第五話【ビッグフラワー】
ステータス
アレン=ジース 性別 男 種族 人類種 Lv21
【才能】無し 職業【魔物使い】
体力6150 攻撃力245
守備力260 魔法攻撃力180
魔法防御力180 速さ140
武器 鉄の剣 盾
防具 皮の鎧
メダリア=ファーム 性別 女 種族 獣人Lv19
【才能】??? 職業【奴隷】
体力5200 攻撃力240
守備力210 魔法攻撃力40
魔法防御力170 速さ320
武器 短剣
防具 皮の鎧
スキル
同化時【白の舞】
ネーヴェ=グライス 性別 女 種族 人類種 Lv17
【才能】魔法を扱う 【職業】元奴隷
体力4600 攻撃力140
守備力210 魔法攻撃力280
魔法防御力250 速さ155
スキル
氷魔法【アイスエッジ】
氷魔法【アイスレイン】
氷魔法【ブリザードストーム】
氷魔法【アイスボール】
セリアの依頼を受けてからアレン達は移動し、目的の場所に到着したのだが、目の前に広がる光景を見て唖然としていた。
何故ならそこには、巨大な花の形をした植物モンスターがいたからである。
「あれがセリアさんの言っていた植物モンスターか?確か名前は……ビッグフラワーか」
「多分そうだと思います」
「思ったよりデカいわね」
「見た感じそこまで強そうな奴には見えないな」
アレン達の目の前にいる植物モンスター、ビッグフラワーはその名の通り、巨大な花の形をした植物モンスターだ。
「油断しない方がいいと思うわよ?見た目で判断すると痛い目を見るかもしれないから」
「ああ。分かってるって」
「それでどう戦うの?」
「とりあえず、俺が突っ込んで囮になるから二人は援護してくれないか?」
「了解です」
「分かったわ」
作戦が決まり、アレン達は戦闘態勢に入る。
「よし・・・いくぜ!」
アレンは勢いよく走り出し、ビッグフラワーに向かって剣を振るった。
だが、ビッグフラワーはその攻撃をあっさりとかわす。
そして、反撃としてアレンにツタのような触手を伸ばしてきた。
「おっと、危ねぇ」
アレンはそれを回避し、今度は背後に回り込む。
「セイッ!!」
背中に斬撃を浴びせるが、ビッグフラワーはツタを使いガードする。
その後も攻撃を続け、ツタを切り落としていくが、一向に怯む気配がない。
それどころか、切り落とした箇所からどんどんと再生していく。
「うーん……これどうしような?」
このままだとキリが無いと判断したアレンは一旦距離を取り、二人に話しかけた。
「そういう時こそ私の魔法でしょ?」
「そうだな、頼む」
「任せて」
ネーヴェは詠唱を始めると同時に、アレンが注意を引きつけている間に、メダリアが後ろから奇襲を仕掛ける。
「今よ!」
「分かった!」
メダリアは風のように素早く動き、次々と触手を切り落としてはビッグフラワーの体に短刀を突き刺していく。
しかし、それでもまだ倒れない。
「準備できたわ!離れなさい!」
その言葉を聞いたアレンとメダリアは、即座にその場から離れる。
次の瞬間、ネーヴェの放った氷の刃がビッグフラワーを襲う。
氷の刃によって胴体部分はズタボロになるが、すぐに傷口が塞がり、元通りになってしまった。
「くッ!やっぱり駄目か」
「でも、これで終わりじゃないわ」
そう言うと、再びネーヴェが詠唱を始め、先程よりも強力な一撃を放つ。
しかし、これも効かない。
「マジか!?」
予想外の出来事に動揺するアレン達。
そこにビッグフラワーが無数のツタで、攻撃を仕掛けてくる。
「ちっ!」
ビッグフラワーの攻撃を、前後左右に避けていくアレン達。
「避けれないわけじゃないが厄介だな…」
「そうね、こいつの攻撃の狙いが甘くて助かる
わ。でも、このまま戦い続けてもジリ貧よ。何か弱点はないのかしら?」
そんな会話をしながらアレン達は避ける。
(確かに狙いが甘い。まるで“わざと外している”ような……それにさっきから頭ばかり攻撃してくる…まさか!!)
