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きゅんきゅんハニー  作者: 松宮星
神の掌の上で
126/236

天使なら、だいじょーぶ!

挿絵(By みてみん)

『天界……


 神々しい光に包まれた、果てなく続く雲の海の世界。


 そこには、人の世に付き物の老いも病も貧困もなく、ありとあらゆる幸福だけが満ち溢れている。


 この地におわすのは、尊き神々、清らかな天使、聖地を守る聖獣たち。


 嗚呼、誰しも、輝かんばかりにお美しく見える。地上の美男美女など霞んでしまうほどに。


 入界を許された私は、信仰心に篤い者とみなしていただけたということか。

 天界で生きること、眠ることを許されるのは、無辜なる魂だけなのだから』


 と、『勇者の書 24――フランシス』には書いてあった。


 フランシス先輩によると、天界はSランクの神様達の交流場所なのだそうだ。

 多目的空間といっていい。

 神様の修行場、神様用宿泊・温泉・レジャー施設、サロン、図書館、裁判所、神聖アイテム製造工房、天使の職安等があるのだそうだ。

 天界神とその御使い役の天使を除けば、その他の神様は来客(ゲスト)。自分の世界から天界に遊び(レジャー)に来ているのだとか。

 そう聞くと、有難みが失せるものの……


 俗っぽかろうが何だろうが、天界に居るのはSランクの神様ばかりなわけで! あとは、神様に仕える天使! 神獣!

 仲間にできれば心強い、聖なるものばかりなのだ。


 それに、天界の修行場を使わせてもらえれば……

 もしかして、もしかすると! ものすご〜く強かったって伝説に残っているフランシス先輩のように、アタシはなれるかもしれない!


 天界には何としても、入界したい!


 その為には、試練を乗り越え、楽園(パラダイス)入界の許可をもらわなきゃ!


「命の危険を感じても、決して武器をとってはならぬ。精霊を出すのも、駄目だ。あるがままの試練を、ただ受け入れるのだ」

 転移前に、お師匠様は平坦な声でそう言った。

「邪な者は、神の試練には耐えられぬとの事。何が何でも入界したいという姿勢を貫くのだ。挫けず、堅い意志を持ち続ければ、やがて道は開けよう」

 アタシや仲間たち――クロード、シャルル様、アラン、エドモンは、頷きを返し……



 そして、今……


 アタシは、たちすくんでいるのだ。


 まばゆいばかりの光が目を射し、何も見えない。

 ギラギラの太陽を直視しちゃったみたいだ。

 まぶしくって目がチカチカしてる。


 ゴォォォォーンって感じの荘厳な音楽が鳴り響いている。

 讃美歌と鐘の音と管弦楽をごっちゃにした感じ。

 ボリューム大きすぎ。頭が割れそう! 落雷のような激しいそれに体の中まで揺さぶられている。


 香りもキツイ。

 花のような? お香のような? 甘い香りが漂っている。

 だけど、匂いが濃すぎてむわっとしている。

 香水もそうだけど、いい匂いはちょっと漂うからいいのであって、度を越すとそれは、ただの悪臭……


 何も見えない。

 うるさい。

 臭い。

 アタシは目を閉じてうつむき、耳を閉ざし、なるべく鼻から息を吸わないようにした。


《百一代目勇者様。過度なストレスは、脳細胞を萎縮させます》

 絶対出てくるな! と厳命しておいた水精霊(ラルム)が、契約の証の指輪から話しかけてくる……

《苦しい時こそ、笑ってください。笑いによって、ホルモンバランスが整います。脳の活性化が促され、血流が安定化し、ひいては寿命の延長が、》

 やかましい! 今、大笑いなんかできるか!

《では、泣いてください。笑いとは逆ですが、鬱屈させることなく、激しい感情を発露させることで、心身をリラックスさせられるのです。免疫システムが向上し、ひいては寿命の延長が、》

 黙れ! あんたの御託聞いてると、よけいイライラするわッ!


「これが、招かれざる者を追い払う試練……」

 シャルル様のお声がとっても小さく聞こえた。遠くの人の声を聞いてる感じ。

 天界からの刺激が強すぎて、それ以外のものがよくわからないんだ。

「うきゃ」とか「ひぃぃん」とか「ジャンヌぅぅ」とか泣き言漏らしている奴がいるような気もする……けど、助けてあげらんない。アタシにも余裕がないのよ。耐えて、クロード。あんたも、男の子でしょ!



