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きゅんきゅんハニー  作者: 松宮星
幻想の野
20/236

名を与えよ、さらば魂は吹き込まれん

 岩山の頂上で、竜王デ・ルドリウ様は、どこからともなく金の深皿を取り出した。

 物質転送の魔法で、呼び寄せたんだろう。


《一つづつ取るがいい》

 取っ手のついた金ぴかな深皿が、アタシ達の前の宙を漂う。

 深皿に山もりとなっているのは、黒い小石だ。

《我が魔力がこもりし石じゃ。一番最初に触れ、名を与えたものを仮の主人とし、ゴーレムが生まれる》 


 竜王デ・ルドリウ様が、アタシ達にゴーレムを貸してくださると言うのだ。

 しかも、人数分。六体も。

 太っ腹!


《危険な荒野を旅する助けになろうし、これなくばそなたらは立ちゆかなくなる》


 ゴーレムは、魔法によって、土くれと岩より変化するものだ。


 幻想世界では、わりとポピュラーな使い魔。力持ちで食事いらずのゴーレムは、番人やら召使いやら工事現場の労働力として大活躍だ。しゃべれないから、不平不満も言わないし。


 さっきアタシ達を取り囲んでいたゴーレムは、どっかの魔法使いの使い魔か、主人に捨てられて野生化した『はぐれゴーレム』。

 魔力によって生まれ、魔力によって生かされるゴーレムは、幻想世界ではほぼ不死。

 空気にまで魔力があふれてるから、エネルギー切れなんかありえないわけで。

 創造主が『無に帰す』ことを望むか、浄化魔法でいびつな存在を清められない限り、消滅しないのだ。 


『勇者の書』にそう書かれてたから、知識としては知っていた。


 でも、実物を見たのはさっきが初めて。

 当然、使役したことなんかない。


《むろん、創造主たる予こそ真の主人である。が、そなたらにも絶対服従を誓い、意のままに変形し、あらゆる願いを叶える為に働く》 

 つまり、アタシの忠実なしもべ?

 乙女を守る岩石巨人?

 いいなあ、それ♪


《遠慮せずともよい。客人には、みなゴーレムを与えておる。小さきものの世話は、予にはできぬゆえ。接待用ゴーレムをあてがっておる》

「メイド代わりだ」と、お師匠様。

 むぅ。そう言われると、ロマンないなあ。


 お手本って形で、お師匠様が黒の小石を一つ取る。

「ゾゾ」

 お師匠様が『名』を与えると、指先でつまんでた小石がピカッと輝く。

 宙に放り投げたそれが、見る見る大きくなってゆき、人の形をとる。

 お師匠様の前に、目も鼻も口も耳もない、人の形をしただけの黒いものが現れる。女の子の名前だけど、胴体には凹凸がない。胸もお尻もぺったんこ。背の高さは、お師匠様と同じくらいだ。

「ゴーレムは、主人が心に描く姿となる。人型以外にも、鳥にも動物にも、乗り物にもなる。必要に応じ、形態を変えさせることも可能だ」


 へー


 変身しもべ、か。


 宙に浮かぶ金の皿が、アタシの前にやってくる。

「ジャンヌ」

 お師匠様に促され、アタシは皿に盛られた黒の小石へと手を伸ばした。


 お師匠様がつくったような、のっぺりしたゴーレムじゃつまんない。

 側に置くのなら、格好いいのがいい。

 ゴーレムらしくごっつく?

 ワイルドに?

 だけど、メイド役もしてもらうのよね。ごっつすぎるのは、却下か。

 小型の……戦うメイド・ゴーレム?

 メイドさんの衣装って、わりと好き。でも、岩じゃなあ……萌えない。メイドさんは、ヒラヒラ、フワフワしてるから可愛いんだもん。むぅぅ。


 ん?


 そうだ!

 身の回りの世話をしてもらうのは、メイドじゃなくてもいい! 男の召使いでもいいんだ。

 執事もおっけぇ?

 渋くて美形な、おじいちゃん執事?

 老メガネ、白髪、深い皺……

 ああ……いい、かも……

 名前は、定番のセバスチャン?


 アタシだけのおじいちゃん執事か……


 うっとり……


 あ。


 うわぁぁぁ。


 駄目だ。


 ゴーレムは、しゃべれないんだった。

 お嬢様を思いやっての、お小言をクドクド言う……そこに、執事の様式美があるのにぃぃぃ。

 しゃべれないのかぁぁ。

 それに、今、気づいた。黒石からだと、白髪のおじいちゃん執事を作るのは難しいんじゃ?


 むぅぅぅ……

 どーしよ。

 黒い召使い?

