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きゅんきゅんハニー  作者: 松宮星
幻想の野ふたたび
170/236

花のごとく美しいひと

 な〜んにもない大平原と、赤茶けたハゲ山。

 辺りには、他に何もない。家も畑も森も。

 赤茶けた景色が広がるばかりの寂しい場所……そこに白い花のように少女がたたずんでいた。


《今日も来たの?》

 やわらかな白金の巻き毛、ふんわりとした白いドレス。

 荒野に似合わない、可愛らしい格好の美少女だ。

《変な人ね》

 少女がクスクスと笑う。

《むだなのに。お父さまはね、興味のないものはなんにも覚えられない方なの。あなたが昨日来たことも、どんなことを頼んだのかも、きっともう忘れちゃったわ》

 愛らしい少女は、おっとりと話す。丸みがあって、耳に心地よくて……ずっと聞いていたくなるような声だ。


 視界の主が少女を見下ろす。

 少女がちっちゃい。

 いや、こちらが背が高いのか。


「それでも、行かねばなりません」


 懐かしい声がした……


 感情がこもっていない話し方だ。けれども、とても澄んだ、優しい声……。


「私には、天駆ける竜が必要なのです。《汝の友愛が、魔王を滅ぼすであろう。天駆ける竜を求め、一つとなりし心を刃として振るうべし》。この託宣を叶えねば、世界を救えない。何としても、デ・ルドリウ様を説得しなければ……」

 お師匠様だ……

 この声は間違いなく……


《竜はパートナーを大切にするの。お父さまはダーモット小父さまにしか背を許さないわ、きっと》


 竜?


 デ・ルドリウ様がお父さまって……


 もしかして、この子……


 マルヴィナ?


 え? え? え?


 嘘!


 思ってたより、ちっちゃい!


 十才ぐらい……?

 いや、もうちょっとは上?


 だけど……

 絵的に、子供と危ないお兄さんになっちゃうんじゃ????

 お師匠様って、二十歳ぐらいよね!

 マルヴィナが、ちっちゃすぎる!


 首を傾げる仕草も、あどけない。子リスみたい。

《あなたの世界の竜に頼んだ方がいいわ》


 視界の主――お師匠様がかぶりを振る。

「私の世界の竜は、遥か昔に滅びているのです」

《まあ》

 あらびっくりって感じに、少女が口元を覆う。

《竜がいない世界! そんなものもあるの?》


「残念ながら、ほとんどの世界がそうです」

 穏やかな声で、お師匠様が説明する。口調がいつもとちょっと違うヤングお師匠様。でも、声に抑揚がないのはいっしょだ。

「私の師は、異世界転移の魔法が使えます。師は七十ほどの世界に渡れるのですが、竜の存在する世界は五つしかないとおっしゃっていた」

《五つ? たったの?》

「師が行ける世界が、たまたまそうだっただけかもしれません。異世界は星の数ほどあります。竜が存在する世界も、探せば何百何千とあるかもしれません」

《そうね。きっと、そうよね》

 少女が、ちょっとだけ安心した! って顔になる。

 心の中の思いが、そのまま表情に出る。とても素直な性格のようだ。


《でも、ここ以外にも四つの世界に竜が居るのでしょ? 他に行ったら?》

 お師匠様が、ふたたびかぶりを振る。

「他の四つの世界では、仲間探しができないのです」

《なぁぜ?》

「ある世界の竜は、飛べません。トカゲに似た生き物で、地を這って生きています」

《飛べない竜? まあ、かわいそうに》

 少女は、とっても驚いた! って感じに目を見開く。

「ある世界の竜は、飛翔する翼を持ってはいます。しかし、たいへん獰猛で人語を解しません。心を一つにするのは、おそらく無理でしょう」

《知性が無いの?》

 少女が、ちょっと泣きそうな顔になる。

 たぶん……アタシが『異世界に、人間はほとんどいません。居る世界でも、猿そっくりか、言葉が通じない狂戦士(バーサーカー)だったりします』って教えられたようなもの。寂しい気持ちになっちゃったのね。