《汝ら、天の門をくぐる資格あるや否や》

 勇ましい行進曲みたいのが頭に割り込んできて、大声が響いた。耳元でがなりたてられてるみたい。男の人の声だ。


 目をうすく開けてみた。

 ちょっと遠くに、アーチ状の大きな門が忽然と浮かんでいる。

 まばゆく輝く世界の中には、他には何もない。建物も塀もないのに無いのに、門だけがあるのだ。


 その前に、ふよふよ浮いているものがあるような……

 まぶしすぎてよく見えないけど、門番の天使だろうか?


《何ゆえに、門をくぐるを望むか?》


「百一代目勇者ジャンヌです! 魔王を倒す為、十二の世界から仲間を集めています! 天界には、仲間探しと修行に来ました! ご助力ください!」


 門がカーッ! と輝き、光の奔流が生まれた。

 光は一気に駆け、アタシの体を突き抜けてゆく。

 容赦なく、荒っぽく、体の中を揺さぶってから。


 ドド〜ンって感じに光が通り過ぎると……


 急に楽になった。


 辺りからギラついた眩しさはなくなり、うるさかった音楽はやみ、くさい匂いも消えた。


 アタシは目を開けた。

 まだはっきりとは見えないんだけど、目を開けられる。


 音楽は消えたわけじゃない。耳障りじゃないぐらい、低い音量になったようだ。

 多分、匂いも残ってるんだろうけど、鼻がバカになってるからさっぱりわかんない。


《百一代目勇者ジャンヌならびにその一行よ、汝らの心を見た。勇者の言葉に偽りはなし。天界の門をくぐるにふさわしき者たちよ、入界を許可する》

 そう言ったのは……

 信じられないくらい可愛らしい方だった……


《人間たちよ、吾に従うがいい》


 頭上に輪。

 背中には、白い翼。

 翼をはためかせ、宙に浮かんでいるのは、天使だ。

 聖歌隊みたいな白い衣装を着ている。


 愛らしい笑みを浮かべるお顔に、キュゥゥゥンとなった。


 だって、だって、だって……


 ぷにぷに、なんだもん!



 胸がキュンキュンした!



 心の中でリンゴ〜ンと鐘が鳴る。

 欠けていたものが、ほんの少し埋まっていく、あの感覚がした。


《あと四十五〜 おっけぇ?》


 と、内側から神様の声がした。



 いや〜ん、かぁわぁいぃ〜〜〜〜天使ちゃん!


 マシュマロほっぺ!


 ふわふわの金の巻き毛は、羽毛のよう!


 おめめは、こぼれそうなほど大きいし!

 まつげ長いし!

 さがり眉だし!


 ニコーって笑うお顔は、清らかで……


 ああああ! 抱き上げて、頬ずりしたい!


 どー見ても、いたいけな赤ちゃんよ!

 白い衣装も、ベビードレスみたい!



「あの天使を仲間にしたのか……」

 お師匠様がポツリとつぶやくと、

「え?」

「え?」

 シャルル様とアランが、二人してアタシを見つめた。

「ジャンヌさん、あの天使様に萌えられたのですか?」


「萌えましたけど?」

 見た目は赤ちゃんだけど、天使だから問題ないんでは?

「なにかマズイでしょうか?」


「いえ……意外でしたので」

「対象外かと……」

 シャルル様が眉をしかめ、アランも探るようにアタシを見つめる。


 むぅ?


「うわ、うわ、うわ〜」

 幼馴染(クロード)も、とっても興奮している。祈るように手を組み合わせ、目はキラキラ、頬は真っ赤だ。

「かっけぇぇ!」


「かっこいい?」

 あの赤ちゃん天使が?

「うん!」

 クロードが力強くうなずく。

「キラキラのギンギラのド迫力! さっすがだよねー!」

 へ?

 どこが?

 ぷにぷにの、ぽわぽわなんじゃ?

「でも、ちょっと……目のやり場にこまるよね……」

 口元に苦笑い。

 そっと目をそらしながら、幼馴染は言葉を続けた。

「……裸だから」


 はい?


 はだ……か?


 アタシは天使ちゃんを、ジーッと見つめた。


 天使は、小さな翼を羽ばたかせ、門の前で滞空している。

……着てるわよね。聖歌隊の短白衣(コッタ)のような、ベビードレスのような、白い服を。


 頭がとっても大きい。三頭身ぐらい? 手足も短いから、脱いでも、赤ちゃん、赤ちゃんしてるだけよね。


……ふと思った。


 そいや、天使って、両性具有なんだっけっと。


 付いてるのかなあ?


 などと、アタシが思った時だった。


 天使ちゃんから、パッ! と衣装が消えたのは。


 はぅぅぅ! 全裸!


 お腹、ぽっこり!


 手足、ボンレスハム!


 そして、そして! あそこは!


