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きゅんきゅんハニー  作者: 松宮星
光の檻
210/236

我欲のままに

「ぬ?・・・ここは・・」


 起きたのか。


 むっくりと上半身を起こし、使徒様が周囲を見渡す。


「おはようございます、使徒様!」

「お加減はいかがですか?」

「はぁ〜い、おひさしぶり♪」

「……ども」


 ブランケットの上の面々。

 赤緑白黒のクマさん(黄クマはアタシと同化中!)。

 アタシたちの周りの風結界。

 流れてゆく景色は、夕映えに包まれて赤っぽくなった草原。

 アタシたちにお尻を向けて走っている白と黒の人馬。


 すべてを見渡してから、マルタンは「幻想世界か・・」とポツリとつぶやいた。


「正解」


 アタシの目には見えないけど。

 魔力のある人間には、この世界のありとあらゆるものに魔素がたっぷりと詰まっているのがわかる。

 魔素は、空気中にも、敷き詰めた砂のようにびっしりとある。呼吸したら魔素が鼻や口からたっぷり体内に入ってくる。息を吸うだけで、体力(HP)や魔力(MP)が回復してゆくのだ。


「あんた、魔王ジェラールを全力で倒したでしょ? だから、」

『療養に来た』と言おうと思ったんだけど。

「そうか・・そういうことか・・」

 ククク・・と笑って、使徒様がびしぃぃっとアタシを指さしてきやがったのだ。

「読めたぞ、女」


 む?


「俺の絶対的で圧倒的で無敵な光にしびれ・・きさま、俺をこの地に(いざな)ったのだな?」


 むぅ?


 両の掌で天を仰いで、やれやれのポーズ……

「困ったな・・あまり注目されたくはないのだが・・・」


 はぁ?

 どの口が言うか?

 目立ちたがりやの、かまってちゃんの癖に!


「だが、しかし、けれども」

 ふらりと立ち上がり、

「俺のファンであるきさまの為に! 俺の本気を見せてやろう! 幻想世界ならではの、俺の真なる姿! その最終進化バージョンだッ!」

 両手を胸の前でシャキーンと交差(クロス)させ、マルタンが叫ぶ。

「刮目して見よ! 内なる俺の霊魂の輝きを!」


 疼いてきた疼いてきたと、わめくバカ。


 魔素を使って変身しようとしてやがる。


 クロードは正座してその一挙一動を見守り、ジュネさんは「キャー カッコイイー」と拍手を送り、残り二名は『なにごと?』って感じに目を丸めてる……


 んもう、誰か止めてよ。


 しょうがないんで、アタシが、

「開け、秘められし魔眼!」と嬉しそうに叫んでる奴に、

「やらんでいいわッ!」

 ボディブローを叩き込んでおいた!


「無駄な体力つかうなーッ! 療養に来たのよ!」


 アタシのパンチは、綺麗に入って。

 使徒様はバカな変身をやめて、おなかをおさえた。


「うわぁぁ、使徒様〜! 大丈夫ですかー?……けど! けどけどけど! ジャンヌ、かっけぇぇぇ! 使徒様にパンチするなんて! ジョゼですら! かすることもできなかった使徒様に!」

 変身に夢中で、油断してたからでしょ? 

《ジャンヌ……療養に来た人を殴っていいんだか?》と、黒クマさん。

……いいのよ、アタシのパンチなんて、そよ風のようなもんよ。アタシ……かよわい女の子だもん。


「・・神の使徒たるこの俺に、一撃をいれるとは」

 マルタンがククク・・と笑う。殴られたわりに、ご機嫌だ。

「一撃をいれられる(・・・・・)とは・・さすが内なる霊魂を持つ女! 俺と同じ(せいぎ)を戴く者だ!」

 やめてよ、アタシをあんたの同列にしないで。


 マルタンが、肩を揺らし、わっはっはっはと大笑いする。


 何が楽しいんだか。


 も〜 わけわかんない。


「ちょっと。笑ってないで聞いてくれる? 今、たいへんなことになってるのよ。お師匠様が、絵の部屋とドロ様を狙って、それで……」




「なるほど・・クルクルパーマ2号が『守りの石化』にて賢者殿を止めている・・なるほどな」

 あぐらをかいて、両腕を組んで。マルタンは、合点がいったって顔になる。


「できれば、明日にはあっちに還りたいんだけど」

 アタシの横から、アランも言い添える。

「何度も『守りの石化』をかけ直されているせいで、シャルル様は疲労困憊です。体力の限界はとうに越えていらっしゃる。最悪の場合、明日には魔法のかけ直しが不可能となります。そうとなれば、戦闘です……。できれば、それよりも前に、使徒様に奇跡を起こしていただきたく……」


