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きゅんきゅんハニー  作者: 松宮星
氷の世界
200/236

未来は僕等の手の中

 目の前が、真っ白に。


 それは、ほんの一瞬で直ったものの。

 たちくらみがして。

 血の気が引いた。

 冷たい汗を感じる。


 心臓がドクンドクン早鐘のように鳴っている。

 胸が締め付けられるかのように苦しい。


 アタシの目は、マルタンに釘付けだ。……正しくは、アタシに降りて来た方が凝視してるんだけど。


「あなたは……」

 アタシの口が開く。

 しゃべっているのも、もちろんアタシじゃない。アタシに憑依した人だ。


「ああ、そうか……そうなのですか。何となく……わかりました(・・・・・・)。あなたが……あなたこそが……『あの方』の……」


 いきなり異世界に召喚されて。

 何の説明もされず。

 いきなり『何となくわかった』とか言い出しちゃう先輩といえば!

 霊能者のサイオンジ サキョウ先輩!

 アタシに降りて来たのは、サイオンジ先輩……ですよね?


「ここは……『あの方』の故郷……。ジャンヌさんのおかげで、ぼくは舞い戻れたのですね……。しかし、ここはあまりにも……」


 けど、なんか変。

 先輩は、笑顔がトレードマーク。これまでは、先輩に憑依されたとたんに肩から力が抜けまくり、顔の筋肉も緩みっぱなしで、満面の笑顔になっちゃってたのに。


 眉間に皺を寄せ、唇を噛みしめ、身を震わせるなんて。

 アタシの中のサイオンジ先輩は、ただマルタンを見つめている……。


「荒涼とした雪と氷の世界……ぼくのせいですね。ぼくが依代であり続けてしまったがために……ぼくは何という、取り返しのつかないことを……」


 サイオンジ先輩?


 やけにシリアスというか……


 霊能の力で何かを見ているんだろうけど……


 いったい何を?


「もしかして、初めてぼくに降臨した時からご存じだったんですか、ぼくが何者か……。……いや、聞くだけ無駄ですね。あなた様は神の使徒だ。全ては、神々の掌の上……」


 アタシの横のクロードが首を傾げる。

「えっと……サイオンジさん? ジャンヌに憑依してるのは、英雄世界のサイオンジ サキョウさんですよね? あの、その、どうしたんでしょう?」

 先輩の様子がおかしいって、クロードにもわかったようだ。


 アタシに憑依した先輩が、静かに頭を振る。

「ぼくは……ぼくの罪の原点に帰って来たんです。言葉を何千何万重ねたところで、もはや手遅れですが……ぼくが『真の勇者』ではなかったことを、深くお詫びいたします。あなた様と『あの方』に関わる全ての方、そしてこの世界に謝罪します」


 むむむ?


 どういうこと……?


「ずっと気がかりだったんです。あなた様の世界が、清らかな『あの方』の存在で保たれていたとわかっていたのに……。ぼくは『あの方』を戦いに巻き込み、そして……」


「サイオンジ サキョウ」

 澄んだ声が、空気をひきしめる。

 響いたのは、生命力と自信に満ちあふれた豊かな声だ。


「きさまがいくら過去を悔いたところで、何も変わらん。自己満足な謝罪など、聞きたくもない。時間の無駄だ」

「……申し訳ありません」

「己の愚を恥じるのであれば、次こそはしくじらぬように生きろ。死にたいのであれば、死んでみせろ。だが、しかし。それが、神の御心に叶う行為であるかは、人の身では測りきれん。きさまが『あの方』の死をひきずっておるように、きさまが死ねば『あの方』がきさまの死をひきずろう。悔いるべきは、どちらかの『死』を選ばざるをえなくなった状況。きさまらは、二人とも努力の方向性を間違えたのだ。俺はそう考える」

「努力の方向性ですか……」


「フッ。しょせん、雑魚は雑魚、脇役は脇役だ」

 両手を胸の前でシャキーンと交差(クロス)させ、指無し手袋の甲の五芒星マークを見せつける、マルタン得意のアレなポーズだ。

「敵が強大であるのなら無理などせず、絶対的で最強な神のごとき存在に頼っておけば良かったのだ・・そう、たとえばこの俺のような男にな!」


 そこで、わっはっはっはと高笑いしてから。

 使徒様は、びしぃぃっと指をさした。アタシ、てか、アタシの内の先輩に向けて。


「サイオンジ サキョウ! 神の使徒たるこの俺に協力しろ! 俺は、この世界でデカイ面をしている邪悪を祓う! きさま、助手になれ! 何でも見通す眼で、倒す策をひねり出すのだ! 俺のために働け!」

 お願い事する時も、上から目線なのね、あんた……。


「承知しました。あなた様のために力の限り働きましょう」と、サイオンジ先輩。


 アタシの横でクロードが、「いいなあ……」とボソッとつぶやく。

「サイオンジさん、使徒様に名前を呼んでいただいてる〜 もっともっと頑張って、ボクも使徒様に認められる男にならなきゃな!」

……そいや、あだ名じゃなく、名前で誰かを呼ぶなんて珍しい。……てか、初めて?