……男の子でした。


「いやぁん」

 恥ずかしくなって、両手で顔を隠した。赤ちゃんのだけど……見ちゃった。

……胸がドキドキしてる。


「クロード君、確認したい」

 シャルル様が、いつになく真面目な顔で聞く。

「君の目には……天使様が……一糸まとわぬ姿に見えているのかね?」


「……です」

 クロードは、真っ赤な顔で頷いた。


「アタシの目にも、そう見えてます。さっきまでは、服、着てたんですけど、今じゃ、裸。……服を脱いじゃったみたいで」


「天使様が、服を脱ぐ……?」


 シャルル様とアランとエドモン。

 三人はびっくりしたように目を丸め、それぞれ違う方向へと顔をそむけた。

 シャルル様は口元をハンカチで覆われて、うつむき加減に。

 アランは、居心地が悪そうに、上を見上げて。

 エドモンは、不機嫌そうに下唇をつきだして、横を向いた。


 む?


「相手が裸に見えていては、会話に支障をきたしかねぬ。全員、着衣の姿を想像しろ」

 想像する?

「どうしてです?」

「御姿が変化する」

 お師匠様が、淡々と言う。

「天界におわす神族・天使族・神獣族は、不滅の物質から構成されている不死なる存在だ。天界の住人は霊的な存在であり、血肉はお持ちではない」

 はぁ。

「ゆえに、天界の住人の御姿は、対峙した者の想像に所以する」


 えっと……?


 お師匠様のすみれ色の瞳が、アタシを見る。

「おまえの目には、門の前の天使がどのように見えている?」

「金の巻き毛の赤ちゃん天使……です」


「「「「え?」」」」

 仲間達が、意外そうな声をあげる。


「ジャンヌが見ているのは、ジャンヌが思い描いた理想の天使像だ。シャルル殿はシャルル殿の天使像を見、クロードはクロードなりの天使像を見る。それぞれの目に違う姿に見えているのだ」


 えーっ!


「ジャンヌさんの目には、あの見目麗しい乙女が赤子に見えているのですか……」


「俺の目には、五才ぐらいの幼女に見えますが……」


「……ジュネに、よく似ている。……む、胸がある、が」


「え〜 うっそ! 使徒様じゃないの?」


 ちょっと待て! 今、一人、妙なイメージ持ってるヤツがいなかったか?


「天使を、ジャンヌは無垢な赤子のイメージでとらえ、アランはいたいけな幼児、シャルル殿やエドモンは理想的な女性と見ているのであろう」


「……たしかに、ジュネより綺麗な奴など、見たことはない。が、しかし……そんな目では、おれは、い、いちども、」

 もごもごつぶやき続ける農夫の人は、とりあえずおいといて!


「クロードは、『神に仕えるもの』というイメージから、マルタンを連想したのだな」

 むぅぅ……嫌な想像だわ……。


「お師匠様には、あの天使様は、どんな風に見えてるんです?」

 尋ねると、お師匠様は微かに目を細めた。

「……白い服の少女だ」

 ふーん。

 すっぽんぽんじゃないのか。


「性に囚われない清らかな存在、両性具有である為か、天使には裸体のイメージがつきまとう。しかし、着衣の天使像も、世に流布している。想像は難しくないはずだ」


 着衣の天使……


 アタシは、天使ちゃんをあらためて見つめた。


 見れば見るほど……愛くるしい赤ちゃんだわ。

 むちむち、むにむに。

 しもぶくれのお顔、二重あご、ぽこんと出たお腹、ぽてぽての手足。

 そして、ちっちゃくって可愛い、男の子の……


 ああ! 駄目よ、ジャンヌ! そこに注目しちゃいけないわッ、乙女として!


 と、思ったら、そこがポコンと白いモノに包まれた。


 オムツ……


 白いおムツだけを穿いた天使ちゃん……


 腰のとこが、不格好に丸くふくれてる……


 いやぁん、かわいいーーーー!


「うわ、うわ、うわぁ〜 さっすが、使徒様! かっけぇぇ! 潔いぃぃ〜!」

 クロードがすっとんきょうな声をあげる。

「葉っぱだ!」


 葉っぱ……?


 葉っぱが、なにで、どう……?


………


 やめよう。


……絶対、想像しない方がいい。うん……。



 赤ちゃんにしか見えない方が、威厳あふれる声で尋ねてくる。

《汝ら、天界のいずこに赴くことを望む?》

 いずこ……?

