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きゅんきゅんハニー  作者: 松宮星
神の掌の上で
127/236

慈悲深き女神さま

《え〜〜〜〜! マジぃ? マルタン君、来てないのぉ? なんでぇ?》

 なんでと聞かれましても……


《つまんない! つまんない! つまんない!》

《せっかく出待ち……じゃない、天界()り待ちしてたのにぃ〜 (ナマ)マルタン君、見そこねた〜》

《まこと残念至極。義体を用い、本日こそ、あの者と物質的に触れ合いたかったのであるが。(わらわ)の初デートの夢が……》


 置いてきちゃって、すみません……


 天使のキューちゃんに飛ばされた先は、やっぱり雲しかない場所で……

 そこでアタシたちは、待ち構えていた女神さまたちに取り囲まれることになった。


 み〜んな、マルタンのファン……というか、『神の使徒』マルタンの魂を深く愛でているそうで……。


 あの男、一部の神さまの間じゃアイドルなのだとか。


 そいや、『マルタン様の聖気(オーラ)は、ピッカピカに神々しいですからねえ。視える人間には、たまらなく魅力的ですよ』ってサイオンジ先輩も言ってたなあ。

 ナターリヤさんも、マルタンに惚れて、おかしくなったし……

 クロードは盲目的に犬になってる。

 ぜったい一般受けはしないけど、ごく一部に熱狂的なマニアをつくってしまう……そんな運命の下にあるのね、あいつは。


 キューちゃんに、《こちらにいらっちゃるのは、メガミちゃまたちでちゅー》と紹介された時は、みなさん、輝かんばかりにお美しい方々に見えたんだけど……

 今じゃ、『マルタンLOVE』のハッピを着た追っかけおねーさんズにしか見えない……

 天界の住人は、見た者のイメージ通りの姿になっちゃうからなあ。


「申し訳ありません、使徒様は聖戦にお忙しいのです」

 シャルル様が、女神さまたちに恭しく頭を下げる。

「この魔法騎士(マジック・ナイト)シャルル、微力ながら使徒様に代わり、女神さま方をお慰めいたします。何なりとご命じください」


《あ。でしたら、マルタンへ伝言をお願いします。天界歴の来月のこの日からこの日まで、私、温泉&陶芸格安ツアーに参加して、不在します。もしもの時には、私に代わって暗黒神の国(エグリゴーリ)への鉄槌をお願いしたいのですが》

「承りました。必ずや使徒様にお伝えしましょう……この命に代えましても」

《だったらあたしも〜 天界暦の今月末、ヒーロー祭りを開催するの! 悪霊てんこ盛り! 邪悪二十%増し! マルタンくんも、ぜ〜ったい気に入ると思うの! ぜひぜひ参加して!》

「承知しました。お美しい女神様の為に、お伝えしましょう》

 シャルル様……ちゃんとメモをとってるわ。


 そして、マルタンとのデートを望んでいた女神さまのもとへ。

「はじめまして、いと気高きお方。使徒様のことで、あまりお心をお痛めになられませんよう。さあ……どうぞ微笑んでください。女神さまに、憂い顔は似合いません。あなたには、大輪の薔薇のごとき笑みこそふさわしい……」


 うは!

 さすがシャルル様!

 女神さままで口説きますか!


《たしかに、来なかった者のことを気にかけていても仕方が無いな……》

「私が代役をつとめましょうか?」

 艶やかに微笑むシャルル様。貴公子のオーラ漂う、悩殺ものの笑顔!

 アタシのハートはキュンキュンとなった!


 だけど、

《要らん》

 女神さまは、すげなくおっしゃった。

《凡俗の相手はせん》


「そうですか……残念です」

 断られても、シャルル様は紳士的な笑みや礼を欠かさない。

「出すぎたことを申し上げ、失礼いたしました」


《あのニンゲン、わかってまちゅねー》

 空飛ぶ赤ちゃんが、うんうんと頷いている。

《アプローチちてダメなら、ちゃっちゃとあきらめる。しつこくちない。モテ・オトコのヒケツでちゅー》

……そうなのか。

《いったん、ひいて、チャンスがめぐってきちゃら、さいチャレンジ! またくどく。ちょれが、レンアイ・テクニックなのでちゅー》

 ちょ〜なのかっ!


 あら、やだ。バブちゃん語、移っちゃった!


 てか、赤ちゃんに『恋愛テクニック』とか言われると、すっごい違和感!


 て?


 あれ?


