ボツペンっ!①
題名
『まさかさかさま』(未完)
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ある朝──
部屋で熟睡する青年は突然ベッドからふわりと浮かび上がったかと思うと、そのまま”天井”へと叩きつけられた。
身体中に走る衝撃や驚きといった、あらゆる刺激を全身に受けて青年は飛び起きた。
そして青年は慌てて辺りを見回すと、そこには信じられない光景が広がっていた。
青年は自分の部屋の床ではなく”天井”に立っていたのである。
しかも、驚くべきことに部屋の家具や携帯電話などは全て床にビタリと張り付いたままであった。
これは夢だと確信し、青年は二度寝しようとしたが、ベッドと毛布は手の届かない床の上。
青年は未だ訳がわからないまま立ち尽くしていたが、少しでも周りの様子を知るために、今度は窓を開けて外を見て見ることにした。
青年は驚愕した。
空にはアスファルトの地面が広がり、地面にはどこまでも突き抜けるような晴天が広がっていたのである。
そこでふと、青年は誰かの声に気がついた。
声のする方を見てみると、そこには電柱の先端に必死にしがみつく、スーツを着た中年の男の姿があった。
男は必死に叫び、助けを求めていたが、その刹那掴んでいた手を滑らせ、青空へと吸い込まれるように”落ちて”いった。
青年は今だに目の前の出来事が理解できていなかった。
半ば放心状態のまま、青年は天井を歩いてテーブルの真下へ辿り着くと、リモコンを引き剥がす様に取り、テレビをつけた。
逆さまのまま映るテレビには、今の未曾有の状況が各局で報道されていた。
そして報道を見てわかった事は、大きく二つだった。
ひとつは、この現象は全世界で同時に起きており、既に数え切れない程の人数が空へ落ちてしまったこと。
そしてもう一人は、重力が逆転しているのは人間のみで、他の物体には全く影響していないことだった──
《了》
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という訳で、記念すべきボツ作品1作目ですが、ごらんの通り途中で投げ出しております。笑
原因としては、設定など全て思いつきで書き始めたは良いものの、納得のいくオチが思いつかなかったんですよね。。。
一応、最後は人類はその後、地下に上り、そこに巨大なコミュニティーを作って住むようになりましたとさ……というSFチックなオチにするつもりでしたが、どうも話の展開が尻すぼみになってしまう感じがして止めました。
というか、そもそも最初にインパクトのある展開を持って来た時点で、風呂敷を広げ過ぎてしまった感が否めません(^^;;
短編でまとめきるには自分の技量が圧倒的に足りなかったように思います。
改めて書き直すとしたら、おそらく「重力が反対になる」という部分がオチにくるような展開が良かったかなぁと思いますが、その様な展開も思いつかなかったので、めでたくこうしてボツ作品へと生まれ変わった次第です。
アイデアそのものは嫌いでは無かったのですが。。。
はい。
とまぁ、こんな感じで次回もボツ作品をご紹介していこうと思います。
もし、ご覧になって下さる方の中に「結末は〜〜の方が良いのでは?」や「文章のココが変」などのご指摘がありましら、是非是非ご感想頂ければと思いますm(_ _)m
では、第一回ボツペンっ!はこれにて。




