 お金がないため、宿屋の主人に稼げるところを聞いたところ、冒険者という職業がいいとのことだった。

冒険者ギルドへ向かう前に今日の<施しを受ける>スキルを発動させた。

<何の施しを受けますか?>とウィンドウが表示されたので、試しに「剣聖スキル」と答えた。

ウィンドウが消えてステータスが表示された。スキル欄に「剣聖」が追加されており、「剣スキルの極地」という説明が表示されていた。

俺は勝ったと思った。

試しに持っているナイフで素振りする。

そうすると俺の知らない動きが頭の中でイメージされ、そのとおり動く事ができた。


「凄い!まるで踊っているみたい!」


宿屋の女の子がともてはやしてくれた。


「当然だろ。この程度の動きができなければ冒険者になれない。」


と何を言っているんだという呆れた表情で女の子を見た。


「お名前教えて下さい!!」


と聞かれたので、


「どこにでもいる一般人……<ルナ>さ。」


と返した。というのも自分の名前<月夜つきよなずな諸島しょとう>が頭おかしいと気づいていたからだ。

そう言うと女の子は


「カッコいい~惚れました。帰ってきたら夜はお部屋で待ってください♡」


と、こびた目線で言ってきた。

そう言われるのも当然だ。<ルナ>はかっこいいからだ。

宿屋のかわいい女の子とのメイク・ラブ予約を勝取った俺は意気揚々とギルドへ向かった。


 ギルド内は昼間にも関わらず酔っぱらいがたむろしていた。

ギルド登録しようと受付に近づくと


「おい、ひょろひょろのガキ!そんな身体で冒険者になろうっていうのか~?」


「そうだそうだガキはかあちゃんのおっぱいを飲んでればいいんだよ!」


という風に強面のいかにもな冒険者たちに絡まれた。

ここは実力を見せつけないといけないと思いナイフをその冒険者に向ける。


「おっ?やるのか?どれどれ二度と冒険もできない身体にしてやるか…」


とヘラヘラと笑いながら剣を抜き、襲いかかってきた。

しかし剣聖スキルの前には手も足も出なかったようで、相手の直線的で鈍い剣をさばき、ナイフを首元に当てた。


「ブラボー!!ブラボー!!」


「あの少年やるな~!」


 ギルド内は大盛りあがりだ。

当然だと思った。むしろ殺さなかっただけ感謝してほしいくらいだ。

冒険者ギルドで実力を見せつけたところで、受付のお姉さんに登録のため話しかけた。

お姉さんより冒険者の説明を受け、駆け出しランクの依頼を確認する。

依頼をざっと眺め、やはり最初は薬草採取依頼を受けることにした。


 町の郊外へと進み、近くの森を散策するも薬草は見つからなかった。

今は採取より、レベルを上げることを先決しようと弱い魔物を探そうと考えたところ


「きゃああーーーー!」


 と森の中から悲鳴が聞こえてきた。

すぐに声の上がった方へと向かうと、豪華な馬車が盗賊に襲われているところだった。

助けるために死角からナイフで盗賊の一人の首筋を切り、奇襲をかけた。


「何だコイツ!!」


と盗賊たちは慌てふためいている。

その困惑を俺は見逃さず、盗賊たちをナイフ一本で蹴散らした。さすが剣聖スキル。


 馬車の中を確認するとお姫様のような格好をした女の子とメイドさんが抱き合って震えていた。

お姫様の格好した女の子がこちらを見て


「あなたは?」


と質問してきたので


「俺はルナ。もう大丈夫だ。」


「ありがとうございます。私はチョロインと申します。」


その後、今回のお礼と護衛のため一緒に町まで戻ることになった。


 街に戻りチョロインさんのお屋敷でチョロインさんのお父さんに会う。

どうやらこの町の領主らしくすごく感謝され、平民が一生かかっても稼げないくらいほどの金貨を受け取った。

最後に領主の騎士にならないか誘われたが、断ることにした。

帰ろうとした時、チョロインさんから


「あなたは私の騎士です。」


と言われキスをされた。

さすがに困惑したが、彼女も俺のハーレムメンバーに加えてあげたいと思った。


 盗賊や護衛時に襲ってきた魔物を倒したりしていたら、レベルが10になっていた。

<施しを受ける>スキルを確認すると<残り9回>と表示されていた。

なるほど俺のレベルごとに回数が増えるのか。

そこでナイフの代わりになる剣<エクスカリバー>と、<薬草千束>をスキルでゲットした。

まだ回数が余っているので、自身のステータスアップできるアイテムをゲットすることにした。

力、HP、MP、魔力、素早さをそれぞれドーピングし、いっぱしの冒険者と呼べるくらいのステータスにした。

あとの2回はスキル<ストレージ>という収納魔法と怪我したらまずいとのことで<パーフェクトヒール>を取得することにした。

というわけで俺のステータスは以下になった。


名前 :月夜つきよなずな諸島しょとう→ルナ(偽名)

