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きゅんきゅんハニー  作者: 松宮星
光の檻
207/236

新・しもべ戦隊参上ッ!

《おかえりなさーい》

 転移のまぶしい光が消えるとアタシの前に、笑顔のニコラが居た。オレンジのクマ・ゴーレムと手をつないでいる。


 アタシが口を開くよりも前に、後ろの方から声が飛ぶ。

「おい。ニコラ、アレックスは?」

《アレッサンドロおじちゃん? ずーっと外だよ》

「ほんとだな? くたばっちゃいねえんだな?」

《うん。元気だよー 時々帰って来て、テオおにーちゃんとお話してる》


 ホッとした。

 

『あなた、死ぬわね。水晶が私にそう告げたの。このままではあなた、早ければ三日後に死亡する』

 一週間前に、賢者ジャンの世界の女占い師さんはそう言ってたけど。


「悪い未来が回避できたのなら良かったわ」


「サンキュウな、ニコラ」

 白い幽霊が、リュカにかぶりを振る。

《ぼくもピアさんも何もしてないよ。がんばったのは、アランおにーちゃんとシャルルなんだ》

「は? お貴族様? あの野郎が、なにしたわけ?」

《悪いやつをおっぱらったみたい》

「て、誰?」

 ニコラが、かぶりを振り続ける。

《テオおにーちゃんに聞いて。ぼく知らないんだ、見てないから》


 ふーん?


「ニコラ。テオドールかシャルル、シャルロット様でもいい、誰か呼べるか? 魔法医の手配を頼みたい」

 ジョゼ兄さまが背負っていたマルタンを、ソファーへと寝かす。

 マルタンは、ぐったりしている。青白いを通り越した真っ白な顔色、目の下のクマはめちゃくちゃ濃くて、やつれていて……具合が悪いのは、一目瞭然だ。しかも、今、寝ている。てか、魂だけを異世界に飛ばす聖戦中。瞼を閉ざしたまんまなので、ちょっと()、死体のようにも見えるのだ。

 幼馴染(クロード)やセザールおじーちゃんも、心配そうにソファーの奴を見下ろす。

《マルタン、どうしちゃったの?》

「向こうで頑張りすぎたんだ。体力が落ちてるせいか、精霊の治癒魔法もほとんど効かず、この有様だ」

《あー それで魔法医(せんせい)? うん、わかったー シャルロットおねーちゃん、呼んでくるね》

 ニコラの姿がパッと消える。霊的な力で、移動してしまったのだ。残されたオレンジ・クマさんは、ちょっと寂しそう。




 間もなく侯爵令嬢が、ニコラと共に現れた。

「おかえりなさい、みなさま。ジョゼフ様、すみませんが使徒様をお連れになってお部屋を移っていただけますかしら?」


「わかった」

 兄さまが、マルタンを軽々と担ぐ。


 アタシの部屋は、関係者以外立ち入り禁止の魔法がかかってる。

 魔法医も召使も入ってこられないわけで。

 魔法医に診てもらうとなったら、部屋を移るしかない。


「ジャンヌさんたちは、このままお部屋でお待ちくださいまし。お戻りになられたことを、テオ兄さまたちにお話しておきますわね」




 扉のところまでメイドさんが運んでくれたワゴンを受け取り、とりあえずお茶にした。


 せっかくなので。家事全般が上手な風精霊を呼び出し、美味しい紅茶を淹れてもらう。

《どうぞ、オジョーチャン》


「美味しい……」


 心地良い香りに、ミルクの濃厚な味……苦味は全くなく、ほのかに甘い……

 水そのものが美味しいせいか、口残りもすっきり。


 紅茶も、いいけど!


 サンドイッチもミートパイも木苺のタルトもチョコレートもサクランボも、何もかもが……絶品!


 どれも美味しいわ!


「ねーちゃん、太るぜ」

 とか言いながら、リュカの手も止まらない。


 アタシたちの食べっぷりに、ニコラがきょとんとする。

異世界(むこう)でお食事できなかったの?》

「そーじゃないわ」

「こんなに美味い(もん)、久しぶりなんだよ」

 持ってた非常食は、シェルターの人にあげちゃったし! あっちの食事は、量は少ないわ、塩っ辛すぎたり、逆に味が薄すぎたり……仕方のない事なんだけど!

 てか、アタシ、あっちこっちの異世界に行ってるけど。美味しい物って、あんま食べてないのよね。

 長期滞在した精霊界は非常食で食いつなぎ。エスエフ界の食事は(栄養価は高いものの)薄味で食感が悪くて。魔界もなあ、サリーのお城に行くまで食事事情が悪かったし。

 グルメ旅ができた勇者が羨ましいわ! フリフリ先輩とか! 六十一代目のクリオス先輩とか!

