第八話【風竜ウィンドラゴ】
ステータス
アレン=ジース 性別 男 種族 人類種 Lv23
【才能】無し 職業【魔物使い】
体力6300 攻撃力260
守備力275 魔法攻撃力200
魔法防御力200 速さ150
武器 ゴブリンエリートの鉄の剣 ゴブリンエリートの盾
防具 ゴブリンエリートの鎧
メダリア=ファーム 性別 女 種族 獣人Lv21
【才能】??? 職業【奴隷】
体力5500 攻撃力260
守備力230 魔法攻撃力50
魔法防御力185 速さ350
武器 ゴブリンエリートの短剣
防具 ゴブリンエリートの鎧
スキル
同化時【白の舞】
ネーヴェ=グライス 性別 女 種族 人類種 Lv19
【才能】魔法を扱う 【職業】奴隷
体力4700 攻撃力150
守備力230 魔法攻撃力310
魔法防御力230 速さ180
武器 トーンの樹木の杖
防具 トーンの樹木のドレス
スキル
氷魔法【アイスエッジ】
氷魔法【アイスレイン】
氷魔法【ブリザードストーム】
氷魔法【アイスボール】
『グオオオオオオオオ!!!』
圧倒的強者であり、絶対的捕食者のドラゴン種である風竜ウィンドラゴ。
その力は絶大であり、まともに戦えばアレン達では歯が立たないだろう。
しかも、その力を無理やり植え付けられた彼女は。
もはや、風竜の力と特徴を持つ人ならざるもの、──化け物と言っていいだろう。
だが、アレン達に恐れはない。
アレンは過去の責任を取るため。
メダリアは友達の家族を救うため。
ネーヴェは最愛の妹を取り戻す為に戦うのだから。
「【アイスランス】!」
ネーヴェが氷の槍をスノに向けて放つ。
しかし、スノはそれを簡単に避けネーヴェに向かって突進してくる。
「【アイスウォール】!」
スノの前に氷の壁が現れるが、それを容易く破壊しながらネーヴェに迫る。
「くっ!?」
ネーヴェは咄嵯に横に跳び回避するが、スノはそのまま最後の氷壁を破壊し、ネーヴェを追いかけてくる。
「【アイススピア】!」
ネーヴェは氷魔法を放つも、それもあっさり避けられてしまう。
「うおおおおおお!!」
「いいいいやああああ!!」
アレンとメダリアが同時に攻撃を仕掛けるが、これも軽々と避けられてしまう。
「くそ!速い!」
「なんて速さですか!」
二人はスノの動きを捉えきれずにいた。
『ガアァ!!』
スノが二人に狙いを定めて口を開く。
すると、そこに魔力が集まっていくのを感じる。
「マズイ!来るぞ!!」
「分かっているわ!!」
「はい!!」
三人は急いでその場を離れる。
次の瞬間、凄まじい轟音と共に巨大な竜巻が発生し、それがアレン達に襲いかかる。
「うおぉ!?」
「きゃあ!?」
「ううっ!!」
三人ともなんとか直撃は避けることが出来たものの、あまりの威力に吹き飛ばされてしまった。
「いてて……大丈夫か?」
「ええ、何とかね」
「はい。ですが今のはかなり危なかったですね……」
「ああ、それにあいつの魔法スキルも厄介だな。確か【竜言語魔法】だったか。詠唱なしであんな強力な魔法スキルを連発されたらいつか当たるかもしれないしな……」
【竜言語魔法】それは、竜種のみが使えるとされる特別なスキル。
自然の力を利用し、より強大な力を持つ攻撃や防御が可能となる。
『グオオォオ!』
スノが再び雄叫びを上げると、今度は風の刃が無数に発生しアレン達に襲いかかる。
「ぐぅ!これじゃ近づけないぞ!」
アレン達は迫りくる無数の風刃を避けるのに精一杯で近づくことができない。
「ここは私が!ご主人様ガルちゃんを呼んでください!」
「ああ!わかった!せっかくなら出し惜しみなしだ!!我と契約せし者よ・我の元へ現れよッ!召喚ッ!ガルーフ!ミニミニゴーレム!ゴロゴロ!岩蛇!」
アレンは召喚魔法【モンスターゲート】を唱え、次々とテイムしたモンスターを呼び出していく。
「よし!召喚出来た!メダリア頼むぞ!」
「はい!いくよ!ガルちゃん!」
「ガルッ!」
メダリアがガルーフにそう言うとガルーフは任せろと言わんばかりに頷き、同化を開始していく。
そして、完全に一体化したメダリアの姿は以前同化した時とは異なり、まるで鎧を着た騎士のような姿になっていた。
『グオオオオオオオオオオ!!!』
スノはまたしても同じ魔法を唱えようとするが───
「させないよっ!」
メダリアは一瞬にしてスノの目の前に移動し、拳を振り上げる。
「はあっ!」
『ゴアアッ!?』
