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きゅんきゅんハニー  作者: 松宮星
鬼を狩るもの
116/236

ぱんぱかぱ~ん♪

 帰還の光が消えた時……


 アタシの前には、使徒様が立っていた。

 いつも格好だ。襟の高い黒の祭服に、金の十字架、五芒星のマーク付き指だし革手袋。

 偉そうに両腕を組んで、アタシを見下ろしている。

 

 一瞬、ジパング界に回れ右しようかと思ったわ。

 転移の魔法陣の前で待ち構えてたわけ?

 還ってすぐに見るのが、あんたの顔だなんて! 悪夢だわ!


 て、思った時……

 本当の悪夢が始まった。


 使徒様が……笑ったのだ。

 フッと鼻に抜ける笑みでも、口元を歪める皮肉な笑みでも、高笑いでもなく……

 顔中の筋肉を使って、とてもにこやかに、愛らしく。


「!」

 あまりにもあんまりなものを目にして、アタシは真っ白になってしまった。


 屈託のない笑顔のマルタンが、アタシに向かって手を振っている……


《やっほー ジャンヌちゃん、お久しぶり〜 伴侶五十人突破おめでと〜 君はやればできる子だって信じてたぞぉ》

 この笑顔!

 この台詞!

 この口調!

 中身が誰だか、一発でわかった!


 だけど!

《決戦は四十九日後〜 四十八日で残り六世界をまわってぇ、たったの四十六人を仲間にするだけ〜 いけるいける。超楽勝だよね〜。おっけぇ?》

 やめてッ! そのぶりっこポーズ!

 ニコニコ笑顔のマルタンが、顎の下に軽く握った両手を持ってって『だよね〜?』って感じに小首をかしげるなんて!


 キショイわッ!


 気持ち悪さのあまり、フラッとよろけたアタシ。

 すかさず背後から優しい手が。

「あ、ありがとうございます……」

 チラッと見たら、シャルル様はアタシを支えながらマルタンを凝視していた。お顔が強張っている。でも、精神的ダメージをくらっても、女性のピンチは見逃さないのね。さすがシャルル様。


《んもう、ジャンヌちゃん、よそ見禁止ぃ〜 最初っからやり直すぞ》


 パンパカパーン!

 部屋にファンファーレが鳴り響いた。


《おめでと〜 ジャンヌちゃん! ついに半分終わったぞ〜★ 四十九日後の決戦に備えて、残り六世界で四十六人の伴侶をしっかり探してきて〜 おっけぇ?》

 だから、やめて、ぶりっこポーズは!

 両手の指先だけ合わせてのお願いポーズ! しかも、内股! ンなものを見せつけるとは……拷問ですか!

《ノリが悪いなぁ、ここはスマイルで、おっけぇ〜 でしょぉ?》

 耳にうるさいキンキン声だ。

 使徒様、普段は低音でしゃべってるけど、もしかして地声はもっと高い?


「とうとう本格的にイカレたのか」

 ぼそっとつぶやいたのはリュカだ。

「……熱があるんじゃ……?」と、エドモン。

……違うのよ。


「神様が憑依しておられるのだ」

 まったく動揺してない声が響く。

「驚くことはない。勇者が託宣に従う百日の間に、祝福や助言や援助を与える為に神様が降臨なさる事はたまにある」

 お師匠様……みんなが動揺しているのは神様が降りて来たことに対してじゃないんです。いつもはアレな使徒様がコレだからです……


 この世界の創造主。

 勇者と魔王の戦いを司る神。

 それが、マルタンに憑いているんだ。


「神様って……ああいう方だったんですか」

 何処となく残念そうな声で、アラン。

 気持ちはわかる。

 聖教会の聖書や言い伝えじゃ厳かな面しか見せてないけど、実体はこうなのよ……。


《おおお! そこに居るのは、シメオン君!》

 使徒様が、わざとらしくお師匠様を指差す。

 そんなマルタンに、お師匠様は恭しくお辞儀をする。

「お会いできて嬉しいです。神様におかれましては、本日もまばゆく光り輝かれておられますね」


《うはは。お久しぶりぃ》

 お師匠様に向かってダッシュ!

 でもって抱きついて……

 胸にスリスリ……


 あ。


 あぁぁぁ……


「ジャンヌさん! 大丈夫ですか?」

……駄目です。

 もうどうあっても無理です。BL的展開を喜ぶよりも前に、目が受けつけません。

 ぶりっこ笑顔の使徒様が、アタシのお師匠様にスリスリスリ……。


 嫌ぁぁぁ!


《こうして話すのは、ほぉんと久しぶりだ。キミが現役勇者だった頃は、ピエリック君の体に憑依しておしゃべりできたんだけどねー》

「神様の降臨時に体を明け渡すのは、賢者の役目の一つ。会話できないのは当然です」

《うん、まあ、そうなんだけどぉ〜 神としては、いろいろと話したいことがあったんだ。キミが賢者として輝いているうちにね》

 ん?

《マルヴィナちゃんのことは、いろいろ残念に思っている》

 !

