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ア「というわけで、[罪に願いを 新世界の先駆者]の世界観について説明しようと思いまーす」
ル「はーい、せんせー」
ア「はい、ルイさん!」
ル「まず、教師が教師として機能しなさそうなので、他の誰かにチェンジしてくれませんかー」
ア「え、ヒドくない?
ね、クロノス。 流石にこれは傷付いちゃうよね?…ぴえん」
X「オーディン、聞くだけ聞いてはもらえないかい?」
ル「……はぁ。いいだろう」
X「だってさ」
ア「さすが、クロノス!
んじゃ、解説〜!」
この物語の世界には様々な呼び名の世界が存在する。
六大世界、近代世界、外世界、境界路、旧き世界。
これら全ての世界への往来が可能であり、過半数以上の神や天空の使徒が住まう天上世界。神々はこの天上世界の事を根元の世界、根界とも呼ぶ。
まずは六大世界。
名前の通り六つの世界がこれに該当し、神代世界とも呼ばれている。
管理神と呼ばれる選ばれた神が統治する神秘あふれる世界。
人知を超えた異能力や神話に登場する神や天使、幻獣などが存在し、文明の発展が神の力で強制的に途中で断たれている。
六大世界それぞれの固有名称。
月光世界 ア・ヌール
赤陽世界 ギイム
森奏世界 エリシウム
水明世界
紫闇世界
??世界
ル「おい、固有名称が最初の三つしか分からないし、六番目に至っては??世界になってるぞ」
ア「あ、それは、本編見てくれたらどこかで分かるんで(笑)」
ル「は? なんだその笑い、ムカつくな…」
月光世界の管理神は今、ムカつくと文句を垂れていた金髪碧眼幼女神のオーディン!
元々は別の神が管理神だったんだけど、神の掟?だかを破ったせいで死亡。存在すら抹消され、記憶にあるのは最上位の十神のみ。
この世界には太陽が存在せず、その代わり赤、青、緑、白の四つの月がそれぞれ六時間で一周する。
世界観は中世ヨーロッパ?らしい。つまりナーロッパだな!
赤陽世界の管理神はアマテラス!
いつからかは覚えてないが、俺の事を愛していると言い、再会する度に……。
ア「…………」
ル「……体を重ねてるという一言も言えんのか?」
ア「その言い回しで運営から怒られない?」
ル「その時は文章を変えれば良いだけだ」
ア「あ、はい」
赤陽世界は元々、別の二名の神が担当だったんだけど、神の掟を破り死亡&存在抹消。この二名については、アマテラスも記憶している。……最も親しいから記憶していて当然っちゃあ当然なんだろうが……。
この世界は、日照時間が常に十二時間で、天候も晴れは勿論のこと、曇り、雨、雪など季節ごとにあるんだけど……。
これらは全て管理神アマテラスの天候操作で成り立っている。
なんせ、赤陽世界は太陽の内側にある世界だから天候もだけど、色々と神の力を行使しないと一瞬で終わるほど危険な世界でもあるんだ。
世界観は昭和初期の日本らしい。つまりなろう昭和だな!
森奏世界の管理神はファウヌス!神によってはパーンとも呼ぶ奴もいるな。
先述のオーディンやアマテラスとは違い、戦闘向きではなく、争いを好まない。
ル「その言い方では私とアマテラスが戦闘狂みたいに聞こえてくるぞ」
ア「あっれぇ?違ったっけぇ?www」
ル「わーいすっごい殺意湧いてきたー」
この世界は、見渡す限り巨大な木々が立ち並び、人々はそれらを住居としている。
雨、雪が降ることは無く、水は全て地底から湧き出る為、数多の泉が点在する。
世界観は紀元前五世紀から西暦三百年と日本で言うところの弥生時代であるが、後年の知識などを数日に一度、下界に降りるとされる管理神ファウヌスから知識として享受してるので、ある程度の現象には対処できる。
ア「と、いった感じかな〜」
ル「ほう……ん? おい、他の世界の解説はどうした?」
ア「え、そこまで話進んでないでしょ? だから説明は無し」
ル「は?」
ア「いや、[罪に願いを 新世界の先駆者]略して[罪願]って呼ぶけど、罪願は基本的にいきあたりばったりシナリオだから設定が決まってない」
ル「は?」
ア「ま、エタらないように脳みそ絞ってでも書かなきゃだね〜!あはははは!!!」
ル「……こうして、また一つ、完結しない物語が増えるのだった」
ア「ちょっ、言い方ァ!!
ちゃんと書くからね! まだ、モチベあるから!!」