 アタシは、マルタンをジッとみつめた。


 あいかわらず、血行の悪い顔をしている。


「……いけそう?」


「フッ。愚問だな。何処かで誰かが俺の助けを待っているのであれば・・必ず行く。行って神の奇跡を起こす。それが、神の使徒だ・・」


 使徒様が進行方向へ顔を向ける。

 先を行く人馬のクロエさんとシロエさん。

 二人の獣人よりも、さらに先を見ているような。


「あれか・・」


 むぅぅ……

「あそこに行けばいいのか・・」

 なに見てるんだろ? アタシの目には夕焼けの草原しか映らないんだけど。


「黒クマ」

 突然のご指名に、アタシのピクさんがのんびりと答える。

《なんですだ、神の使徒様?》

 裏エスエフ界で、ピュアなピクさんはマルタンに懐いた……懐いてしまった。

 マルタンの方も、ピクさんをお気に召していた。聖戦語りを、熱心に聞いてくれたから……。


「力を貸せ」

《あい》

 かわいい黒クマさんの手を、ぐぐっとマルタンは掴んで。

「俺が導いてやる・・跳ぶぞ」


 言うが早いか。


 パッと消えてしまったのだ、マルタンは。ピクさんを連れて。


「おぉぉ! 使徒様! すっげぇ、移動魔法だ!」

「あらま、突然ねえ」

「……あそこか」

「煙が白く立ち昇っている所ですね。あの白い煙は……」


 目のいい人(エドモンとアラン)には、なんか見えてる模様!


 目をこらしても、さっぱりわかんない!

 と、思ったら、《あれですよ、女王さま》とソルの声が聞こえて。

 急に、景色が変わった。目だけ、一気にぐぅぅんと遠くへ飛んでく感じだ。同化中の黄クマが、精霊の目を貸してくれたもよう。

 夕焼けに染まる草原を駆け抜け、迫って来たのは、ずいぶん遠くにあった山。黒くなった山々のその裾の方に、筋のような白い煙が何本か立ち昇っているような……

「あそこ?」


 視界が急にもとに戻り、

 すぐ側でふわっと宙に浮かび上がる緑クマさんが見えた。

《追っかけるまえに、人馬(あちら)さんと話してくるわ。あの山裾まで、全員まとめて一気に跳んでいいかって》




 ヴァンの移動魔法で、跳んでった先は……


 黒々とした日陰に覆われた山裾……

 異様な臭いのたちこめる場所だった。

 あちこちから、白い煙がもうもうと立ち昇っている。

 この煙のせいだろうか、ここには緑は無く、岩と泥ばかりの剥き出しの地面が続いていて……


 かなり遠くに……白い煙の向こうに、僧衣の男が見えた。


「マルタン!」

 叫んでから、しまった! と口を覆った。けど、首は絞まらない。マルタンと呼んだら首が絞まる聖痕は、効力を失ったようだ。


 黒クマさんを右手につかんでいた男が、ちょっとだけ振り返り。

 それから、軽く左手をあげた。旅立つ時にあいつがよくやる、背中のマントラ模様を見せつけての『あばよ』ポーズだ。


 そして……


 マルタンの姿が、ふっと消えたのだ。くっついてた黒クマさんと共に。

 まるで、空にのまれるかのように。


「ヴァン! あそこ! あそこに跳んで!」

 あいつが消えた所へ!


《いや、無理》

 緑クマさんが、大きくかぶりを振る。


「どうして?」


《あの空間には、オレは関与できない。あそこは、オレ以上の存在が構築した場所なんだ》


 む?

 精霊以上の存在?

 神様?


《精霊支配者よ、走った方が早いぞクマー》


 白クマさんの言葉を聞いて。


 まっさきに駆けだしたのは、アラン。


 つづいてエドモン。

「シロエ」

 珍しくしゃきしゃきしゃべって、獣の王は白い人馬にひらりと飛び乗った。


 白い人馬が、地を轟かせながら駆けゆく。


「本当だ……ここ、魔法が使いづらい……」

 なにやら、クロードは茫然としている。


 アタシも走り出そうとしたんだけど。


「ジャンヌちゃん、抱き上げるわよ」

 突然、体がふわっと浮いて!

 気がつけば、お美しい獣使いさまの腕の中……

 てか、お姫様だっこ!

「行くわよ」

 にっこりと微笑みかける顔は、美女そのもの。

 けれども、アタシを軽々と抱える腕力、猛スピードで駆けゆく脚力は、逞しい男性そのもので……。

 さすがに人馬にはかなわないけど、むちゃくちゃ速い! アタシという荷物を抱えながら、アランとほぼ同じスピードだわ!

 見かけによらず力持ちなのは、知ってましたけど!