メダリアの一撃を受け、スノは大きく後ろに仰け反る。
「やった!効いたみたい!」
「油断するな!まだだ!」
「はい!」
スノは翼を大きく羽ばたかせ、突風を巻き起こす。
『グルルル……グオオオオオオオオオオ!!!!』
スノが今までで一番大きな声で叫ぶと、その体から紅いオーラのようなものが溢れ出す。
『グオオオオオオオオオオオオオオ!!!!』
その雄叫びは大気を震わせ、木々はざわめき、大地は揺れ動く。
その圧倒的な存在感はまさに強者のそれであった。
「おいおいマジかよ……」
「まさかこれほどとは……」
『ガアァァァァ!!!』
スノの口から凄まじい勢いの炎が放たれる。
「まずいっ!メダリア!避けろ!」
「は、はい!」
メダリアはギリギリのところで回避に成功する。
『グオオ!!』
しかし、スノは空中で軌道を変え再びメダリアを襲う。
「そんなっ!?」
「メダリア!!」
「くっ!」
アレンは咄嵯の判断でメダリアを突き飛ばす。
すると、そのすぐ後にスノの爪が振り下ろされた。
「くッ!?」
「ご主人様!」
「アレン!」
「大丈夫だ!」
スノの鋭い鉤爪が背中に突き刺さり、鮮血が舞う。
「痛ってぇ……けど、これで捕まえたぜ!今だやれ!ミニ太!ゴロウ!ロックン!」
アレンは痛みに耐えながら、スノの腕を必死に掴み動きを止める。
その隙にミニミニゴーレム、ゴロゴロ、岩蛇の三体は土魔法【フォールンロック】でスノに攻撃。
『ゴオアアアアアアアッ──!!』
スノは【竜言語魔法】でミニミニゴーレム達の魔法を打ち消し、しがみついていたアレンを引き剥がす。
だが、それで十分だった。
なぜなら……。
「はぁあああ!!」
メダリアの渾身の蹴りがその体に炸裂したからだ。
『グアァァァァァ!!』
スノは悲鳴を上げ吹き飛ばされる。
「ナイスだ!メダリア!」
「はい!……それよりもご主人様傷が!」
「ッ!?メダリア前!!」
「え?」
メダリアが前を見るとそこには既にスノが迫っていた。
「くっ!?」
メダリアは咄嵯にガードするが、吹き飛ばされてしまい地面に叩きつけられる。
「がはっ!?」
「メダリア!」
「しっかりしなさい!次が来るわよ!」
『グオオォォ!!』
スノは再び口を開く。
そこに魔力が集まっていくのを感じる。
「くっ!?」
「させないわ!氷の精霊よ・我らを護りて・敵を凍てつかせよ【アイスウォール】!」
「俺も手伝うぞ!土の精霊よ・我らの壁となりて・護りたまえ【アースバリケード】!」
ネーヴェとアレンが素早く詠唱を終え、スノの前に巨大な氷の壁と土の壁が現れる。
「よし!これなら……」
だが、スノは壁を尾や爪を使って破壊し、突進してくる。
「なッ!何だと!?」
「嘘でしょう!?」
「なんて力なの!?」
『グオオ!!』
スノは雄叫びと共に先程と同じ竜巻を発生させた。
「ぐぅぅ!!」
「きゃあ!!」
「うあっ!!」
三人ともなんとか直撃は避けることが出来たが、あまりの威力にまた吹き飛ばされてしまう。
「いてて、クソッ!どうすりゃいいんだ……」
「くっ、このままでは……」
「まずいわね……」
三人共、吹き飛ばされたダメージのせいで立ち上がることが出来ずにいた。
そんなアレン達の元へ。
『グオオ!!』
スノがこちらに向かって突っ込んでくる。
「まずい!来るぞ!」
「くっ!動けない!」
「ここまでですか!?」
もうダメかと思った次の瞬間。
突然、スノの動きがピタリと止まった。
ステータス
アレン=ジース 性別 男 種族 人類種 Lv23
【才能】無し 職業【魔物使い】
体力6300 攻撃力260
守備力275 魔法攻撃力200
魔法防御力200 速さ150
武器 ゴブリンエリートの鉄の剣 ゴブリンエリートの盾
防具 ゴブリンエリートの鎧
メダリア=ファーム 性別 女 種族 獣人Lv21
【才能】??? 職業【奴隷】
体力5500 攻撃力260
守備力230 魔法攻撃力50
魔法防御力185 速さ350
武器 ゴブリンエリートの短剣
防具 ゴブリンエリートの鎧
スキル
同化時【白の舞】
ネーヴェ=グライス 性別 女 種族 人類種 Lv19
【才能】魔法を扱う 【職業】奴隷
体力4700 攻撃力150
守備力230 魔法攻撃力310
魔法防御力230 速さ180
武器 トーンの樹木の杖
防具 トーンの樹木のドレス
スキル
氷魔法【アイスエッジ】
氷魔法【アイスレイン】
氷魔法【ブリザードストーム】
氷魔法【アイスボール】