「つーか……オレ、あったかいだけで、幸せ。もうすぐ夏なんだよな、この世界(こっち)……」


「ううう……美味しいね、すっごく美味しい」

 クロードは泣きながら、木苺のタルトを食べている。

「シェルターの子たちにも食べさせてあげたいなあ……」


……そうね。

 魔王戦の時にセドリックさんやマルタン君にお土産を渡せるよう、準備しとこう。日持ちするお菓子とか、新鮮な果物とかパンとか! お肉とか!

 あっち物質不足だし。魔法炉とか魔法機械とか渡したら、レイが喜ぶだろうなあ。




 ガッションガッション、ドスン、ドォン!


 派手な騒音がどんどん大きくなって、

「勇者様! みなさま! おかえりなさいませ! 『ルネ ぐれーと・でらっくす?』はいかがでしたかな?」

 歩く騒音発生機械こと、『迷子くん』を装着したルネさん登場。


「ややや? 使徒様はどちらに? 『魔力ためる君 改』の使用感をお伺いしたかったのですが……。は? レイ殿からメッセージ? どういう事でしょうか、セザール殿?」

 ルネさんは、セザールおじーちゃんに連れられて部屋の隅へ。

「実は……さる事情から、レイ殿は異世界に留まられることとなりまして……」

「レイ殿が? 裏エスエフ界に残留なさったのですか?」

『迷子くん』の頭部がこっちを向いたんで、その通りだと頷いておいた。

「あの世界は、『裏エスエフ界』ですか、なるほど、そう呼べばいいのですか……」

「それで? レイ殿は? 何時まで裏エスエフ界にご滞在で? 魔王戦前にはこちらに戻られるのでしょう?」

「少なくとも、十年はあちらに留まられるそうです」

「なんですとぉぉぉ!」

 ロボットアーマーの人が、あたふたする。

「ああああ! 何たることか! セザール殿の改造! メンテ! エネルギーパックの代替品の開発! 魔王戦の武器! さまざまな発明やら改造に、レイ殿のご協力をいただきたかったのに! 正しい機械知識をお持ちでいらっしゃるレイ殿がアドバイザーとなってくだされば、素晴らしい物がそれこそ無限大に、」

 セザールおじーちゃんが、ロボットアーマーの人に手帳を差し出す。

「レイ殿からこれを預かって参りました」

「レイ殿から……?」

「ルネ殿へのメッセージです」

 ひったくるように奪い、ルネさんが手帳をパラパラとめくる。けたたましいルネさんにしては珍しく、まったく騒がない。無言だ。食い入るように、手帳を見つめている。



《レイおにーちゃん、よそのセカイに残っちゃったの?》

 ニコラの問いに笑顔で応えた。

「ええ、そうよ。あっちの世界……裏エスエフ界は滅びかけていたの。あの世界を守ってってアタシがお願いして、レイに残ってもらったのよ」

《だけど、それじゃあ》

 白い幽霊が、大きな目を見開き、泣きそうな顔になる。


《しもべ戦隊クマクマ(エイト)は、どうなっちゃうの?》


……はい?


《クマクマ(エイト)だよ! アカグマー モモクマ〜 シロクマー クロクマー キーグマー ミドグマー ムラグマー ニジクマーで八体でしょ? 七号がいなくなっちゃうなんて!》


 あいつ、七号だったの????

 いつの間に、そんな話に????


《ぼくね……おねーちゃんがねてるあいだに、クマクマ(エイト)と遊んでたんだ》

 ああ、そういうこと……


《ピアさんもまぜたフォーメーション、いっぱい考えたのに……》

 ニコラの白い大きな目から、ポロポロと白い涙がこぼれる。


《だけど、ずっとクマクマ(エイト)バージョンはできなかったんだ。ジョゼおにーちゃんのピナさんがいなかったり、だれかがシサン(四散)してたりで……みんながそろう日を楽しみにしてたのに……》

