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魔物使いで奴隷使い  作者: しおだれはみさーもん
第二章
24/31

第九話【戦いの末に】

ステータス


アレン=ジース 性別 男 種族 人類種 Lv23

【才能】無し 職業【魔物使い】

体力6300 攻撃力260


守備力275 魔法攻撃力200


魔法防御力200 速さ150


武器 ゴブリンエリートの鉄の剣 ゴブリンエリートの盾


防具 ゴブリンエリートの鎧



メダリア=ファーム 性別 女 種族 獣人Lv21

【才能】??? 職業【奴隷】

体力5500 攻撃力260


守備力230 魔法攻撃力50


魔法防御力185 速さ350


武器 ゴブリンエリートの短剣


防具 ゴブリンエリートの鎧


スキル

同化時【白の舞】



ネーヴェ=グライス 性別 女 種族 人類種 Lv19

【才能】魔法を扱う 【職業】奴隷

体力4700 攻撃力150


守備力230 魔法攻撃力310


魔法防御力230 速さ180


武器 トーンの樹木の杖


防具 トーンの樹木のドレス


スキル

氷魔法【アイスエッジ】

氷魔法【アイスレイン】

氷魔法【ブリザードストーム】

氷魔法【アイスボール】



───何も無いただ真っ白な空間が広がるスノの精神世界にてスノとウィンドラゴの精神体である風竜が対峙していた。


『何故だ…何故我の邪魔をする!!』


怒りの形相を浮かべる風竜に対し、スノは冷静に答える。


「だってあなた……お姉ちゃん達を傷つけようとしてるじゃない?そんなことスーちゃんが許さないから!!」


『許さないだと?今の貴様に何が出来る!?それに貴様は人間が憎くないのか?奴隷として醜い扱いを受けただろうに』


「確かにスーちゃんとお姉ちゃんは普通に暮らしていたのに、奴隷商人の人達がやって来てスーちゃん達を離れ離れにした人達の事は許さないよ。

でも、だからといって勇者って人に復讐する為にお姉ちゃん達まで巻き込むのは違うと思うの!」


スノの言葉を聞き、風竜は鼻で笑う。


『ハッ。それは我がどんな死に方をしたのか知らないからだろう?我はただ平和に我と我のつがいと子供と暮らしていたのに、あの勇者もどきがつがいと子供を我の目の前で殺したのだ。我は怒り狂いヤツに襲いかかった。だが、結果はこの通りだ……我は何も出来ずに殺された……』


「……」


『貴様には分かるか!?我の怒りが!何も出来なかった我の無念さが!!だから我はあの醜き勇者もどきを殺して、復讐を果たすのだ!』


「……うん。わかるよ……でもね、だからこそ私は止めたいの! スーちゃんの大好きなお姉ちゃんとお姉ちゃんが慕っている人達をこれ以上傷つけないように!」


『ふん!くだらん!やはり人間は愚かだな!ならば仕方がない。

無理やりにでも従わせるのみ!!』


すると、スノの周りに黒いオーラのようなものが現れ、それがスノの中へと入っていく。


「ああああああッ!?」


『さぁ苦しいだろう!?我に従え!従わなければ苦しみが強くなって行くだけだぞ!』


「ぐうぅ……ッ!」


スノは苦しそうにもがく。


『ハハハ!どうだ!従う気になったか?』


「…………いや……だ……ッ!」


『なに!?』


「スーちゃんは……貴方なんかに絶対負けない!!」


スノは叫ぶと同時に、その小さな体から眩い光を放ちまとわりついていた黒いオーラを吹き飛ばす。


『こんな事があり得るはずが無い!一体どうやって!?』


「言ったよね?スーちゃんの大好きなお姉ちゃん達が傷つくのを黙って見ている訳にはいかないの!だから私も戦うよ!!」


スノの決意に満ちた表情を見て、風龍は呟く。


『ば、バカな!?ただの小娘にこんな力が!?だ、だが、貴様も分かっているのだろう!?もう貴様の姉と同じ“人間”では無い事を!!』


「……わかってる」


スノは悲しそうな顔をしながら自分の手を見つめる。


『そうだ。我を取り込んだ以上、貴様はもはや普通の人間ではない。貴様は人間とモンスターが混じり合ったのだ。これから貴様は、様々な困難に見舞われるだろう。ならば諦めて我の事を受け入れ全てを破壊し尽くせばよかろう!?』