 シャルル様を振った女神さまが、アタシの仲間の一人のもとへ……


《そこの人間、そなたで我慢してやる。マルタンの代わりを務め、(わらわ)とデートいたせ》


 女神さまに抱きつかれたのは、農夫の人で……


「は?」


「へ?」


「……え?」


 シャルル様と、アタシと、エドモンの目が点になる。


 さらに、

《ずっるーい! その子、あたしだって目ぇつけてたのにぃ〜》

麿(まろ)もや。その男の血……興味あるわ》

 二人の女神さまが加わって、三人の美女が農夫の人にべったりとしなだれかかる。みんな、うっとりと頬を染め、熱い眼差しでエドモンを見つめている……。


「うわ〜 すごいや。エドモンさん、モテモテだねー」

 邪気の無いクロードの一言に、

「く……」

 シャルル様は一瞬だけ肩を落とされたものの、

「フフッ、麗しい方々のご機嫌が麗しくなられたのだ……花の(かんばせ)に笑みが戻られて、何よりだ」

 などと笑顔でおっしゃって、髪をふぁさ〜っと。


 立ち直り早いなあ。


《よく見れば、そなた、なかなかによき男……。のう、マルタンと同じ世界から来し男よ。(わらわ)をぎゅっと抱きしめてよいぞ》

《だめ、だめ! そんなカタブツ女つまんないよ! あたしと遊ぼ! キモチいいこと、いっぱいしたげる!》

《ホホホ。かしましい女どもなんぞ相手せんとき。そもじの欲しいものなんでもあげるえ? 力でも富でも……麿のとこ、おいで……》


 抱きつかれてる人は、カチンコチンだ。「……よせ」とか「……やめろ」とか、頑張って払おうとしてるんだけど、三女神さまはどんどん密着して、だんだん大胆に……エドモンにキスをし、赤い舌で舐め、さわさわとその体を……


 ちょ!

 みなさん、積極的すぎませんか!

 少しは人目を気にしましょうよ!


 押し倒してるし!

 脱がそうとしてるし!


「アラン! ちょっとアレ止めて!」


「放っておかれても、問題ないのでは?」

 赤髪の裸戦士は、何とも微妙な顔をする。

「エドモンさんに、小さな子がじゃれついてるだけですから……」

 ぉい!

 あんたの目には、女神さままで幼女に映ってるんかい!


 クロードは真っ赤になってうつむいてるし(まさか、女神さままでマルタンに見えてる……わけないわよね?)、女性崇拝主義のシャルル様が女性に手荒なことできるわけないし。


 救いを求めて、お師匠様を見る。

「心配はいらぬ」

 お師匠様は、いつも通りの無表情だ。

「招かれし者は、生まれた世界に所属している。他世界の女神たちがいかにエドモンに執着しようとも、神さまが合意せぬ限りたいした力は及ぼせぬ。他世界に連れ去られる恐れはない」


「いや、でも!」

 このままじゃエドモンが。


「ジャンヌ」

 お師匠様が淡々と言う。

「あちらの方々は、動物型の女神さまだ」

 へ?

「異常なほどエドモンに執着するのは、動物に決まっている」

 お師匠様が断言すると、

《でちゅー よくおわかりになりまちたねー あちらにおわちゅのは、カメ、ネコ、ヘビのメガミちゃまでちゅー》

 キューちゃんが、ほにゃ〜と笑う。


 亀と猫と蛇の女神?


 ふと見れば……

 色っぽく迫っていた女神さまたちの姿は消え……エドモンは小さな生き物に擦り寄られていた。カメにツンツンされ、猫に舐められ、蛇に絡まれている……。


……な〜んだ。

 いつも通りだわ。

 動物にモテてるだけじゃん。


 なんかホッとした……。


 ほっといていいや。


「……ま? 待って、くれ!」

 エドモンの叫びが聞こえたけど、とりあえず無視。

 今はそれどころじゃないんだ。


 ここにいらっしゃる女神さま方は、マルタンがしょっちゅう口にしている『内なる十二の世界』の神々らしい。主神級の偉い方がほとんど。そうでない方も、主神に匹敵する力の所有者――S級の方々らしい。超一流の神々ばかりのようだ。


 でも、女神さまじゃ、ダメなのだ。


「アタシ、う〜んと強い男の神さまにお会いしたいの」

 キューちゃんにリクエストしてみた。

「四十八日後に、アタシの世界で魔王と戦ってくれそうな方いらっしゃるかしら?」


《ちょっと、おまちくらちゃい》

 赤ちゃん天使が、おでこに指をあてる。

《ジョーケンをちぼりこんで、ちょーかいちまちゅ》

 キューちゃんのしゃべりが聞き取りづらい……そう思ったら、

《他に条件はありましぇんか? 『戦闘力高し』『男神』『四十八日後、勇者世界で戦闘可』。以上三点で照会かけても、よろちいでちゅか?》

 バブちゃん語は、語尾だけになった。こうあって欲しいってイメージするだけで、コロコロ変わるとは……便利な世界だわ。


「強い神さまから順に会わせてもらうことってできる?」

 ダメもとで頼んでみた。

「アタシ、職業(ジョブ)ごとに一人の異性しか仲間にできないの」

 何人仲間にできるのかわからないのだ。

 もしかしたら、最高神、至高神、絶対神、主神、創造神はぜーんぶ別物の扱いでカウントされるのかもしれない。戦神とか太陽神とか天空神とか、名称の数だけ仲間を増やせる可能性もある。