 う〜ん……

「行き先はお任せします。勇者の仲間となることを快諾してくださりそうな、すっごく強い方々とお会いしたいのです。可能でしょうか?」

《可能である。案内しよう》


「天使様。先ほど、勇者ジャンヌはあなたに萌えました。四十八日後の魔王戦で、共に戦っていただきたい」と、お師匠様。

 そうね。それ、頼んでおかないと。

 こ、こんな可愛い方が戦えるのか疑問だけど……

 天使だから、きっと大丈夫よね!

《可能である。魔と対峙するは光の宿命。汝らと共に吾は戦おう》


 むぅ。


 天使ちゃんってば、古風すぎる。

 レイやヨリミツ君みたいだわ。

 赤ちゃんがジジイ口調なのは、ギャップ萌えではあるけど……いまいち合ってないなあ。

 もうちょっとラブリーな口調のがいいのに。

 と、がっかりしたら……


《じゃ、アンナイちまちゅね。みなちゃーん、ボクちゃんの、ちょばまで、キてくらちゃ〜い♪》


 びっくりした!

 (バブ)ちゃん言葉!


 これも、実体がないから?

 アタシ次第で外見どころか言葉使いまで変わっちゃうわけ?

 この赤ちゃん語、たぶんアタシにだけ聞こえてる……のよね? みんなには、違うしゃべり口調が伝わってるんだろう。


 うん、まあ……

 似合ってるから、いいけど。


「はい、使徒様! マッハでおそばに参ります!」

 だから! 天使ちゃんはマルタンじゃないッ!

 想像させんなッ!


 ん?


 そういうえば……

「天使様、お名前は?」

 伺ってなかった。


《キュービーでしゅ〜》

 天使ちゃんが、ニコ〜と笑って、お口を動かす。

《キューちゃんって、よんでくらしゃい》

 おっぱいを吸う赤ちゃんみたいに、ムニュムニュと。

《ね?》


 う!


……アタシのハートに、ずっきゅんと何かが突き刺さった。


 魂の奥深いところが揺さぶられてしまったのだ……



 胸がキュンキュンキュンキュン鳴った!

 鳴り響いてしまった!


 キューちゃん、かわいいぃぃぃ!


 抱きしめたい!

 頬ずりしたい!

 もにゅもにゅしたいッ!


 と、そこで。

 光輝く雲の世界。道の真ん中にデンと浮かぶでっかい門。

 そこが重々しくギギギーと開き……

 中からキューちゃんが現れる……

 あれ?

 門の外にキューちゃん、中からもキューちゃん?

 ダブル、キューちゃん。同じ顔、同じ三頭身、同じ天使の輪と翼、同じ白オムツ……


《キューちゃん、コウタイにキまちたよ〜》

《ありがとー ガブルエルちゃん》

 ひしっと抱き合う、赤ちゃん天使たち……


 はふぅぅぅぅ!


 まるっこいお肉とお肉が、ぶつかりあってる♪


 ラブリー!


 胸がキュンキュンして、キュンキュンした!


 だけど……

 心の中でリンゴ〜ン鐘が鳴らない。


 もしかして……ジョブ被り?

 天使はもう仲間にいるから、これ以上増やせないとか?

……そんな気もする。


 どうせ萌えるなら、大天使様の方が良かった?


……あ〜 いやいやいや! キューちゃんは可愛いし! とりあえず、後悔はないッ!


「同じ御姿……ですね?」

 口元をハンカチで覆いながら、シャルル様は天使ちゃんの抱擁シーンに注目していた。


「おまえの想像力故だ。イメージに差異が生じない限り、どの天使も同一形態に映るだろう」

 へー

「意識して差別化をはからねば、神々や神獣も同じ姿に見えるかもしれぬ」


 て、ことは、天界は……

 アタシにとっては、赤ちゃん天国!

 シャルル様には、乙女天国!

 エドモンには、ジュネさん天国!

 アランには、美幼女天国……。アラン、あなたがそんな趣味だったなんて……アタシ的には、ちょっと残念だけど……まあ、兆候はあったわよね。ジパング界で、子供たちと仲良くしたそうだったし……。


 若干一名の天界は、想像したくもない! 使徒様だらけの天界なんて……しかも、葉っぱぁ?……いやぁぁ! 天国じゃない! 地獄よ!


《ではでは、イドウちま〜す。みなちゃんのトウチャクを、おまちちてた、カミちゃまたちのもちょへ、まじゅは、イきまちょ〜ね♪》

 天使ちゃんが、ヤバいぐらいにどんどん軽くなってゆく……


 て……


『みなちゃんのトウチャクを、おまちちてたカミちゃま』?


 神々がアタシたちが来るのを待っていた?


 どういうこと?


 質問したかったけど、できなかった。


 目に見えぬ力にぐぅぅんと引っ張られ……


 アタシたちは、天界の門の中へと吸い込まれて行った……

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