 足も、むちゃくちゃ速いんですね!


 何時になく真剣な顔……前方を見つめる顔は、美しいだけではなくて、凛々しくって……


 アタシの胸は、キュンキュンした……。



 使徒様が消えた地への一番乗りは、白い人馬+エドモンだった。


 けれども、そこには何もなく。


 人馬とエドモンは、その場でうろうろするしかなかった。


 ジュネさんの腕から飛び降りて、アタシも奴が消えた辺りを触ったりしたけど。

 本当に何もないんだ……

「ピクさん、聞こえる? 聞こえてたら返事して!」

 あいつに連れ去られた黒クマさんに呼びかけても、返事はなく……


 所在なげにうろつくアタシたちの背に、

「どうやら、招かれたようですね」

 クロエさんが声をかけてくる。

 黒い人馬のクロエさんは、ランスを持たない方の左手に、光の球を宿らせている。

 その明るさが、やけに目にしみる。

 いつの間にやら、辺りは夕闇の中に沈んでいたのだ。


 クロード&クマさんズも、クロエさんのすぐ後ろ。全員が、使徒様消失ポイントに集まったのだ。


「招かれたって、どういうことです?」


「私も詳しくは知らないのですが……この療養の地では、時折、行方のわからなくなる者が出ます。それを『大いなるものに招かれた』と言うのだそうです」


「え?」


「ご安心ください。消えたものは、必ず帰って来るそうです。それも、見違えるほど元気になって。族長アシエ様がおっしゃるには、四肢が折れて死を待つだけだった人馬が全快して帰って来たこともあったそうです。大いなるものが癒してくださったんです」


 へー……


「大いなるものは、古えよりこの世界にいらっしゃる方。美しいものや清らかなるものを深く愛でる、心優しいお方なのだとか」


 ふーん……


 アランが、黒馬さんに詰め寄る。

「消えた方は、どれぐらいで戻って来るのでしょう?」


「早ければ半日。最も遅いものでも、三年で帰って来たそうです」


 へ?


 三年……?


「あらま。困ったわね……魔王戦、三十日後だったわよね」と、ジュネさん。


 いや、それよりも!

「明日か明後日には、シャルル様が倒れそうなんだけど!」

 したら、お師匠様と戦闘よ!


「大丈夫だよ、ジャンヌ」

 拳をぐっと握りしめ、クロードが迫って来る。

「ぜったい大丈夫!」

……また、根拠のない『絶対大丈夫』かよ。

「だって、さっき使徒様おっしゃってたもの! 『何処かで誰かが待っているのであれば、必ず行って神の奇跡を起こす』って! 明日にはヤバイって、ご存じなんだもの! マッハで帰って来るに決まってるよ!」


「……そうね」

 邪悪をぶちのめすチャンスをあいつが見逃すはずない、か。

「明日には、帰って来るわよね……」


 クロードが「うん! うん!」と力強く頷き、ほにゃ〜と笑う。

「大丈夫だよ、ジャンヌ! 使徒様は約束を必ず守る方だから! ぜったい大丈夫!」


……なんか、不思議。

 クロードの『大丈夫!』を聞いてると、本当に大丈夫なような気がしてくる。

 とことん明るい笑顔だからかしら?


「ここにね、扉があるんだよ」

 クロードが、何もない宙をさする。魔術師(クロード)には、アタシには見えないものが見えているようだ。

「今は、閉じてるけどね」

「へー」

「これさ……たぶん……たぶんだけど、森の王の座所のと、同じなんじゃないかな?」

「え?」

「ほら。エルドグゥインさんが言ってたじゃない? 妖精の国への扉は、幻想世界にたくさんあるって。あの森以外にもね。ジャンヌが初めて森の王のもとへ行った時も、荒野から跳んだんでしょ? ここも、妖精の国の入り口の一つなんじゃないかなあ?」