職業 :物乞い

Lv  :1→10

HP  :100→300

MP  :50→250

力  :10→200+2500

魔力 :10→200+1000

素早さ:10→200

スキル:施しを受ける<のこり0回>、剣聖、ストレージ、パーフェクトヒール

装備 :<エクスカリバー>


ギルドへ帰り、ストレージから<薬草千束>を出し、受付のお姉さんに見せたところ、驚きであんぐりとしていた。


「あれ?俺、なにかやっちゃいました?」


「収納スキル!凄いスキルお持ちなんですね!ただ、普段はそのスキルは隠しておいたほうが良いと思います。他の冒険者に目をつけられるかと。」


「ありがとう。」


なるほど、彼女は収納スキルに驚いていたのか。

俺は陰キャで目立ちたくない性格なので感謝した。


「あと、この薬草の件似関してなんですが、ちょっと確認とるので待っててもらってもいいですか?」


しばらく待っていると後ろからヒゲをはやしたマッチョなオッサンに呼ばれ、別室に入れられた。

どうやら彼はギルドマスターらしい。


「この薬草の束をどうやって手に入れた?」


「俺のスキルで手に入れました。」


嘘は言っていない。


「収納スキル以外にお前のスキルを教えてくれ。」


「どうして言う必要があるんです?」


冒険者は無闇矢鱈に情報を開示するものではない。少なくともそう説明された。


「盗品の可能性があるからだ。」


「盗品ではないです。もし疑うのであれば本日薬草の盗みの報告があったか調べてからものを言っていってください。」


「確かに本日はない。なるほど一理あるな。」


 どうやらギルドマスターの許しを得られたようだ。

こうして薬草分の報酬を受け取り、ギルドを後にしようとすると受付のお姉さんから泊っている宿屋の場所を聞かれた。

本日は受付のお姉さんとも一緒に寝ることになりそうだ。

宿屋の女の子とのブッキングであるが3Pすれば問題ない。

体力もつかなあと考えながら戻ったのだった。


 3Pした後の目覚めは最高だった。

今日は仲間を増やすため奴隷を購入する予定だ。

というのも俺のスキルは開示して良いものではなく、秘密を保っておける仲間となると奴隷が最適だったからだ。

確かに日本人としては奴隷と聞くと忌避感を感じるが仕方ないと思った。

昨日の夜お世話になった受付のお姉さんから奴隷に関する情報を聞き、奴隷商のもとへ向かった。


 奴隷商に案内され、奴隷を物色していると金髪の猫耳をつけた中学生くらいの大きさの女の子を見つけ、あまりの可愛さに息を呑んだ。

猫の亜人とのことで人族よりも身体能力が高いらしい。

名前を<アリス>という。

ただ左腕を欠損しており、特価とのことだった。

この娘に決めようとしたところ


「アリスチュわ~ん、今ボクのものにしてあげるからね~。」


というゲスな声が奴隷症の入り口から響いてきた。

確認するといかにも貴族のようなカッコをした太ったオッサンが奴隷商と話をしていた。


「待て!俺が先に目をつけたんだ俺が買う!」


と言うと貴族の男は怒りだし


「貴族に因縁つけるとは身の程知らずが!お前ら殺してしまえ!」


と貴族の護衛が3人ほど剣を抜いて襲いかかってきた。


キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン


何度か打ち合い、護衛の力を見定め、大したことないことを確認し、護衛3人の首を刈り取った。


