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罪に願いを 新世界の先駆者  作者: 綾司木あや寧
零章 番外編
21/175

番外編 いいね

 ア「いいね!が欲しいッ!!!」

 ル「……さて、今日はドン○ホーテで買ったカルボペペロンでも食べるか」

 X「結構辛いみたいだよ、それ」

 ル「ほう……ならブートジョロキアのソースも少し足さないとだな」

 X「……オーディン、僕と会話噛み合ってる?」

 ア「イイね!が欲しいッ!!!!」


 電子レンジ「オチ○チン!」


 ル「この電子レンジ、なんでチンじゃなくてオチ○チンって音なんだ……」

 X「昔、アルハが作ったものをそのままずっと使ってるだけなんだけど……」

 ル「なるほど。 犯人はそこでのたうち回ってるクソゴミか」

 ア「良いね!が欲しいッ!!!!!」

 X「オーディン、そんな言い方はよくないよ? 仕方がないとはいえ、一応、相手はアルハなんだし……」

 ル「陰で言われるよりは良いだろ。 目の前で言ってやってるんだ、むしろ感謝されるべきだ」

 ア「いいね(≧∇≦)bが欲しいッ!!!!!!」

 ル「ズズズ……あ、ちょっと辛いな…ジョロキアソース一本使ったの間違いだったか…?」

 X「そのぐらいのレベル!? デスソース一本使ってそのレベルなの!? 君の味覚大丈夫かい!?」

 ル「貴様も食べてみるといいぞクロノス」


 ルイさんがフォークでクルクルと巻いたパスタをクロノスさんに渡します。


 X「あ、ああ……いただきます。

 あm…グハぁっ!?」


 クロノスさんは口の中に入れた瞬間、飲み込む、噛むという行為よりも先に嘔吐を起こしてしまいました!


 X「なななななななななななななななななななななななななななななななななななななな………………」

 ル「ほう……そんなに美味かったか……。 味見させた甲斐があったな」

 X「なに……これ……」

 ル「何って……今、食べたじゃないか」


「おかしなやつだ」と、軽く流すように笑うルイさんでしたが、クロノスさんにはその笑顔すら理解できてない状況です。


 X「いや……これは……食べ物では…え、たべ、たべも……タベモノ?」


 もう自分が何を言ってるのかすら分からなくなってきています。


 ア「(・∀・)イイネ!!が欲しいッ!!!!!!!」

 ル「うるさいゴミだな……なんだ、どうした? こっちはカルボペペロンの話で盛り上がってるんだ、邪魔をするな」

 ア「いいね!欲しくない!?欲しいよね!?」

 ル「いらん」

 X「そういうのは読者さんの気持ちだから……」


 ア「ル「ルイ、欲しいよぉ〜ぷりぷり……」

 X「そうだね、私もいいね!が一つあるだけで嬉しい」

 ア「よろしく頼むぜ!」

 よし、オッケイ!」


 ル X「…………」

 ル「私が一度でも一人称を名前にしたことあったか?

 それに、台詞中のクロノスは嘘付いてるし、貴様はわざわざ自分の台詞を自分で言う訳の分からない状態だし、一体何がしたいんだ?」

 ア「あの……はい……いいね!が欲しいです」

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