 イメージがまとまんないよ。


「ジャンヌ?」

 小石を持ったまま固まったアタシを、お師匠様はいぶかしく思ったようだ。


 デ・ルドリウ様も、アタシに助言を与えてくれる。

《無聊を慰める、愛玩物として使ってもよいぞ。口のきけぬ、岩だがな》

 愛玩物……

 ペット、おもちゃ……


 ふと思い出した。

 昔、真っ黒なぬいぐるみを持ってたって。

 可愛いのに、ちょっぴり悪そうで、ふわふわのもこもこで……

 お気に入りの、一人だった。


 名前は……


「クロさん……」


 名前を与えたことで、小石は変化してゆき……


 アタシの望んだ形になった。


 アタシの生み出したものを見て、周囲から歓声があがる。

 そうよね、この姿を見たら、みんな、夢中になっちゃうわよね……


 胸がいっぱいになった。

 懐かしい姿。

 ちっちゃい頃、大すきだった子が、そのままの姿でアタシの前に現れたのだ。



 胸がキュンキュンした……



 心の中でリンゴ〜ンと鐘が鳴る。

 欠けていたものが、ほんの少し埋まっていく、あの感覚がした。


《あと八十六〜 おっけぇ?》


 と、内側から神様の声がした。



「そのゴーレムを仲間にしたのか?」

 お師匠様の声は、いつも通り抑揚がない。

 だけど、びっくりしてるっぽい。


 アタシも驚いてた。

 魔法生物のゴーレムは『男』ってわけじゃない。

 なのに、伴侶枠入りしたのだ。


 キュンキュンすれば、無性でも、もしかすると同性でもいいのかも?


 ちょっとした驚きだった。けど、ンなこと、今はどーでもいい。


 アタシはしゃがみこんで、現れた子に抱きついた。

 硬くて、冷たい。

 見た目は、ふわふわのもこもこなのに!

 残念。

 でも、しょうがないか。もとは小石だし。


 それに……


 アタシはハグするのを止め、ちょっと顔を離してその子を見つめた。


 ちっちゃい。

 背はアタシの膝ぐらい? 抱っこすると、ちょうど胸の中にぴったりおさまるサイズ。だけど、重たいんだ。持ちあげるのはやめといた。

 アタシを見上げる姿は、心躍るものだった。

 垂れたお耳と、つぶらな丸い瞳、かわいらしいお鼻。全身を覆う毛は、闇のように黒い。ふわふわで、やわらかそうに見える。

 後ろ足で立ってる、ラブリーな黒ウサギ……

 なんだけど!

 衣装がいいのよ!

 白の学ランに、長いお耳とお耳の間にちょこんとのってる白の学生帽! でもって、鉄下駄! さらに、長い楊枝ならぬ牧草をくわえているのだ!

 伝説のヒーロー『番長』! アタシ達の世界には存在しない、ファンタジーな職業だ。

 一説では、英雄世界出身の七代目勇者『ヤマダ ホーリーナイト』先輩がモデルだと言われている。けれども、さだかじゃなくって……

 ともかくも、『番長』というのは、さすらいの正義の味方! 物語に描かれる時も、何処からともなく現れて、悪漢を倒し、鉄下駄を鳴らして去ってゆく格好いいヒーローなのだ。


 クールで一匹狼な番長……

 それが、ウサギなのよぉぉぉ!


 このアンバランスさが、もう……凶悪なほど……


「かわいい! かわいい! かわいい!」

 アタシは、黒ウサギのクロさんを抱きしめた。

 衣装は白だし、牧草は緑。大好きだったクロさんが、ちゃんと再現されている。黒石は、黒以外にも変化できたようだ。おじいちゃん執事もつくれたかもしれないけど、もう、そんなのどうでもいい。

 クロさんに会えたんだもん!


 ものいわぬクロさんが、つぶらな瞳でアタシを見つめ……

 その長〜い垂れたお耳がほんのちょっとぴょこっと上がり、両前足でやさしくアタシの頬をポンポンしてくれて……


 きゃぁぁ!


 このクロさん、動く! ぬいぐるみと違って、リアルなクロさんなのだ! やわらかくないけど、いい! 許す!