「ですので、デ・ルドリウ様ご本人か、それが無理ならば他の(かた)をご紹介いただき、騎乗竜となっていただきたいのです」


《他の竜? それは無理ね》

 少女は、頬に手をあてる。

《お父さまは一番強い竜だから、竜王よ。でも、竜たちを統べているわけではないもの。誰かに異世界人の騎乗竜になれなんて命令できないわ》


「ならば、他の竜と交渉するご許可をいただきます」


《誰もあなたを乗せないと思うけど》

 少女が、真っ直ぐにお師匠様を見つめる。

《あなた、竜騎士じゃないもの》


「竜騎士……。確かに、私には竜に騎乗した経験など、」


《そういうことじゃないの》

 少女が困ったように、口元に手をそえる。

《竜に乗る運命の子よ。見れば、わかるわ。あなたは、竜騎士じゃない》


「あなたは、他人の運命が見えるのですか?」

《え? 見えないわよ》

「だが、竜に乗る運命にあるかないかわかるとおっしゃった」


 少女が、きょとんと目を丸める。

《だって、小鳥は小鳥、お魚はお魚、竜騎士は竜騎士でしょ? 見ればわかるわ》

「それは……つまり」

 声の主が、首を傾げる。

「幻想世界には、竜騎士という種族が居るということですね?」


 少女は、しばらくお師匠様を見つめ、

 それから、顔をほころばせ、

 とても朗らかな声をたてて笑い始めたのだ。


《そんな種族いないわ》

「しかし、あなたは、さきほど、」

《竜騎士になる子は、いろいろよ。人間でしょ、獣人でしょ、エルフでしょ、それにドワーフ。あと、小人の竜騎士にも会ったことがあるわ。竜騎士は、生まれた時から竜に乗るって決まってるの。パートナーの竜と魂が繋がっているのよ》

「生まれながらに決まっている?」

《ええ、そうよ。鳥の中にも、水が大好きで泳げる子もいるわ。でも、泳げない子を泳がせようとしても無理よね? 竜騎士になる運命にない子は、竜のパートナーにはなれないのよ》


「……しかし、私は竜と共に魔王と戦わねばいけないのです」

 視界の主が、少女に頭を下げる。

「姫、ご助言ありがとうございます。竜騎士ならぬ身でも共に戦ってもらえまいか、もう一度デ・ルドリウ様とお話してみます」

《きっとむだよ》

「だとしても……託宣を叶えます。私が竜と共に戦えねば、生まれた世界が滅びてしまうのです。何としても、デ・ルドリウ様を説得しなければ……」


 お師匠様は足早に歩き、少女の横を通り過ぎる。

《ねえ、あなた、少しわたしと旅をしない?》


「え?」

 振り返ったお師匠様の目に、とても愛らしく微笑む少女が映る。

《竜騎士ではないものを、竜騎士にできる方が居るの。その方のもとへ案内してあげてもいいわ》

 少女は、ニコニコと微笑んでいる。

《ダーモット小父さんも、ほんとうは竜騎士ではなかったのですって。お父さまの背に乗れたのは、森の王から祝福をいただいたからなのよ》

「森の王の祝福……」


《森の王の住まう森は、ずっと南西なの。荒野を抜けて、山を幾つも越えなきゃいけないわ。飛べないあなたにはとても遠い地よね。でも、わたしならすぐに着けるわ。連れて行ってあげる》

「姫の背に乗せてくださるのですか?」

《ただ乗せるだけよ。わたし、時々、小さきものたちと旅をするの。迷子の小鬼やリザードマンみたいに、あなたも運んであげる》

「竜騎士の騎乗とは違うのですか?」

《ぜんぜん違うわ》

 口元を隠し、少女がクスクスと笑う。

《竜と竜騎士は、互いに大切なパートナーなの。魂で繋がって、補い合い、助け合うものなのよ》

 そんなことも知らないのね、と少女は楽しそうだ。


《ねえ。いっしょに旅をしてあげる。嬉しい?》

「助かります」

《では、お礼をして。あなたはわたしを楽しませるのよ》


「姫。どういう意味でしょう?」

《異世界のお話をして》

 少女の目が、きらきらと輝く。

《わたしね、生まれたばかりなの。まだ五十三才なの》


「五十三……」


《大人にならないと、異世界に空間変替(コンバート)できないのよ。だから、ずっとずっと……》

 少女が、くすぐったそうに笑う。

《異世界に憧れていたの。あなたの世界のことを教えて。どんな所なの? どんな生き物が居るの? 美味しい食べ物はなぁに? 流行の歌は? みんな、どんなお洋服を着てるの? ご家族は? 兄弟はいるの? あなたのお友だちのことも知りたいわ》