「じゃあ、マルタンは森の王のもとに招かれたってこと?」


 聞いても、クロエさんは首を傾げるだけだ。

「招き主は、この辺りのものからは『大いなるもの』と呼ばれています。森の王と同じ方かどうかは、私には何とも……」


 代わりに答えたのは、笑顔のクロードだった。

「きっと、そうだよ! 森の王さまの国は、幻想世界の中でも一番濃い魔力に満ちてたし! あそこに籠れば、使徒様、マッハでお元気になられるんじゃないかな?」

……だといいなあ。


 エドモンも、ボソッと言う。

「……美しく平和な国だった……あそこなら、ゆっくり療養できる」

……そうね。




「お仲間の方が帰られるのは、早くて半日後。それまでは、みなさんは、あちらでお待ちください」

 クロエさんが、山の方角を指さす。

「少し行った所に、疲れた心と体を癒すリフレッシュ空間がございます。重い怪我を負ったもの、疾病を患ったもの、年老いたものが、長く滞在できるように宿も側にあります」


 ほうほう。


「お国に帰ってからの戦に備え、今宵はあちらにお泊り下さい。ゆっくり休んで、明日への活力をおたくわえになればよろしいかと」


 アタシは仲間たちを見渡した。


 どうせマルタンが帰って来るまで何もできないんだ……今夜はもう休むしかないか。


「ヴァン」

 風精霊にお願いした。

「扉のチェックをお願い。マルタンやピクさんが帰って来たら、すぐに知らせてちょうだい」


《え〜 オレがやんの?》

 緑クマさんが、びっくり! って感じに身をそらせる。

 マルタンが苦手なのは知ってる。ペースを乱されるから側にいたくないとか何とか、まえに言ってたわよね。

 でも、扉の監視だけなら、問題ないでしょ?

《いや、でもさー せっかくおん……いやいやいや、扉の監視役、オレじゃなくてもよくない?》

 だけど、ヴァンは機転がきくし、気が利くし、頼りになるし。

 ヴァンに頼みたいのよ。

《ふーん》

 別に扉にべったりと張りつかなくてもいいから。風にのって好きにふわふわしててもいいわよ。扉のチェックさえきちんとしてくれれば。

《……ま、そういうことなら、いっか》

 緑クマさんが、バッチンとウインクしてくる。

《んじゃ、またあとでね、オジョーチャン》



* * * * * *



 白い煙がたちこめた岩場の先に、宿はあった。


 クロエさんの魔法の照明が、闇に染まった辺りを照らしてくれる。

 チラホラと緑の戻った山裾。

 そこにある丸太小屋(ログハウス)が、目的地のようだ。人馬さんでも五〜六人は泊まれそうなほど、大きい。けど、灯りはない。誰もいなさそう。


「付近の部族と共用の施設なんです」

 滞留者がいなければ、当番の部族が月に何回か掃除に来るぐらいで、普段は無人なのだそうだ。


「裏手に川と炊事場、それから温泉があります」


「温泉?」

 アタシは、ピクッと反応した。


「ええ。ここは、古くからある湯治場なんです。病気や体に悪い所があるものは、ここに滞在して療養します。近場に、十二の湯があって、それぞれ効能が違うんです」

 うほ!

「温泉が十二も!」


 クロエさんが、笑顔で頷く。


 さっきマルタンが消えた岩場も、温泉地帯の一部らしい。もわもわの白い煙は、火山ガスや温水の煙だったようだ。


「小屋のすぐそばにも、三つ温泉がございます。後ほど案内しましょうか?」


「ぜひ! ぜひ! 入ってみたいです!」

 温泉、憧れだったのよ!

 天界で空中温泉に入ったけど!

 アレは、アタシの想像が、そのまんま形になっただけ!

 天然の温泉は、産まれて初めてなのだ!


 それに裏エスエフ界では、ぜんぜんお風呂に入れなかったの! 『お顔ふき君』や『ドライなシャンプー君』は、使ってたけど!


 戻ってすぐに幻想世界に来ちゃったから、湯あみをする暇もなかったのよ!


 温泉に入れるなんて、ちょ〜嬉しい!


 ジュネさんがウィンクしてくる。

「ここの温泉、お肌にいいみたい」

 おぉぉ!

「疲労回復効果もバッチリですって」

 やったー! 入る入る入る♪




「温泉ですか……」

 はしゃぐアタシの横で、アランは複雑な表情だ。

「有難いですが……正直、申し訳ないですね。あちらでは、シャルル様が必死に頑張っていらっしゃるのに……俺達ばかり……」


 ぐっ!


 くっ。


 くぅぅ……


………


 そうだけど……


 その通りなんだけど……


 でも!


 アタシたちが温泉をパスしたって、シャルル様がお元気になるわけじゃないし。

 マルタンが帰ってこない以上、ここに泊まらなきゃいけないし。

 何より! アタシたちが元気になるのが、いま一番大事だと思うの! ほら、アタシたち、還ったら戦わなきゃ……


 そこまで考えたところで、ポンと肩を叩かれた。

 赤クマさんが、無言でアタシを見つめ、

『何も言わなくてもいいよ。わかってるよ』って感じに頷いて……。



 くっ……


 そうよ! その通りよ! 今、アタシ、我欲にまみれてる!


 だけど、しょうがないでしょ!


 乙女として、もう限界なの!


 六日もお風呂に入ってないんだもん!


 シャルル様がたいへんなのは、よ〜くわかってます!


 けど!


 今日だけは! 温泉でゆっくりさせてもらいます! 本当にごめんなさい!

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