 サイオンジ先輩は特別扱いなのね。英雄世界で、先輩を憑依体にしてるから?


 それとも、先輩と何か因縁があるから……?




「状況説明をお願いします。ぼくは微弱な能力者です。視えるといっても、ぼんやりとしか視えない。全部の情報が把握できているわけではありません」

 マルタンのアレな説明を、しもべさんが言い替え、兄さまが捕捉し、セザールおじーちゃんがアタシたちにできる事を伝える。


 英雄世界の霊能者は、腕を組み、うつむき加減となった。


 先輩、がんばってください。神降ろしが得意な先輩なら、この状況を打破できそうな神さまを降ろせますよね?

 って思ったら、先輩はかぶりを振った。

 憑依体になってるアタシの考えを読んだのだ。心話(テレパシー)は使えないものの、いろんなことが視えてしまう能力者だから、アタシの心の内がわかって(・・・・)しまったのだ。

「たいへん残念ですが、この世界の神は降ろせません」

 あら。

「この世界のいと高き方は、あまりにも変わり果てたお姿になっておられる。狂神……ですね。荒ぶり、喰らい、滅ぼすことにしか、心を向けておられない。下手に降ろせば、この世界で最終戦争が起きます」


 げ。


「それに、どうやら……それを、神はまだお望みではない。愛し子への想いゆえに、暴走をすんでのところで止めておられる。真の狂神となられるのは、この地上からあらゆるものが死に絶えた時でしょう」


 マルタン君たちが全滅したら、ここの神さまは邪悪に喧嘩しかけちゃうってわけね。

 最終戦争勃発か……


「この世界の魔王――ジェラールは、その狂神の力で支配領域をつくっているんだな?」

 兄さまの問いに、先輩が頷く。

「そうです。狂っておられても、いえ、狂気に陥っておられるが故にですね、ここの神さまは凄まじい力を信者に与えてしまっているんです。邪悪の器となっているジェラール様すら、己の信奉者と認識して、ね」

 ジェラール()……?

「なので、ジェラール様の第八の扉を破るには……同等か、それ以上に強力な第八の扉が必要となるわけです」


 サイオンジ先輩が、右手と左手の人差し指の指先を合わせる。

「第八の扉同士が激突した瞬間が、こうです。で、どちらかの第八の扉が微弱であればこうなり、」

 左の指がポーンと大きく弾かれる。

「実力が伯仲していれば、拮抗状態となります」

 再び人差し指がくっつき合う。

「互いに振るう御力が等しければ、互いの存在は同等と言える。少なくとも、いと高き方はそう思われる。『第八の扉』は混ざり合い、排他の力は無効化されます。つまり……」

 サイオンジ先輩が、アタシの口元ににこやかな笑みをつくる。


「拮抗した瞬間、ジョゼフさんの光精霊の光速移動でジェラール様に急接近をして、使徒様が神の奇跡を起こされれば全てが終わります。使徒様の大勝利となるでしょう」


「よぉし。わかった。あっぱれだ、サイオンジ サキョウ。その目で、よくぞ真実を見抜いてくれたな」

 とことん偉そうな奴に、

「いえ、あなた様のお役に立つことが、ぼくの贖罪ですから」と、先輩が頭を横に振る。


「いや、でも、ちょっと待ってください」

 クロードが手をあげる。

「倒し方はわかりましたけど! 魔王に匹敵する第八の扉って、誰がつくるんです? サイオンジさんですか?」


「ぼくですか?」

 アタシに憑いた人が頭を掻く。

「不可能です。十二の扉は、こちらの神官一族のみが使える血族の力。ぼくでは、百%無理ですね」


「第八の扉を開けたことのある霊を降ろしても駄目ですか?」


「……亡くなった方々に助力は乞えますが……同等の能力者がいません。ジェラール様は、第十の扉まで開かれたただ一人のお方。欲しいのは、ジェラール様の第八の扉に拮抗する第八の扉なんです」