「姫……それは……」

 一瞬、喉をつまらせ、それからお師匠様は深々と頭を下げた。

「申し訳ありません。私ではお教えできません」


《あら、どうして?》

「私は、二才から賢者の館で育ちました。外のことは、ほとんど覚えていないのです」

 きょとんとした顔の少女に、お師匠様が平坦な声で説明する。

「勇者は使命の時を迎えるまで、世俗と交わらず、山の中の賢者の館で暮らさねばなりません。そこから出る事はできず、外界の誰とも接触できません。託宣を受けた後も、そのまま幻想世界に来ました。なので……書から得た知識で良ければお話できますが、流行の歌など知りません。友人も一人も居ないのです」

《まあ》


「父母や兄弟が居るのかどうかもわかりません。師は、不要なことは教えてくださらないので」

《あなたの師って、最初の日にいっしょに来たおじいさんよね?》

「ええ」

《いっしょだったのは、あの日だけよね? あなたは、いつも一人で通っていたもの。おじいさんは、なにしてるの?》

「師は思索しておられます」

《たいへんなあなたを放っておいて?》

「……勇者の使命は、勇者が果たすものですから」


 お師匠様を、まじまじと見つめ……

 それから可憐な少女は、小さくふきだした。

《あなた、変》

「変ですか?」

《すっごく変》

 天真爛漫に、子供のように少女は笑う。

《ぜんぜん知らない世界と知らない人のために一人で戦うの? バカみたい》

「馬鹿ですか?」

《大切だから、命をかけるのでしょ? 愛しいから守りたいと思うのではなくって?》


 お師匠様は口を閉ざし、首をひねり……しばらくしてから、淡々とした声で答えた。

「わかりません」


《やだもう。あなたったら》

 少女が肩を揺らして笑う。

 目にも涙が。


「姫。大丈夫ですか?」

《だめ》

 笑いのツボに入ってしまったのか、お師匠様が何か言う度、何かする度に、少女は笑ってしまう。


 お師匠様は辺りを見回し、そして……

「姫。あそこを」

 お師匠様が指さしたのは、ハゲ山の麓。日蔭になっている場所に、少しだけ草が生えている。


《あそこが……なぁに?》


「花が咲いています」


 枯れたような色の草の中に、たしかに白い花が一輪。


「いかがです、姫。落ち着かれましたか?」


《あの花が……なんなの?》


 その問いに、お師匠様が抑揚のない声で答える。

「女性は花に癒される、と書にありました。あれを見れば、安らかな気持ちになられるのでは?」



 ちょ!

 ちょ!

 ちょ!


 お師匠様〜

 本気ですか?

 テオでも、そこまでボケませんよ!



 お師匠様の期待とは裏腹に、少女はお腹を抱えて笑い転げてしまう。

 無理もない……。



《あなた、おかしすぎ》

 可愛らしく笑いながら、少女が尋ねる。

《あなたのお名前、もう一度教えて》

「シメオンです」

《わたしはマルヴィナよ》

「存じています、姫」

《マルヴィナと呼んで》


 少女が手を差し延べてくる。

 子供みたいな、小さな手だ。


《おともだちになりましょう、シメオン。わたしは、あなたの初めてのおともだちよね? 嬉しいわ。仲良くしましょうね》






 荒野の景色が遠退く。


 見えるのは、白い花だけだ。


 そして……


 その花までもが消える。

 真っ暗だ。

 何も見えない。


《何故だ? 何故? 何故? 何故?》

 わめき散らす声。

 海鳴りのような音。

 ゴゴゴゴと轟音が聞こえる。

《何故、邪魔だてするのだ、ダーモットぉぉ! 魔力の楔を解けぇぇ!》


 この恐ろしげな声は、デ・ルドリウ様?


《汝、我が声に耳を傾けよ、竜王》

 ダーモットの声もする。


 闇の中に、竜王の叫喚と、屍王の静かな声が響く。


《放せ! 放せ! 放せ!》


《放せば、どうする?》


《殺す!》


《まだ繰り返す気か?》


《殺す! 殺す! 殺す!》


《汝はその者に、幾度も『死』を与えた。ブレスで焼き、踏み潰し、食いちぎったはず。まだ足りぬのか?》


《足りぬ! こやつの息の根を止めぬ限り、我が怒りは鎮まらぬ!》


《殺すことは叶わぬのだ、竜王。その男は、不死者になっておる。死を与えようとも、蘇ってしまう。我同様、死ねぬ呪いがかかっておる。もう良かろう、竜王。その男は幾度も汝に殺されてみせた。なんの抵抗もせずに、な。贖罪はもう充分であろう?》


