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仮題 セブンスターズ  作者: 鳥夢
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1 時は戦国

1 時は戦国荒らしの時代

群雄割拠、大小様々な国が己が一族の命運をかけて或る者は己が夢のため全国制覇を目指し、或る者は生き残りをかけて、情報戦を行っていた。

それを支える縁の下の力持ち、各大名が力を入れていたのが、忍びと呼ばれる忍者達の教育であった。

ここはその忍びを教育する忍者学校、肥後藩菊池渓谷の森の中にある学校

今日は山頂での登山訓練

「時間よ止まれ」でも止まらない

土と石ばっかりの傾斜30度の下り坂の山道で石につまづき前方に倒れ込みながら滑り落ちる、新兵衛(身長170cm体重110kg)の身体は凄い勢いで前方を歩く(身長150cm体重50kg)弥生にぶつかり、新兵衛と弥生の二人はその前方の三代雄(身長180cm体重70kg)にぶつかった。

「ダァー」「止まらない」「ウオー」蟻の門渡りのような細い獣道から谷底へ転がり落ちる三人。

生命の目眩の中で、思い出になる恋をする暇も無く、危険と隣り合わせの厳しい試練、人生何も良い事がなかったこの場所で、もう一貫の終わり、終わりか?凍える空から波間に呑まれて行くような感覚で、上下を見失い堕ちていく。

「痛い」「うん〜」「アタタタタ」

身体中が痛い、遠くから聞こえる号令、ザラザラする手の感触、足を伸ばしてみる 何とか動く目の前が真っ暗だ、身体が重い、背中がヒリヒリす。少しずつ目を開けてみる

空が見える。星が瞬いている。風が冷たく、潮風の匂いがする。此処は何処、背中が冷たい。首が痛い、首を動かして周りを観ると近くには誰もいない。

手と足を動かしてみる、動く

体を起こしてみる。

「体を起こしてみる。」すぐ近くに錆びた線路が続いている。これは何だろう。周りで寝ている二人にも声をかける。「おい、大丈夫か?」

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