ギイム ばんがいへん!ご
この番外編は本編「傲慢に巣食うモノ 2」の内容を含みます。
ア「とうとうギイム番外編も最後!」
ル「まだギイム編やってた事に驚きだ……」
X「今回の話では、アルハが跡形も無く消すぐらいの勢いで聖奥を連発していたね」
ア「イヤー……ああいう一方的なのは俺の趣味じゃないんだけどなー」
ル「知るか、寧ろ最初からあのスタイルでマノや久導星明と戦え」
ア「えぇ〜…それじゃあ典型的なチートなろう作品じゃん……」
ル「神の中でも反則級の能力を持ち合わせた貴様が誰かの側に付くだけで、その派閥はチート武器を手にしたも同然だろうが」
ア「いや、流石の俺でも本気出すと鼻血ブーの吐血ブハァになるから、身体に負担ほぼ無いぐらいで戦いたいんですけど」
ル「人間の器だというのに出血程度で済むなら進んで全力で戦え」
ア「イヤン!鬼畜! つーか、神の力を行使した過剰な他種族への干渉を禁ずる……っていう創造神の法で、やりすぎると俺、消滅しちゃうんですけど?」
ル「そうか、ならば消滅しろ」
ア「相変わらず冷たいなぁ……えいっ」
アルハはツンケンしているオーディンの頬を突く。
ア「えいえいっ! にしし……!」
ル「…………」
オーディンは嫌そうにはしてないが、右手より感じる膨大な魔力反応から察するに、少し離れた方が良いだろう。
X「………」
僕が少し離れるのを窺っていたかのように、オーディンが右手に神槍を顕現させる。
ル「グングニ……!」
ア「おっと……」
彼女が横で頬を突くアルハに突き返そうとする。
ル「……っ。 ……ふん」
グングニルの圧で生じた風でアルハの髪がパラパラと何本か落ちる。 が、槍は彼の顔の既の所で停止、離すように手を開いたオーディンは少しだけ怪訝そうな顔をしながらも彼への攻撃を止めたのだ。
ア「珍しい、今日は刺さないのか?」
ル「バカバカしいと思っただけだ。 貴様こそ、刺されたいような言いぶりだな。 ロリコンからマゾヒストにジョブチェンジでもしたか?」
ア「まるで俺が変態みたいな言い方すんな」
ル「本編でヒロインが嫌がっているのに乳揉みしだいて、キモいネタをブチ込むやつを変態以外にどう呼べと?」
ア「変態紳士……かな?」
ル「やっぱり変態じゃないか」
X「変態は変態なんだね……」
ア「でも、次回の森奏世界編からは割とカッコいいアルハしゃんが見れるから良いんだし! そこで全キャラで主人公が一番人気になるし!」
ル「貴様では無理だ。 家庭教師ヒットマンREB○RN!の沢田○吉を見習え」
ア「アイツは完成されすぎなんだよ! 普段はオドオドで戦う時はカッコいいとか、今の時代なら鬼滅○刃の我妻○逸ポジションを主人公がやってんのズルい! 常に人気ランキング上位ってどゆこと!?」
X「作者の手腕だね」
ル「なろう主人公なんて嫌われてナンボだ、頑張って読者から嫌われてろ」
ア「ヤダ! 小生ヤダ!
読者に愛されたいよぉ……!」
次回赤陽世界編エピローグ
ア「久しぶりにルイが登場!」
ル「雑用としてだがな」
X「僕も早く本編に出たいな……」