「ううん。大丈夫だよ。例えどんな事があろうと、スーちゃんとお姉ちゃんがいる限り、私が諦めることなんて絶対に無い!」


スノが言い終わると同時にスノの体がさらに輝きを増す。


『グオオオオオオオ!!オノレエエエエ!!』


────


「な、なんだ何が起きたんだ?」


アレン達にトドメを刺そうとしたスノの動きが急にピタリと急停止したと思いきや突然輝きだし、アレン達は痛む身体を引きずりながら後方へと下がっていた。


「さ、さぁ……?」


「す、スノ……」


そして光が徐々に弱まっていき、やがて完全に消えていった。


「う……お姉ちゃん……」


「えっ!?」


すると、先程まで風竜に支配され暴れていたスノの姿から少し変化をしていた。


頭に生えていた二本の角と翼は無くなり、紅い目から緑色の瞳に変わっているが、髪は黄緑色のままだ。


「う…お姉ちゃん…」


「す、スノ!正気に戻ったの!?」


ネーヴェがスノの方へ駆け寄ろうとした時だった。


「こっちに来ないでお姉ちゃん!」


「え……?」


「スーちゃんはもうお姉ちゃんと同じ人間じゃ無くなっちゃったの……それに、風竜から意識を取り戻したけど風竜の力を抑えられないの……だからお姉ちゃんスーちゃんを……殺して……」


「そんな事出来る訳無いじゃない!!」


「お願いお姉ちゃん……私これ以上お姉ちゃんを傷つけたくないよぉ……」


そう言って涙を流すスノを見たネーヴェは、立ち止まってしまった。


「お姉ちゃん……お願いだから……」


「私はどうすれば良いの?どうしたら良いのよ……」


「……ネーヴェ」


「アレン……」


「ネーヴェはどうしたいんだよ?」


「わ、私は……」


ネーヴェは今自分が何をすべきか悩んでいた。


それは自分の最愛の妹を殺すべきなのか。


だが、ネーヴェの答えは最初から決まりきっていた……


「そんなの……助けたいに決まっているでしょう!!」


「よく言った!!」


「でも……どうやって?」


「賭けにはなるが“こいつ”を使う」


アレンが懐から取り出したのは、ミラから受け取った浄化石だ。


「この浄化石でお前の妹の魔障を取り除いて俺がスノをテイムする」


「そ、それって大丈夫なの?」


「分からない。だけどこのままだとお前の妹はいずれ暴走した状態で魔物化するだろうし、そうなれば討伐対象になるぞ?」


「ッ!?」


「それでいいのか?」


「……良くないわよ!!」


「ならやるべき事は一つしかないだろ?」


「……分かったわ」


ネーヴェは覚悟を決めた表情を浮かべて、浄化石を受け取っていた。


「ねぇスノ……」


「何?お姉ちゃん……」


「絶対に……絶対に貴女の事助けるから。私の命に変えても絶対に!」


「お姉ちゃん……」


「やるぞネーヴェ!メダリアは俺たちを守ってくれ!」


「分かったわ!」


「はい!二人共絶対に成功しますから!」


二人は同時に浄化石を発動させた。


すると、スノの周りを光輝く球体が包み込んでいく。


「あ……温かい……」


その温かさを感じたスノは思わず笑みを浮かべていた。


「手伝ってくれ!ネーヴェ!」


「分かってるわ!」


ネーヴェはアレンの手を力強く握り自分の魔力をアレンへ流していく。


「我は汝を従えるもの──


「うぐぅ!!」


だが、スノにも変化が訪れる。


『オノレオノレオノレオノレオノレオノレオノレェ!!』


押さえ込んでいた風竜が再びスノの身体と精神を乗っ取る。


「我の下僕となりて力を振るえ──


風竜がアレンとネーヴェを切り裂かんと爪を振り下ろす。


しかし……


「ああああああ!!」


ガキン!!