「ジャンヌぅぅ! 次! ボク! ボクにも、抱っこさせて!」

 クロードがやけに興奮した声で、迫って来る。


「ジャンヌ……俺にも、少しだけ貸してくれないか?」

 兄さまも、抱きしめたそうに手をわきわきとさせている。ガキ大将な外面(そとづら)は守ってたけど、兄さま、けっこうファンシー好きだったものね。アタシのぬいぐるみ遊びにも付き合ってくれたし。


 だけど……

「だめ! クロさんはアタシのだもん!」

 渡すものかと、クロさんを抱きしめた。


「ジャンヌの意地悪ぅぅ」

 何と言われても、嫌。べーっと舌を出した。

「欲しかったら、自分のクロさんを作れば?」


 幼馴染(クロード)が、『あ、そっか』って顔になる。

「よぉし! ジャンヌのクロさんより、もっともっとかわいい子つくっちゃうぞ!」


「……クロさんも捨て難いが……そうだな、何でも作れるのなら……」

 兄さまが浮き浮きとした感じで、ゴーレムの素の小石を手にとった。


 どんな子が生まれても、アタシのクロさんにかなうもんですか!


……そう思ったんだけど……


 クロードと兄さまの前に現れた子達は、あまりにもラブリー過ぎた。



 胸がキュンキュンして、キュンキュンした……



 心の中でリンゴ〜ン、リンゴ〜ンと鐘が鳴る。

 欠けていたものが、ほんの少し埋まっていく、あの感覚がした。


《あと八十五〜 おっけぇ?》

 と、内側から神様の声がした。

 と、思ったら、すぐさま、

《あと八十四〜 おっけぇ?》

 てな神様の声が続いた。



「ゴーレム作りはしばし待て。エドモン、マルタン、黒の小石に触れるな」

 お師匠様が、珍しく大きな声をあげた。

「……わかった」

 サブジョブ狩人の人は短く答え、使徒様はまだ寝こけているので当然返事はなし。


 クロードや兄さまは、お師匠様がそんな事を言い出した理由を知らない。

 しゃがみこんで、ただただ満足そうに、かわいい子たちを抱きしめてるだけだ。


 仲間枠が見えないから、アタシがその子たちまで伴侶にしたってわかってない。


 さすがに、アタシもびっくり。


 かわいいなあと思ったわよ。

 でも、ゴーレムはもう仲間にしたのよ。

 なんで伴侶にできたわけ?


 同じジョブは仲間にできないんじゃ?


「……おまえ達、ゴーレムについて説明してくれ。どういう設定なのだ?」

 お師匠様の問いに、クロードがゴーレムを抱きしめながら答える。

「この子? ミーだよ。近所のおばあちゃんが飼ってた、ネコちゃん」

「ミー?」

 アタシと兄さまがぴくっと反応する。

「ミレーヌおばあちゃんちの、ミー?」

「うん、そう」

 クロードが大きく頷く。


『ネコおばあちゃん』のミレーヌおばあちゃん家に、みんなでよく遊びに行った。飼いネコ、半野良、いれかわりたちかわりでいつも十匹以上、お家の中をネコちゃんが歩いていたのだ。

 自由きままなネコちゃんの中にも、愛想のいい子もいた。子供が触っても怒らない、心の広い子も。

 ミーは、比較的触らせてくれるネコだった。たいてい日向で眠ってた。撫で撫ですると、ちょびっと目を開ける。あくびをして、また、眠る、そんなネコちゃんだった。


 ピンとたった耳、盛り上がって見える厚手でふわふわとした黒の毛、金の目、ちょっと潰れたような愛嬌のある鼻、もこもこの太い尻尾。


 言われてみれば、ミーだわ、この子。


「ミーは、おばあちゃん家のボス猫だったんだ。あと、ネズミとりが上手な『ネズミとり屋』だったんだ」

 クロードが、クスンと鼻を鳴らす。

「……おととし死んじゃったけど」

 そっか……そうなのか。

 てか、ずっと、こいつ、おばあちゃん家に遊びに行ってたのか……

 クロードが、ミー・ゴーレムをハグする。冷たいやとえへへと笑いながら、クスンクスン鼻を鳴らして。


 けれども、お師匠様が気にしていたのは別の事だった。

「『ボス猫』で『ネズミとり屋』……ジョブはいづれか、か?」

 何のジョブでアタシがゴーレムを仲間にしたか。問題は、そこのようだった。


 戦士を仲間にしたら、もう戦士は仲間にできない。

 考えてみれば、ゴーレムって種族名だ。

 クロさんにしても、ジョブは『ゴーレム』じゃないわけで……『番長』? 『ジャンヌのしもべ』?

 ミーは『ボス猫』か『ネズミとり屋』か……『クロードのしもべ』?

 あ〜 『しもべ』はジョブ被りになるか、違うか。


 アタシとお師匠様の視線が、兄さまへと向く。


 ハッとしてから、兄さまがしゃきっと立ちあがる。

 お師匠様にニヤケ顔を見せたくないようだ。

 えっへんと咳払いする兄さま。取り繕ってるけれど、頬が赤い……


「ジャンヌが喜ぶと思ってな……思い出のものをゴーレムとした」


 うん、喜んだ。

 でも、アタシ以上に兄さま、喜んでるでしょ?


