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幾度の転生の果てに  作者: いぬかい
3/4

2話 世の中甘くない

どうも、こんにちわ!

いつもありがとうございます。

今回は書き方を変えてみました!

よろしければレビューと評価お願いします!


どうも!トーマです。


これからどうしましょう。サバイバル経験なんてあるはずもございません。どこかのチート主人公なら火を起こせたりするんでしょうけど、僕は無理です。


現状を確認しましょう。時間は太陽が上に在ることからお昼。持ち物は、ずたぼろな服。食べ物、なし。飲み物、なし。現在地、森の中。


まじでどうしよ。お腹空いたし、絶対いるものは食べ物と水だよな。幸か不幸かオンボロだけど寝る場所はある。

とりあえず、食と水をゲットしないと。


ー ー ー ー ー ー ー ー


えー、

森の中を食べ物と水を探して探索した結果。


「何の成果も得られませんでしたーー!!!」


どうやって、食べ物って見付けるの?!兎とかいたけど、どうやって狩るのさ! あんなに早い奴ら、捕まえるのなんて無理でしょ! 誰か教えて下さい、木の実ってどれが食えるの?! 寄生虫とか考えたら食えないよ!?


「はぁー、無理だよー。現代っ子に狩猟生活は難しすぎワロタ。」


だが、悲観することはない。小川を発見したからだ。ていうか家の前から見えてた。これで3日は生きることができる。はずだ。しかし、問題がある。大きな問題が!!


「まじで何あの魚。なんで足はえてんの? なんで陸をうろうろしてんの? キモすぎでしょ。水の中に居ろよ!!」


そう、二足歩行の魚がいるんだよ!!小川の横に!!

水を得るためにはあの魚いや、二足の魚をどうにかしなくてはいけない。


「でも、行かなくては、水は、取れない。」


やるしかない。


ゆっくりと草木を、音がならないように掻き分けながら近づいていく。目標まで残り5メートル。二足の魚と小川は目と鼻の先だ。


タイミングはあの二足の魚が向こうを向いた時......今!!


俺は走った。気付かれないように。気付かれたとしても、少しでも水を飲んで逃げれるように。走った。走った。走った。


「え?」


視界の隅に青い足が、ちらっと見えた瞬間、俺の体はトラックのタックル並の衝撃を受け、宙を待っていた。


「ガッ!!」


俺はサッカーボールみたいに何度も川原の上をバウンドした後に、ようやく止まった。


「...何がっ、ッ!!」


腕が折れてる。足は、、立てねぇ。いてぇ。ヒビが入ってるっぽい。


あの二足の魚が近づいてくる。ゆっくり。ちかづいてくる。


「立てよ!立て!逃げなきゃ、死ぬ!!」


しかし、立てない。分かってる。逃げなきゃ死ぬのは。本当は立てる。死ぬ気で振り絞って立とうとすれば、立てる。でも、俺は死んでも良い。と思ってる。次があるから。

そう、思ってしまってる。


(生きるんだろ!死にたくないんだろ!!)


ふと、あの二足の魚と目があった。

あの魚は何にも見ていなかった。獲物を見つけた歓喜すらも、何もやどしてなかった。


そして二足の魚は足を振り上げ、振り下ろs





トーマは異世界1日目に、呆気なく死んだ。







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