ここでアレンが異変に気付いた。
「メダリア、ネーヴェ!足元に気を付けろ!!」
「え?」
「はい?」
二人が疑問符を浮かべていると、突然地面が盛り上がり、そこから巨大な根っこが飛び出して来た。
「きゃあ!!!」
「わわッ!!」
二人は間一髪で飛び上がり、何とか直撃は免れたが、足を取られてしまう。
「くっ!離しなさいよ!」
「この!」
必死に抵抗するが、足に絡みついた根はビクともしない。
「しまった!」
アレンは慌てて二人の方へ向かおうとすると、今度はアレンの方にも根が伸びて来る。
「うわっと!」
アレンは慌てて盾で防御するが、根はアレンの足に絡みつき、動きを封じられてしまった。
「まずいッ!」
アレン達は、ビッグフラワーの方に引き寄せられる。
そして、そのままビッグフラワーは勢いよくアレン達を地面に叩き付けた。
「いってぇ!」
「ううッ……」
「いっつぅ……」
三人は、苦痛の声を上げる。
「いてて……。でも、装備を新しくしておいて良かったな。流石アル姉が作った装備だな」
「「そう(です)ね」」
そう言いながらアレン達は、自分の体を見渡す。
アレン達の新しい防具。
それは、以前素材集めに行った時に入手した素材でアルトリアがそれぞれに合うように作成したものだ。
アレンとメダリアは、ゴブリンエリートの素材を使用した鎧だ。
以前の皮の鎧よりも防御力が上昇しており、動きやすくするために軽く仕上げている。
ネーヴェの方は、トーン森林の樹木を使用しており、魔力を取り込みやすくするためにドレス状に改良されているが、防御力はアレンとメダリアとは少し劣る。
ちなみに、色はそれぞれのイメージカラーに合わせたアレンが黒色、メダリアが青色、ネーヴェが白色である。
「どうやら、俺達が思ってた以上にタフみたいだな」
「そうね……弱点があれば早いのだけど?」
「あ、その事なんですけど、もしかして弱点は木の根っこだったりしません?」
「あ〜。確かにその線も有り得るわね」
「なら、物は試しだな」
「そうですね!」
「ええ。」
そう言うと、三人とも立ち上がり武器を構える。
「行くぞ!!」
「はい!」
「分かったわ!」
こうして、三人は根の攻撃を避けつつ弱点と思われる根への攻撃を開始した。
「セイヤァ!!」
アレンは剣を振り下ろし、ビッグフラワーの本体に斬りかかる。
だが、ビッグフラワーはツタを使いガードをする。
「まだまだぁ!」
アレンはツタを切り落とし、今度は背後に回り込み背中に斬撃を浴びせる。
だが、やはりこれもダメージは少ないようだ。
「やああぁ!」
メダリアが、素早くビッグフラワーを切り刻み援護する。
「はああッ!」
ネーヴェは、詠唱を始め魔法を放つ。
「アイスランス!」
氷の槍がビッグフラワーの胴体部分に命中するが、こちらもあまり効いてはいない。
その後もアレン達は攻撃を続けるが、どれも決定打にはならない。
「その調子だ!どんどん攻撃しまくれ!根で攻撃してきた時がチャンスだぞ!」
「了解!」
「分かりました!」
その後しばらく攻防が続くが、徐々に体力の限界が訪れてきたのか少しずつではあるが、三人の動きが悪くなっていく。
「くそッ!」
だが、ついにその時がやってくる。
ビッグフラワーが防戦一方な状況に痺れを切らし、根で攻撃を仕掛けてきた。
「今だ!」
アレンは、その瞬間を見逃さず指示を出す。
「分かった!」
「任せて下さい!」
アレンの指示に従い、二人は回避する。
「よし!今だ!一気に決めるぞ!」
「はい!」
「ええ!」
アレンの言葉を聞き、二人は攻撃の手を緩めず攻撃する。
「これで終わりだ!アースクエイク!」
アレンが土魔法【アースクエイク】を使い地面を隆起させ、ビッグフラワーを地面から浮き上がらせ──
「ブリザードストーム!!」
ネーヴェが、浮き上がったビッグフラワーの根を凍らせる──
そして。
「いいいやあああ!!」
メダリアが、凍りついた根を斬り落としていく。
『ギィィアアァァ!!』
根を失ったビッグフラワーは、悲鳴を上げながら地面へと落下していく。
「「「やった!」」」
三人は見事勝利を収めた。
「よっしゃー!勝ったぜ!メダリアの予想通り、根が弱点だったな!」
「お疲れ様です!」
「二人ともナイスファイトよ!」
三人は、ハイタッチをして喜び合う。
「さて、それじゃあ早速素材を回収して報告しに帰るか」
「はい!ご主人様!」
「ええ。そうしましょう」
こうしてアレン達は、目的であるビッグフラワーを討伐したのであった。
ステータス
アレン=ジース 性別 男 種族 人類種 Lv21→23
【才能】無し 職業【魔物使い】
体力6150→6300 攻撃力245→260
守備力260→275 魔法攻撃力180→200
魔法防御力180→200 速さ140→150
武器 ゴブリンエリートの鉄の剣 ゴブリンエリートの盾
防具 ゴブリンエリートの鎧
メダリア=ファーム 性別 女 種族 獣人Lv19→21
【才能】??? 職業【奴隷】
体力5200→5500 攻撃力240→260
守備力210→230 魔法攻撃力40→50
魔法防御力170→185 速さ320→350
武器 ゴブリンエリートの短剣
防具 ゴブリンエリートの鎧
スキル
同化時【白の舞】
ネーヴェ=グライス 性別 女 種族 人類種 Lv17→19
【才能】魔法を扱う 【職業】奴隷
体力4600→4700 攻撃力140→150
守備力210→230 魔法攻撃力280→310
魔法防御力200→230 速さ155→180
武器 トーンの樹木の杖
防具 トーンの樹木のドレス
スキル
氷魔法【アイスエッジ】
氷魔法【アイスレイン】
氷魔法【ブリザードストーム】
氷魔法【アイスボール】