《殺す! 殺す! 殺す!》

 山の雷のような叫び声が響く。

《一片の肉すら残さぬ! 消滅させる! この男は、我が娘マルヴィナを殺したのだッ! マルヴィナをぉぉ!》


《竜王。汝が娘を殺したのは、異世界の魔王だ。その男ではない》


《この男が、幼いマルヴィナをたぶらかし、異世界へと連れ去ったのだ! 戦うことなど知らぬ心優しき娘を、戦に巻き込んだのだ!》


 怒号は、次第に嗚咽へと変わっていった。


《行かせるべきではなかった。この男と異世界に行きたいとマルヴィナが望んだ時に、こやつを殺しておけば……マルヴィナの翼を折り、心を縛っておけば……永久に娘を失うことなどなかったであろうに……》


《汝が娘は、異世界を救い、且つ、パートナーの命を守り抜いたのだ。竜王の娘にふさわしきドラゴンだ。汝、誇りと思うがいい》


《武勲など、むなしきだけじゃ。そのようなものの為に、娘を育てたのではない。マルヴィナ……マルヴィナ……マルヴィナ》

 うなるような泣き声が響く……


《竜王。娘と会わせてやろう。その男が届けし、汝が娘の鱗を貸すがいい。術をかけ、残留思念を具現化する》


《なんと? まことか、ダーモット? いまいちどマルヴィナと会えるのか?》


《是。我が魔力にて、汝の娘の思考と記憶を再構築する》


《おお! 是非! 是非!》


《暴れぬと誓うのであれば、術を使おう》


《むぅぅ……》


《いましばらくは、その凶暴な性を抑えよ。汝の怒りが鎮まるまで、(われ)がマルヴィナの思いを蘇らせてやるゆえ。汝の娘が何を思い、どのような気持ちで、勇者であったその男と共に行動したのか、曇りなき眼で見るがいい》



 闇の中に、ぼ〜っと白いものが浮かぶ。


 白く淡く輝くそれは……お師匠様とマルヴィナ、二人の思い出の花だった。






 白い花びらの可憐な花。

 小さな花に、少女の姿が重なって見える。

 口元に手をそえて、愛らしく微笑んでいる。とても楽しそうに……。


 その姿が、次第にボヤけてゆく。


 はっきりと見えなくなったものを、それでも目は凝っと見続ける。


 それ以外のものなど目に入れたくないと言うかのように。


「デ・ルドリウ様。愚か者の告白をお聞きください」

 お師匠様の声だ……

 感情のこもっていない淡々とした、いつも通りの……



「知り合ったその日から、マルヴィナは私の中で大きな存在となりました」


「……私は、師以外の人間を知りませんでした。家族も友人も知人すらいないまま育ちました」


「情を持って接してくれたのは、マルヴィナが初めてだったのです」



「優しく、清らかで、愛らしい、花のような方だった……」


「常に彼女を目で追い、その声に耳を傾けました」


「彼女がそばにいてくれるだけで、心は満たされました」


「誰よりも何よりも彼女を大切に思っていたのですが……」


「私は、ただの一度も彼女の気持ちに応えませんでした」


「ただの一度も、です」


「マルヴィナは、私が賢者となった後も、賢者を退き只人となった後も、年老い人としての生涯を終えるまで、そばに居たいと言ってくれたのに……」


「愛しているとの言葉に……私は、」


「友情を感じていると、返していたのです」



「《汝の友愛(・・)が、魔王を滅ぼすであろう。天駆ける竜を求め、一つとなりし心を刃として振るうべし》」



「マルヴィナへの思いは、友情でなければいけない、愛では託宣が叶えられなくなる。だから、この感情は『友情』なのだと……愚かにも思い込んでしまったのです」


「愛も友情も知らなかったゆえに……」


「彼女のそばを離れたくないという感情すら、竜と竜騎士の絆であろうと勘違いしていた……」



「マルヴィナを失って、ようやく……理解できました」


「神にも、生まれた世界にも、そこに住まう人々にも、何の情も抱けない」


「私にとって、彼女に勝るものはない」


「マルヴィナを愛していたのだと……」


「愛しているのだと……」



「何故、彼女に、彼女が喜ぶ言葉を返さなかったのか……」


「彼女は、きっと……花がほろこぶような、あの美しい笑みを浮かべて幸せそうに微笑んでくれたでしょうに……」


「その笑みは、もはや永久に見ることができない……」


「悔やんでも、悔やみきれません」



「今はただ……マルヴィナが身代わりとなって守ってくれた世界を守りたい……賢者として守り続けたいと思っています……望みは、それだけです」



 抑揚のない声での告白は途絶え、

 白い花と少女が、ますます見えづらくなる。


 涙でにじんだ目で、見つめているのだ。


 そう、気づいた。

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