 だけど、『天使』の時のように、ジョブ『神さま』で限定でされたらたった一人しか仲間にできないわけで……

 せっかく神さまを仲間にするのだ。どうせなら、う〜んと強い方を仲間にしたい。

「まずは、最強の男神にお会いしたいの」


 キューちゃんが大きな目を見開き、こわばった表情でアタシを見る。


 赤ちゃん天使だけではない。他の女神さまたちも、今さっきまでエドモンに甘えていた方々までもが、驚きの表情でアタシを見つめている。


 辺りは、水を打ったようにシーンと静まり返っている……。


 あ?

 あれぇ?

 アタシ、なんか、マズイこと言った?????


《最強の神さまにお会いしたい……でしゅか》

 キューちゃんが、ごくっとツバを飲み込む。

《見かけによらず、大胆な願いごとをする小娘でしゅね》


 えーーーー?


「アタシごときが最強神にお会いしようとしちゃ、失礼ってこと?」


《そうやない》

 エドモンの体に絡みついている蛇女神が言う。

《天界に()る神々は、それぞれがそれぞれの世界を支配する、一国一城の(あるじ)。主神やない(もん)も、主神の座を他神に譲ってやっているだけ、実力は主神相当やて自負しておる》

 はあ。


《つーまりー 神々の間にはね、順列はないのー》

 ネコ女神が明るくにゃんにゃん笑う。

《みんながみんな、自分が一番! だと思ってるわけー》

 はあ……


《そなた、酷な願いごとをしておるのだ》

 エドモンの膝の上にのっかってるカメ女神が、頭を殻にしずめながら言う。

《その天使が誰ぞを『最強の神』としてそなたに紹介しようものなら、他の神が黙ってはいまい。神の名を辱めた無礼者として、その天使を粛清する。二度と再生できぬよう完全消滅させるか、魔界に堕とすか、だな》


 なんですとぉぉ!


「なし! なし! なし! さっきのアタシの願いごと、無しにする!」


《手遅れでちゅ……》

 赤ちゃん天使が、しょぼんとうつむく。


《天界を訪れた人間の今は、天界の神々の間に実況中継されてまちゅ。あなたが『最強の神』に会いたがってる小娘だってことは、みなしゃん、ご存じなのでしゅ……どなたか男神さまを紹介した時点で、キューちゃんは一巻の終わりなのでしゅ……ああ、はかない一生でちた。ほんの三千七百四才で、キューちゃんは、さよならなのでちゅー……》


 そんな……


「じゃ、アタシ、還る!」

 声を張り上げた。

「仲間探しも修行も無し! このまんま、もとの世界に還るわ!」


「え?」

《え?》

 仲間たちも、キューちゃんも、女神さまたちもアタシに注目する。


「しかし、ジャンヌ、強い仲間を得て、おまえ自身が強くならねば、おまえは……」


「大丈夫です、お師匠様! まだ五つの世界に行けます! 四十八日の間に、たった四十五人を仲間にするだけ! きっと何処かにいい修行場もあります! 楽勝ですよ!」


「だが、神々ほど強き者は居まい。また、天界に勝る修行の地もない……このまま還れば、おまえは……」

 お師匠様が、微かに眉をひそめ、瞳を細める。


「私は……おまえの死など、望んではいない」


 お師匠様……


 胸がジーンと熱くなった。


「ありがとうございます!」

 お師匠様の気持ちは、とっても嬉しい!

「でも、アタシも嫌なんです。アタシがバカだったせいで、誰かに迷惑をかけるなんて……絶対に嫌なんです」


 とびっきりの笑顔をつくってみた。

「アタシ、勇者ですから!」


 すみれ色の瞳が、まっすぐにアタシを見つめ……やがて、静かに閉じられた。

「……好きにしろ」


「と、いうわけで! アタシたち、還るわね!」


《ほんとに……還るんでちゅか?》

 キューちゃんに頷きを返した。

 そして、天を見上げた。

 降り注いでくるまばゆい光。

 天界の何処かで、アタシを見ているであろう方々へと叫んだ。

「無礼なこと考えちゃって、すみませんでしたー! 神さまに順位はありません! みなさん、最高です!」

 と、言っておこう!


