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企画の勝利

先日、実家を出てから10年近く経って初めて“自分の家で新聞を取る”ということをしてみました。


別に今の時代はテレビのニュースでも、ネットでも情報は得られる訳だから今さら紙の媒体なんぞ……しかも月額料金もかかるし(←ここ重要)


という考えで、新聞をそれほど必要としていなかった私が何故今こうして、朝起きて納豆ご飯食べながら朝刊をペラペラめくるようなオッサンみたいな生活を送ることになったのか。



今日はそんな秘密に迫っていこうと思います──





 *  *  *




ある日の仕事帰り。


名明(あー。今日も仕事終わったー。疲れたー。死ぬー)


家に着いた名明がポストを開けると、そこには一通のとある新聞社からのチラシが。


名明(ん、チラシか。どーせまた値段が安いだの、粗品がつくだの……え)





【ただいま3ヶ月以上の契約を結んで頂いた方に“クワガタ”プレゼント!!】





名明「えええぇぇぇぇぇーーッ!!!!!」





──完



 *  *  *




という秘密もクソもなく、クワガタをプレゼントするという新聞とは何の関係もない企画力に負けた訳で。


しかも、クワガタは新聞社の社員が実際に採ったものっていうその熱さに感服した訳で。


元虫取り少年の心は、齢31歳になっても枯れ果ててはいなかった訳で。


そんなこんなで、今は朝起きて納豆ご飯食べながら新聞ペラペラ読んでる、その視界の片隅でミヤマクワガタも美味そうに昆虫ゼリーペロペロ食ってる訳で。



でも、そんな31歳の私が、当時父親と虫カゴを片手に野山で駆け回ってた頃の私に言いたいことがひとつだけあります。










「クワガタってこんな気持ち悪かったっけ?」



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