「次はお前の番だな!」


と貴族の男に言うと


「ひええぇぇぇ~」


と言って逃げ出した。

こうして無事猫耳の女の子アリスをゲットし、宿に戻り、スキル<パーフェクトヒール>によって、女の子の腕を直してあげた。


「君は奴隷かもしれないけど、僕はそういうふうに見たくない。これから旅の仲間として接してほしい。」


そう言うと


「わかったにゃん!ご主人さまは優しいにゃん♡」


と言ってくれた。もちろん夜は一緒に寝た。彼女は処女だった。


 アリスを強化するため<施しを受ける>で<スキル付与>スキルをゲットし、彼女の装備と身体強化系のスキルを付与してあげた。

どうやら魔法系のスキルは亜人ということで合わないとのこと。

そうして仲間を増やした俺は魔王を倒すため駆け出したのだった。



 そんなこんなで俺たちは魔王を倒した。

因みに魔王は女の魔族だったため、俺のハーレムメンバーに加えてあげた。

途中王様からの依頼で学園に入学し、クラスメートたちと再会した。

入学試験の際は、目立ちたくないと思って手加減したつもりが、通常壊れない的を何十枚も壊してしまった。

その度に「あれ?俺またなにかやっちゃいました?」と言って冷や汗を垂らしたものだ。

結局「下級魔法なのにあの威力はありえない」という風にモテまくって、ハーレムメンバーの数が増えてしまった笑。


 入学後講習でやったダンジョン攻略の際に、魔族の罠でダンジョンの深い階層に落とされたりもしたな~。まあダンジョンボスをらくらく倒して余裕で戻ってきたんだけど。

その時クラスメートから「戻ってこい」と言われたりしたがもちろん拒否した。

後はクラスメートから俺のせいでハブられてた委員長となじみをハーレムメンバーに加えてあげた。

その事をいけ池須化いけすかに自慢したら、殴りかかってきた。

もちろん半殺しにしてあげたが、どうやらいけ池須化いけすかも委員長が好きだったみたいだ。


 その後、武術大会でリベンジにきたいけ池須化いけすかをボコって二度と歯向かってこないように誓約書を書かせたりもした。今はいけ池須化いけすかは牢屋にいる笑。

他にも魔王を倒しに行く際に出会ったのじゃロリの竜族の女の子や仲間ハーレムメンバーに加えたりスライムをテイムしたりもあったな~。

因みに今スライムは強化させまくったところ、女性の姿になって俺のハーレムの一員になっている。

スライムプレイ最高ッ!


 結局俺は現実世界へと戻ることはしなかった。異世界は最高だから。

俺は魔王を倒したことで飛び級でSランク冒険者に上がり、叙爵して貴族になった。

これで堂々と俺だけのハーレムを作っていける。

そのせいか汚い冒険者どもに「なんでテメェなんかが!」と頻繁に絡まれるようになったが、俺のハーレムメンバーによって制圧されるのが日常になった。

今ハーレムの女の子全員妊娠させてしまったため、新しい女の子を奴隷商で物色中である。


異世界最高っっ!!

お読みいただきありがとうございました。


「もっとちゃんとやれ!」


「主人公○ね!」


等思ったら


下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします。

ブックマークもいただけると本当にうれしいです。

よろしくおねがいします。

最後に、いろいろごめんなさい。

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