《勇者ジャンヌちゃん!》

 キューちゃんが、アタシの胸に飛び込んでくる!

 うぉぉ! やわらか!

 ミルクのような、赤ちゃん特有のいい匂いがする!

《ありがとでしゅ〜 恩に着るでしゅ〜》

「ううん、アタシの方こそ、ごめんなさい! ひっかきまわしちゃって、許してね!」

 ぎゅっとキューちゃんを抱きしめた。

 あったかい……

 抱き心地最高……



《あはははははは》

 明るい笑い声と拍手が響く。

《やだもぉ。笑かしてくれる! なかなか楽しい子だね、キミは!》


 拍手をしているのは……『マルタンLOVE』のハッピを着た追っかけおねーさんズの一人……女神さまの中のお一人だ。


《勇者ジャンヌちゃん! 女神は、キミが気に入ったよ!》

「……ありがとうございます」


《今、還るのはやめてさ〜、三時間後に、女神とデートしない?》

「はぁ……三時間後ですか」

 お師匠様をチラっと見た。無表情のまま、微動だにしない……好きにしろってことかな?

 シャルル様も、アランも、クロードも頷いてるし。農夫の人は……獣たちにまとわりつかれて不機嫌そうだけど、反対はしてなさそう。

 よし!

「いいですよ」

《ありがと〜 キミはほんとにいい子だ!》

 女神さまがニコニコ笑いながら、アタシをビシッ! と指差してくる。

《女神が、天界一の修行場まで連れていってあ・げ・る♪ 修行オタク神のメッカでねー そこへキミがたまたま行って〜 たまたま強そうな神さまを目に留めてキュンキュンしても、な〜んも問題はないと女神は思うんだ〜 女神が連れてくだけだもん。キュービーちゃんが責められることは、百%ないねー》


 !


《ありがとうごじゃいまちゅ〜 慈悲深き女神ちゃま〜》

「ありがとうございます! ぜひ連れてってください!」

 キューちゃんといっしょに、女神さまに頭を下げた。


《いやいやいや♪》

 ま、ま、ま、押さえて押さえて、って感じに、女神さまが掌をひらひらさせる。


《なんで三時間後かというとねー それぐらい時間に余裕があればさー 我こそは最強! ってな男神が修行場に駆けつけられるからなんだー》

 きゃぴきゃぴと女神さまが笑う。

《キミの目に留まった者は、キミにとっての『最強神』扱いとなるわけ〜 勇者から『最強』と崇められる存在になるのは、神にとって悪くない栄誉だからねー これから三時間、最強チュ〜な男(ども)は、ライバルを蹴落とそうと頑張るんじゃないかなー キミが行くころには、いい塩梅に、ほんとーに武力の高い神だけになってると思うんだー》

 おおお!


《さてさて、おもしろバトルの見学にいってくるかな〜》

 女神さまが、アタシにウインクを送ってくる。


《三時間後に会おう。おっけぇ?》


 え?


 あれ……この口癖……


「おっけぇです……」


 女神さまが明るく笑う。

《んじゃ、またねぇ。ジャンヌちゃん。キュービーちゃんや仲間たちと仲良くして待っててね〜》


 このしゃべり方……



 アタシが手を振った時には、慈悲深き女神さまの姿は消えていた。

 移動魔法で修行場に渡ってしまったんだろう。


 アタシは腕の中のキューちゃんに聞いてみた。

「ねえ、今の方、もしかしてアタシの世界の神さま?」


 赤ちゃん天使が、きょとんと目を丸める。


《ちがいまちゅよ〜 ジャンヌちゃんの世界の神さまは、面会拒絶札をお出しになって、プライベートルームに籠もっておられまちゅ〜》

「プライベートルーム?」

《天界における神さまの私室でちゅ〜 神さまの中でもお力のあるお方は、天界にも自分専用の領域をお持ちなのでしゅ》

 へー

《人間界で言うと、高級ホテルのスイートルームをキープしてるようなものでちゅね……あ、伝言がありまちゅね》

 何もない空を見つめながら、キューちゃんが言う。

《『来ちゃダメだからねー ジャンヌちゃん。会いに来たら、マルタン君けしかけるぞ〜 おっけぇ?』でちゅ〜》

……どういう脅しよ。


 ま、来るな! って意志は、ひしひしと伝わってくるわ。

 アタシの伴侶になりたくないのね……。


 あの女神さま、うちの神さまによく似てたけど……他人の空似……じゃない、他神の空似だったのか。

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