 ぐ。


 ようするに、セドリックさんの第八の扉でも駄目ってことね。


 んじゃあ、マルタン君なら? あの子、天才でしょ? お父さん以上になるだろうって、セドリックさんも。


「……シェルターの子供は、いずれ父を越える……かもしれない。越えないかもしれない。今後、彼がどんな道を歩むかによって成長も異なります」

 むぅ。

「そして、現在は第五の扉までしか開けていない。予知夢と同じ極限状態に置けば開眼するかもしれませんが……五才の幼児ですよね? 悪夢の中に置くことを望まれますか? ジャンヌさん、勇者であるあなたが」


 アタシは心の中でかぶりを振った。

 あの子を地獄に追いやるなんて、ぜったいにダメ。

 あの予知夢を現実にしたくない。あの子の嘆きを本物にしたくない。傷つけたくないんだ。


「ですよね、今はあの子供に未来を託すべきではありません。未来を切り開けるお方は、おそらくただお一人……ジェラール様と同等……いえ、それ以上の力をお持ちの、素晴らしいお方……」


 アタシに憑依したサイオンジ先輩が、まっすぐにマルタンを見つめる。



「あなた様は、内なる十二の霊魂をお持ちだ。その御力は、ジェラール様を凌駕しておられます。あなた様の第八の扉ならば、ジェラール様の扉を弾く事すら可能でしょう」



 神の使徒が、不快そうに眉をひそめる。

「限定条件が足りんぞ、サイオンジ サキョウ。第八の扉は、この世界の神の信奉者でなければ創造できん。この世界の神は・・俺にとって異教の神だ。今の俺(・・・)には完全に完璧に毛ほども助力せんだろう」


「その通りでしょう。しかし、この世界のいと高き方は正気を失っておられます。邪悪に堕ちたジェラール様を己の信奉者と勘違いなさってしまうほどに。……更に勘違いをしていただきましょう」

 ニコニコと笑いながら、先輩がアタシの荷物入れに手をつっこむ。

 中から取り出したのは、黒革の本。

 セドリックさんから預かった、時空を司るナントカ神の教典だ。


「並行世界のあり方は、世界ごとに異なりますが……ここは神によって創られた複写(コピー)……いや、保存データ……バックアップみたいなものですね。おそらくは、『やり直し』の世界……おわす神は同じ……」

 独り言のようにつぶやいてから、先輩は教典をマルタンへと差し出した。

「これと、一之瀬さんの共有幻想。その二つがあれば、ここの神さまを騙せると思いますよ。神の使徒様、その教典を手に取っていた日のことをどうか思い出してください。口になさる必要はありません。思うだけでいいのです。それを一之瀬さんの能力が読み取り、現実そのものの幻影を生み出します。その輝かしき幻影を、おそらくは……神さまは愛し子の姿ととらえられるでしょう」



* * * * * *



「え〜 それでは、ぼくが還ってから十分……いや、できれば三十分経ってから、一之瀬さんを召喚していただけますか? あ〜 一之瀬さんではなく、勇者名の『フリフリ』さんと言った方がいいんでしたっけ。まあ、ジャンヌさんからお呼びがかかるって、フリフリさんに知らせておきますので。準備しとかなきゃ、いろいろ危険なんですよ。車の運転中だったら、命に関わりますし」

 アタシに憑依中のサイオンジ先輩は、にこやかに微笑んでいる。

 そいや、先輩、エスエフ界の時は入浴中だったのよね。魂だけアタシのとこに飛んできて、肉体は溺死のピンチだったとか。

 魔界の時はトイレだったみたいだし。

 つくづく召喚運が無いというか。

……今回は?


「授業中でした」

 サイオンジ先輩が、ひたすら明るく笑う。

「教科書片手に、教壇に立ってたんですよ。いやぁ、授業中に教師がいきなりぶっ倒れたわけですから、クラスのみんな動揺してるでしょうね。トラウマにならないといいんですけど」

 て! 今回もマズイ状況じゃないですか!

「まあ、肉体はただ寝てるだけなんですがね。脳卒中の疑いありで病院に搬送中かなー? それとも、保健室に運ばれただけで済んだかなあ?」


 早く帰ってください、先輩!


「ははは。還りますよ。フリフリさんに電話しなきゃいけませんし」

 そこでゆるみきっていたアタシの表情が、ちょっとひきしまる。

「ジャンヌさん……賢者様のことでお心を痛めておられるようですが……」

 お師匠様がブラック女神のもとへ行ってしまったことも、先輩にはわかっているようだ。人には視えないものが視え、いろんな事実(こと)が何となくわかってしまう先輩には全てがお見通しなんだ。

「とんでもない。ぼくの力では、視たいと思うものは視られません。漫然と流れてくる意味があるかないかわからぬ情報(もの)を、ただ視るだけ。ぼくの能力は、その程度のものなんです」