 しょぼんとうなだれたニコラ。

 その肩を、ポンと優しく叩いたのは……

 人形(ひとがた)をやめて、緑クマに変化したヴァンだった。

《泣くなよ、ニコラ》

《ヴァンおにーちゃん……》

《奴はいなくなったが、死んだわけじゃない。生きてるのさ……オレたちの心の中に、永遠にな》


……そのセリフはくさいと思うわ、ヴァン。


 緑クマさんがチロッとアタシを見て、他のクマも出せと内緒でリクエストしてくる。

 その通りに、ピオさん、ソル、ピロおじーちゃん、ピクさんを呼び出した。

 兄さまのピナさん、導き手の仕事中のルーチェさんを除いて、これでクマさんズ全員集合だわ。


 五匹のクマさんが、ニコラの周りを囲む。

《ホホホ。七号は永久欠番にするつもりじゃクマー》

《おらたち、レイさんがいたこと、忘れねえだ》

《そのうえで、クマクマ(エイト)の未来を考えてゆこうかと、みなで話し合っておりまして……》


《せっかく考えた8匹フォーメーションが無駄になっちゃうのも、もったいないしー だからねー あのねー ニコラくんに、臨時メンバーになってほしーの》

 えへって感じに首をかしげる赤クマさん。


《ぼく?》

 とまどうニコラに、クマさんズが頷きを返す。

《でも、ぼく、クマじゃないし……》

 困った顔のニコラに、緑クマさんがウィンクを返す。

《けど、オレらと同じくらいフォーメーションに詳しいよな?》

《うん……そうかも……》

《大丈夫。オレたちは精霊だ。変身サイズも自由自在。ニコラの大きさに合わせっから、おまえ一人が浮くことはないぜ》


《ぼくが、おにーちゃんたちとおどるの……?》

 ニコラの顔がパーッと明るくなる。

 けど、すぐにハッとして。

 慌てて頭を横に振った。

《ぼくより、ピアさんの方が、》

 緑クマさんがチッチッチッと指を振る。

《ピアさんは、マスコット役。ピアさん込みのフォーメーションも考えたろ?》

《じゃあ、ラルムおにーちゃん……》

《だめだ、あんな大根》

 あらま、はっきりと。自業自得とはいえ、ちょっとかわいそうね、ラルム……。

《それにねー ラルムさんは四散したまんまなのー 今、いないのー》と、赤クマさん。

 そうなのよね。天界から落ちたアタシを庇ってそれっきり。一番最初に四散したくせに、あいつだけが復活していない。そろそろ復活したかな? って毎日呼びかけてはいるんだけど、まだ……。


《オレらはニコラがいいんだ。いっしょに、世界の平和とオジョーチャンを守ろうぜ》

 手を差しのべる緑クマさん、赤クマさん、白クマさん、黄色クマさん、黒クマさん。

 そのうえ、ピアさんまでやろうって手をさしのべてきて……



 かくして。

《アカグマー》

《シロクマー》

《クロクマー》

《キーグマー》

《ミドグマー》

《ニコグマー》


《六体そろって》

 クマさん達(プラス)臨時メンバー幽霊クマ(ニコグマ)が声をそろえて、叫ぶ。

《しもべ戦隊クマクマ(シックス)!》

 どど〜ん! と演出効果の六色の炎(といっても、赤白黒黄緑白だけど)! バンザイする五体のクマさんとニコラ! センター位置で、ピアさんまでバンザイしてる!


 いやん、かわいい! かわいい! かわいい!


 アタシとクロードは、拍手喝采!

 リュカまで拍手してる。意外〜 『しかたねーなー』って顔だけど……。あ、そっか。ニコラが参加しているからか。


《ホホホ。ニコグマよ、クマクマ(シックス)バージョンは完璧じゃな》

《息もぴったり! オレが見込んだ通り! おまえは輝いてるぜ、ニコラ!》

《ピナがきたら、クマクマ(セブン)バージョンやろーね♪》

《ルーチェさんが復帰したら、お待ちかねのクマクマ(エイト)バージョンですよ》

《こ、これから、おらたちといっしょにがんばろうな、九号》

 ニコラは、九号なのか!



 と、盛り上がってきたところで。

「何をやってらっしゃるんですか、勇者様……」

 テンションを一気に引き下げてくれるテオ先生、登場!