振り下ろされたはずの爪はメダリアが剣で受け止めていた。


『邪魔ヲスルナァア!!!』


「くぅううう!!」


ギリギリと音を立てながら押し合う両者だったが、突如として風竜の力が抜けていく。


『我ノ力ガ抜ケテイク!?』


浄化石の効果が発動していたのだ。


『コンナコトガ……!?オノレぇぇぇぇ!!』


浄化石の効果によってスノの身体に纏わり付いていた魔障は徐々に剥がれ落ちていく。


そして──


「風人竜スノ!!スキル発動【テイミング】!!」


─────


「……ん……ここは?」


「スノ目を覚ましたのね…よかった……」


スノが目を開けると、ネーヴェがスノを膝枕をしながら今にも泣きそうな顔でスノを見ていた。


「心配かけてゴメンねお姉ちゃん……」


「いいの……いいのよスノ…私は貴女が無事で本当に嬉しいの……」


「よかったなネーヴェ」


「うんうん……」


「二人ともありがとう……」


ネーヴェが礼を言うと、アレンは笑顔を浮かべて言う。


「気にすんなよ!仲間なんだから助け合うのは当然だぜ!それからスノ。あの時お前達を助けてやれなくて悪かった」


アレンは頭を深々と下げた。


「う、ううん!そんなことないよ〜それにお兄さんのおかげでお姉ちゃんも無事だったんだし〜」


スノは慌てて首を横に振る。


それを聞いたアレンは、少し照れたような顔をして言った。


「そうか?なら良かったけど……でもこれからどうするんだ?」


「うーん。スーちゃん行くとこないしお姉ちゃんと一緒にお世話になってもいいかな〜」


「ええ。もちろんよ。アレンとメダリアもいいわよねそれで」


「ああ、もちろんだ」


「うん!もちろんだよ!これからよろしくねスノちゃん!」


「うん。ありがとう〜よろしくね〜」


こうして、ネーヴェの妹であるスノが新たに仲間に加わった。

ステータス


アレン=ジース 性別 男 種族 人類種 Lv23→26

【才能】無し 職業【魔物使い】

体力6300→6700 攻撃力260→290


守備力275→300 魔法攻撃力200→235


魔法防御力200→235 速さ150→170


武器 ゴブリンエリートの鉄の剣 ゴブリンエリートの盾


防具 ゴブリンエリートの鎧



メダリア=ファーム 性別 女 種族 獣人Lv21→24

【才能】??? 職業【奴隷】

体力5500→6200 攻撃力260→290


守備力230→270 魔法攻撃力50→60


魔法防御力185→210 速さ350→400


武器 ゴブリンエリートの短剣


防具 ゴブリンエリートの鎧


スキル

同化時【白の舞】



ネーヴェ=グライス 性別 女 種族 人類種 Lv19→23

【才能】魔法を扱う 【職業】奴隷

体力4700→5100 攻撃力150→170


守備力230→250 魔法攻撃力310→370


魔法防御力230→260 速さ180→200


武器 トーンの樹木の杖


防具 トーンの樹木のドレス


スキル

氷魔法【アイスエッジ】

氷魔法【アイスレイン】

氷魔法【ブリザードストーム】

氷魔法【アイスボール】


スノ=グライス 性別 女 種族 風人竜 Lv10

【才能】 【職業】元奴隷

体力8430 攻撃力640


守備力400 魔法攻撃力550


魔法防御力400 速さ480


武器


防具


スキル

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