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ア「ズルズズズ!!! あ、美味い。
なんか……レバーっぽい味わいが口に広がってる…。深いわぁ……」
X「単純に頭から出血がうどんに入ったから血のような味になってるだけじゃないかな」
ア「うん? あ、ホントだ、1と2の間になんかあったっけ?」
X「オーディーイーツが来て、グングニルで頭貫かれ、その状態で治癒魔法や回復魔法よりも先に食事をした結果、今の状態に至る。 って、感じだったよ」
ア「あ、だからか」
X「…君はもう少し危機感を覚えた方が良いんじゃないかい?」
ア「危機感ねぇ……。
本編の方では何度も危機に瀕してるし、番外編ぐらいはゆるく行こうかなって思って、こういうノリなんだけどなぁ…ズルズル…」
X「頭蓋骨砕けて血みどろの状態な人の発言とは思えないね……。 というか、いい加減、うどん食べるよりも先にキズの治癒を……」
ア「それよりもさぁ……。どうするよ、番外編の最初の方」
X「どう…する……って?」
ア「なんか書き換えようかなって思っててさ」
X「よくそんなメタ発言ができるね……」
ア「いいじゃん。 書き換えたサブタイ数字の番外編では俺とクロノスしか出ないだろうし。
一応、この番外編って本編終了後の世界で昔の事を話してるって設定だし」
X「まあ、それなら……良いのかな…?」
ア「ダイジョブダイジョブ〜! これで、イイのだ!」
ル「やかましい」
ア「っ!? 誰だ!!!」
突如、現れた謎の頭文字【ル】
彼、いや、または彼女は敵なのか!? それとも、、、
ル「いや、本編見てる奴なら分かるだろ」
ア「見ないからこういう…次回に続く…的な流れにしてんの」
グラン・クロノス(graN kronoS)
身長体重不明
六大世界を外側から視る観測者であり、六大世界での死者の一部を神秘が薄れた世界へと誘う者である。神秘が薄れた世界というのは、要は我々著者読者が生きているこの世界のことを指す。
肉体は存在せず、六大世界に人知を超えた危機が起きた時のみ信仰深い者の体を依代として顕現する。