 クマのピアさんだもん。


 ピアさんは……

 茶というよりはオレンジな毛皮で、口から鼻のあたりだけが白みがかっている。もこもこの毛皮、つぶらな黒い瞳、小さなお鼻、小さなお口、丸いかわいいクマ耳。

 頭が、とっても大きい。だもんで、体は丸々としてるんだけど、細く見える。二頭身しかない。

 まさにぬいぐるみ。ぬいぐるみ以外のなにものでもない。

 そんな子が後ろ足で立って、つぶらな瞳で見上げているんだ。

 平静を装った兄さまの顔が、再びデレてくる。


 アタシもピアさんは好きだったけど……

 兄さまのが、ものすごぉ〜くピアさんが好きだった。

 ベルナ・ママにお願いされたのだ。『たまにでいいの。他の子がいないところで、こっそりジョゼに貸してあげて』って。

 隠れファンシー好きの兄さまの為に、デキタ妹のアタシは『いっしょに、ねんねしてあげて』って夜にピアさんを託したりした。

 ピアさんは、兄さまの夜のお友だちだったのだ。

 昔は兄さまも、いたいけな子供だった。ピアさんと寝ても、問題なかった。今の兄さまがピアさんを抱っこして寝るのは、かなりアレだろうけど。


 アタシはお師匠様に、ピアさんの説明をした。

「ピアさんは、森のクマさんシリーズのぬいぐるみなの。職業は、森の消防士さん」

「消防士か……」

 お師匠様が溜息をつく。



《シメオン、予の城ではゴーレム無しには過ごせぬぞ。残りの者にもゴーレムを持たせよ》

 とデ・ルドリウ様に言われ、お師匠様はエドモンに『ジャンヌがキュンキュンしない形態のゴーレムを作るのだ』と命じた。

「ゴーレムたちは、デ・ルドリウ様の使い魔。幻想世界で一番強い方が魔力で生み出したものだ。弱いわけではない。しかし、戦闘力はデ・ルドリウ様と比べるべくもない。魔王に100万ダメージは無理であろう」

 そっか……じゃあ、もう萌えないようにしなきゃ。

「これ以上、ゴーレムをジャンヌの仲間としたくない。私のゾゾのようなゴーレムならば問題ないはずだ」

 お師匠様が作ったのっぺりしたゴーレムを見て、エドモンが首をかしげる。

「……いやだ。それは、気持ち悪い。側に置きたくない……。百一代目の彼女が、キュンキュンしないものを、つくる」


 前髪で両目を隠したエドモンの顔が、アタシの方に向く。

 それから順に、アタシの前のクロさん、クロードのミー、ジョゼ兄さまのピアさんを、無言でジーッと見つめる。


 しばらく沈黙を守ってからエドモンは、「……決めた」とゴーレムの素を手に取った。

 で、ぼそっとつぶやいたのだ。


「キャベツ」と。


 エドモンの前に、ゴーレムが現れる。


 きりりと太い眉、意志の強そうな目、涼しげな口元。

 すらりと長い手足。


 そして、濃い緑色の葉。

 丸々とした葉野菜だ。

 大人の頭ぐらいの大きさ。

 葉っぱの皮は、ハリとツヤがあってぶ厚くて、見るからに美味しそう。


 いやん……

 キモかわいい……



 胸がキュンキュンした……



 心の中でリンゴ〜ンと鐘が鳴る。

 欠けていたものが、ほんの少し埋まっていく、あの感覚がした。


《あと八十三〜 おっけぇ?》


 と、内側から神様の声がした。



 無表情のままお師匠様がふらっと二、三歩よろけ、額に手をあててうつむいてしまった。

「……なぜ、キャベツなどに……」

 いや、あの、その……

「もはや動物ですらない。植物ではないか……。わからん……私には、ジャンヌの好みがさっぱりわからない……」

 ご、ごめんなさい、お師匠様。


 でも、これは萌えるわよぉぉ


 まん丸キャベツに手足がはえて、おっきな目があるのよ。

 キャベツなくせに、イケメン風の顔しちゃって。

 ファンシーすぎて、素敵!

 ブサかわいいというか、キモかわいいというか、アリでしょ、これは?


「……え? キャベツだが……? ……萌えたのか?」

 キャベツの生みの親が、けげんそうにアタシに顔を向ける。

 そこまで『信じられない!』て雰囲気漂わせなくても。


 可愛いのよ、このキャベツ。ハートをズッキュンする愛らしさよ。普通、萌えるわよ!


 同意を求めて兄さまやクロードを見ると、視線を外されてしまった。


 何でよ?


 可愛いでしょ、キャベツ!

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