「しもべ戦隊新メンバーのお披露目会よ」

 言っとくけど、今回アタシはノータッチよ。ノリノリなのは、クマさんズとニコラ。アタシはただの観客なんだから。

『ふ〜やれやれ。のんきですねえ』って感じに、頭を振るテオ。このまえよりはしゃんとしてるけど、メガネの下の目ははれぼったいわね。また徹夜してるの? ちゃんと寝てないでしょ、あんた。


《テオおにーちゃん! ジョゼおにーちゃん! シャルロットおねーちゃん!》

 いい笑顔のニコラが、扉へと駆けて行く。

 テオからちょっと遅れて、兄さまとシャルロットさんも部屋に入って来た。

《ぼくね、クマクマ(エイト)に入れてもらったんだ。レイおにーちゃんの代わり。りんじメンバーなんだ。九号なんだよ》

「ほお。良かったな、ニコラ」

《ピアさんたちといっしょにおどるんだ!》

「あらあらあら。拝見するのが楽しみですわ」

《さっきクマクマ(シックス)バージョンやったんだ。ジョゼおにーちゃん、ピナさん、かして。そしたら、クマクマ(セブン)バージョンが》


「ニコラ君」

 テオがやんわりと、ニコラの言葉を遮る。

「私達はこれから会議です。情報を交換し合い、今後のことを相談します。あなたはどうしますか?」

《え?》

「会議に参加しますか? それとも、勇者様の精霊たちと遊ぶ方がいいですか?」


《会議に出るよ》

 ニコラは、あわててテーブルについた。リュカの隣の席だ。

《ぼくは、おねーちゃんのナカマだもん》


「立派ですよ、ニコラ君」

 テオが口元に笑みを浮かべる。

「それでこそ、『漢』です」

 そう褒められて、ニコラは嬉しそうに胸を張った。


 クマさんズは《またなー》とニコラに手を振って、契約の石へと戻っていった。うろうろしてニコラの気が散っちゃいけないと思ったんだろう。



「使徒様は、とてもとてもお疲れのようですわね」

 シャルロットさんも、優雅に着席する。

「ご自分に治癒魔法を多用し、無理に体を動かされたのでしょうね。治癒魔法がかかりづらい状態になっておられますわ。充分な睡眠と栄養のある食事をとって、ゆっくりご静養いただくしかありませんわね」


 あいつ……もともと、魔界での疲れが抜けきってなかったからなあ。


「仕方がない。あちらで『漢』として譲れぬ戦いがあったんだ」

 兄さまもテーブルにつく。

「あいつは力の限り戦って、勝った。大勝利だった。しばらくは休ませてやろう」


「シャルロット。使徒様はお部屋で静養中なのですか?」

「ええ」

「ご容態は? 回復まで、どれほどかかりそうです?」

 テオもテーブルまでやって来た。


魔法医(せんせい)は半月は安静になさい、と」

「半月……」

「ボワエルデュー侯爵家秘伝の魔力回復及び魔力増強用の食事をさしあげて、ルネさんの『魔力ためる君』で魔力補充をしてさしあげれば、回復はかなり早まりますわね。でも、それでも、五日は安静になさった方がよろしいかと」

「五日ですか……」

 テオが、重い溜息を漏らす。


「あいつが寝てちゃマズイの?」


「御力をお借りしたい事がありまして……」

 ありゃ。


 テーブルに肘をつき、顎の前で両手の指を組み合わせ、テオがジーッとアタシを見つめる。


 何?


 何か言いたいことがあるの?


「『あなたは、あなたの正義を貫かれるがいい。誰が何と言おうとも、あなたが正しいと思った道を歩まれよ。勇者の選択こそが、正しい未来なのだ』」

 む?

 それ、賢者ジャンの世界の、もと九十六代目シルヴィ様のお言葉でしょ?

 絵の部屋の向こうのことバラすと、マルタンが怒るわよ。


「そのお言葉……私も信じます。信じる事にします」

 テオが真っ直ぐな瞳で、アタシを見つめる……


「異世界でどのような旅をなさったのか、どのような仲間を何人増やされたのか、ぜひお伺いしたい。けれども、その前に、私の話を聞いていただきたいのです」


「……わかったわ」


「実は、勇者様……」

 一呼吸おいてから、テオは言葉を続けた。

「四日前に、ブラック女神の器……いえ、賢者様が私の実家――ボーヴォワール邸を襲撃しました。絵の部屋及びアレッサンドロさんの命を狙っての事です」


 は?


「それで? ドロ様は?」


「ご安心ください。シャルルとアランの活躍で、怪我一つ負われていません」


 ホッ。


「どころか、賢者様を捕らえるのに成功しています」


 え?


「シャルルが異世界の女神の奇跡をもたらしたのです。強力な石化魔法によって、賢者様は石像と化し、ボーヴォワール邸の庭に留まっています。シャルルや、アレッサンドロさんの精霊達、聖教会の僧侶様方が監視してはいますが、正直……石化魔法が解けたあの方と戦える戦力ではありません。あの方を封印するにしろ浄化するにしろ、それが可能なのは使徒様だけだと私は推測します。我々は今後どうすべきでしょう? 勇者様のお考えを伺いたいのです」

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