2話 世の中甘くない
どうも、こんにちわ!
いつもありがとうございます。
今回は書き方を変えてみました!
よろしければレビューと評価お願いします!
どうも!トーマです。
これからどうしましょう。サバイバル経験なんてあるはずもございません。どこかのチート主人公なら火を起こせたりするんでしょうけど、僕は無理です。
現状を確認しましょう。時間は太陽が上に在ることからお昼。持ち物は、ずたぼろな服。食べ物、なし。飲み物、なし。現在地、森の中。
まじでどうしよ。お腹空いたし、絶対いるものは食べ物と水だよな。幸か不幸かオンボロだけど寝る場所はある。
とりあえず、食と水をゲットしないと。
ー ー ー ー ー ー ー ー
えー、
森の中を食べ物と水を探して探索した結果。
「何の成果も得られませんでしたーー!!!」
どうやって、食べ物って見付けるの?!兎とかいたけど、どうやって狩るのさ! あんなに早い奴ら、捕まえるのなんて無理でしょ! 誰か教えて下さい、木の実ってどれが食えるの?! 寄生虫とか考えたら食えないよ!?
「はぁー、無理だよー。現代っ子に狩猟生活は難しすぎワロタ。」
だが、悲観することはない。小川を発見したからだ。ていうか家の前から見えてた。これで3日は生きることができる。はずだ。しかし、問題がある。大きな問題が!!
「まじで何あの魚。なんで足はえてんの? なんで陸をうろうろしてんの? キモすぎでしょ。水の中に居ろよ!!」
そう、二足歩行の魚がいるんだよ!!小川の横に!!
水を得るためにはあの魚いや、二足の魚をどうにかしなくてはいけない。
「でも、行かなくては、水は、取れない。」
やるしかない。
ゆっくりと草木を、音がならないように掻き分けながら近づいていく。目標まで残り5メートル。二足の魚と小川は目と鼻の先だ。
タイミングはあの二足の魚が向こうを向いた時......今!!
俺は走った。気付かれないように。気付かれたとしても、少しでも水を飲んで逃げれるように。走った。走った。走った。
「え?」
視界の隅に青い足が、ちらっと見えた瞬間、俺の体はトラックのタックル並の衝撃を受け、宙を待っていた。
「ガッ!!」
俺はサッカーボールみたいに何度も川原の上をバウンドした後に、ようやく止まった。
「...何がっ、ッ!!」
腕が折れてる。足は、、立てねぇ。いてぇ。ヒビが入ってるっぽい。
あの二足の魚が近づいてくる。ゆっくり。ちかづいてくる。
「立てよ!立て!逃げなきゃ、死ぬ!!」
しかし、立てない。分かってる。逃げなきゃ死ぬのは。本当は立てる。死ぬ気で振り絞って立とうとすれば、立てる。でも、俺は死んでも良い。と思ってる。次があるから。
そう、思ってしまってる。
(生きるんだろ!死にたくないんだろ!!)
ふと、あの二足の魚と目があった。
あの魚は何にも見ていなかった。獲物を見つけた歓喜すらも、何もやどしてなかった。
そして二足の魚は足を振り上げ、振り下ろs
トーマは異世界1日目に、呆気なく死んだ。