 それでもすごいと思うけど。

「ぼくなんかより真の『勇者』であるあなたの方が、素晴らしいです。ジャンヌさん、あなたの選ぶ道はぜったいに正しい。この先も、自分を信じて未来を切り開いていってください」

 ありがとうございます。


 サイオンジ先輩が、マルタンに丁寧に頭を下げる。

「神の使徒様。あなた様の器であれることを、ぼくは誇りに思います。正義の為であれば喜んで死に、聖戦の礎となりましょう。必要とあらば、この命、いつでもお使いください」


「あっぱれな心がけだ、サイオンジ サキョウ。きさまに、神のご加護があらんことを」




 サイオンジ先輩は還り、次の召喚まで三十分の自由時間ができた。


「・・三十分経ったら起こせ」と、使徒様がお眠りあそばしたので。

 天幕の中はしもべさんに任せ、アタシたちはセザールおじーちゃんと合流した。


 レジーヌさんが持たせてくれた防寒着だけど。

 寝る前に使徒様は『俺の僧衣は戦闘服だ』と言って、着替えるのも重ね着も、拒否。

 んじゃ、みんなで分けようかとしたものの。

『動きにくくなる』からと、兄さまはパス。

『サイボーグ体には必要ありません』と、セザールおじーちゃんも遠慮。

 アタシとクロードで分け合う事になった。


 アタシもドワーフ製鎖帷子を下に着てるから、胴着部分は寒さ知らず。でも、それ以外の部分は普通に暑さ寒さを感じる。手袋とマフラを借りることにした(既にタイツは借りている! シェルターでも毎日履いてた! アタシ、スカートだから!)。

 クロードはセーターを借りた。ローブの下に着るって言うから、着替えの間、後ろを向いていてあげた。

 それでも防寒着は残ってたんで。しもべさんに預けておくことにした。使徒様の気が変わったら、着てもらうということで!


 兄さまは、ピナさんを通じてピオさんと交信。

 向こうは特に異常なし。

 こっちは「神の使徒とボス戦に行く」と状況も伝えてくれた。


 アタシも、契約の証を通じて、向こうに残ってる精霊達――ピオさん、レイ、ヴァン、ピクさんと相談した。


 今、呼ぶか。必要になったら呼び寄せるかを。


《呼ぶんなら、戦闘スタートまえがいいよー ほらー 英雄世界でさー ジャンヌ、精霊を呼び寄せられない結界に捕まったじゃない? ピンチになってから呼んでも、手遅れだったりするかもかもー》

《なれど、敵の思考が読めぬ。予知夢の件もある。シェルターの護りを突破されし時の備えも必要であろう。シェルターに、最低でも一精霊は残しておくことを勧めるのである》

《盗賊の坊やもこっちに居るしな。ま、二精霊は残した方がいいと思うぜ。その場合、オレかレイのどっちかはこっちに残留で。いちおう、いろいろ経験つんでるベテランなんでね》

《おら、治癒魔法使えるから……そっち行った方がよくねえ? それとも、こっちで怪我人でた時のために、残ってた方がいい?》


 ちょっとだけ考えた。

 雑魚の掃除は、兄さま、クロード、セザールおじーちゃんが担当する予定。

 ボスのとどめは、マルタンが刺す。

 アタシの役目は、特にない。フリフリ先輩に体を明け渡しちゃうから、精霊を使役して何かできるわけでもないし。


 精霊(だれか)にこっちに来てもらっても、特に仕事が無いかなあ?

 アタシの体の護衛は、ソルがやってるし。

 怪我人の治療役には、使徒様が居るし。兄さまのバリバリも、クロードのユーヴェも光精霊ではあるし。手は足りてるかな?

 まあ……雑魚掃除を手伝ってもらえれば、兄さまたちがちょっと楽になるかも?


《なら、ボクとレイさんで決定だね! アタッカー・タイプだもん!》


《さようであるな。主人よ、吾輩を呼び寄せるのであれば、シェルターには分身を残すこととする》

 へー 分身。

《本体の百分の一程度の能力しか持たぬゆえ、防衛の役には立たぬ。しかし、知性は本体と同等。分身にシェルターの人間の教育を継続させつつ、本体が戦闘に参加いたそう》

 つくづく……あんたってば、いろいろ便利な精霊よね。



 使徒様をお起こしするちょっとまえに、レイとピオさんを呼び寄せて。

 兄さまはウォーミングアップ済み。

 クロードも精神集中済み。

 セザールおじーちゃんも、黒いサングラスをかけ、戦闘モード。右手は銃、左手はソードに換装済みだ。


 全員準備おっけぇ!


 なので、歴代勇者のサイン帳に手をあて、願った。


「フリフリ先輩来てください!」って。

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