 びっくりして、顔をあげちゃったわ。

いろいろ(・・・・)と、ね》

 デ・ルドリウ様の愛娘、白竜マルヴィナ。お師匠様の騎乗竜となった彼女は、魔王戦で亡くなっている。

《だけど、神にも制約がある。残念ながら、できることとできないことがあるんだ》


「重々承知しています」

 お師匠様は……いつもと同じ無表情だ。何の感情も浮かんでいない顔で、自分に抱きついているマルタンもとい神様を見つめている。


「それで、本日はどういったご用件で降臨なさったのです? ジャンヌへの激励の為ですか?」


《メインは激励。おまけはアドバイスだ》

 くるっと振り返ったマルタン。

 その左足! なんで、意味もなくピョコンとあげてるの? アタシへの嫌がらせですか?


《キミたちが、『上位者』って呼んでる奴のことを教えてあげようと思ってね》


 部屋の中に、緊張が走る。


《英雄世界で会ったろう? シメオン君の似姿で現れたアレ……精霊をも遥かに凌駕する絶対的な力にキミはブルったろ?……あれは、ブラック女神の力なのさ》


「ブラック女神……?」


 アタシは首をかしげた。

「なんですか、それ? 初耳なんですが?」


《そりゃ、そうだ。教えてないもの》

 ぐっ!

 てへ★ペロする使徒様……い、いろいろと精神的ダメージがデカいけど……が、我慢よ、ジャンヌ……話を促そう。

《知ってる奴は、ほんとにごく一部。聖教会のお偉いさんとか〜 歴代賢者とか〜》

 お師匠様は知ってるのか。

「そいつ、何ものなんです? まさか、魔族?」

《う〜ん……まあ、そう。だいたい合ってる〜》

 だいたいかよ。

「この世界には魔族は居ないんじゃ?」

《ん〜? そーでもないよ。召喚されて還れなくなった()とか、居ついちゃった()とか、そこそこ居るよ。このまえも、マルタン君がお掃除してたし。国産の魔族は、魔王しか居ないってだけ〜》

 国産……


《ブラック女神は……う〜ん、魔というよりは、暗黒神? 魔王の守護神っていうかぁ〜 ちょ〜優秀なこの神が勇者のキミに味方しているように、ブラック女神は魔王の味方をする為に存在しているんだ》


「その女神、邪魔だからアタシを殺そうとしてるんですか?」

《ちがう、ちがう》

 神様付きの使徒様が、大きく右手を振る。

《ブラック女神は、直接は手を出してないよ。つーか、手を下せない。こっち同様、あっちもいろいろ制約を抱えているんだ。キミを殺そうとしたのは、ブラック女神じゃなくって、》

 マルタンがニッと笑う。


《あっちの、マルタン君だ。暗黒神の器となれる者が、女神の力を借りてキミを殺そうとしているんだよ》



 唇の下に人差し指をあて、神様付きマルタンが首ばかりか上半身まで、くねくねと動かす……

《ほんとは内緒にしなきゃいけないんだけどぉ〜 あっちもルール違反ぎりぎりで仕掛けてきてるしぃ、少しぐらいはキミたちに情報を流してもいいかなあって思ってぇ》

「……ありがとうございます」

 でも、できればチョロチョロ動かないでしゃべってくれませんか?……キモいです……


 頭の中を整理しよう。

 えっと……

 今まで『上位者』って呼んでた敵は、ブラック女神ってな暗黒神。魔王の守護神。

 聞いたこともない女神だけど、その女神を宿せる人間が居て、女神の力を借りてアタシを殺そうとしている……


「教えてください、英雄世界で会った、お師匠様の偽者のことを」

 マルタンに宿る神様を見つめた。

「あの体は魔力で生み出されたものですよね? 人造人間みたいなものだって、サイオンジ先輩は言ってましたけど」

《おお! サイオンジ サキョウ君! 懐かしい名前だなあ》

 八十四代目の名前に、マルタンが更なるニコニコ笑顔になる。

《そーだよ。サキョウ君の言う通りだ》

「あれに降りてたのが、ブラック女神なんですね?」


《ん〜》

 唇にピタピタと指をあてて思案顔……

 きょろきょろと動く目も傾げる首も、何もかもが気持ち悪い。

 我慢して見てたのに、神様はニパッと笑って、

《回答拒否》

 とか言いやがった。

 でもって、チッチッチッと指を振る。

《何もかも教えたら、完全ルール違反だもん〜 その辺を知りたかったら、自力で調べて★》

 く。

「じゃあ、別の質問します。敵は、英雄世界で仕掛けてきて、エスエフ界でも暗躍してました。ブラック女神ってこの世界の女神なんですよね? ってことは、敵にも異世界に渡る力があるってことですよね?」

《ひ・み・つ♪》

 くぅぅ。

「……器になってる人って誰なんです?」

《もちろん! ひ・み・つ♪》

 役に立たない……

 いちいちポーズをとりやがるし! やめろ、てへ★ペロ!


《ま! なにもかもが、ひ・み・つ♪じゃ、ストレスがマッハだろーし! ちょっとだけ教えてあげよう。マルタン君の緘口令の一部を解除する》

 マルタンの右手が、壁の方をスッと指差す。

《ついでに彼の記憶も、部分的に蘇らせてあげよう》


 マルタンが指差しているのは、壁の前にちょこんとしゃがんでいる奴。両手で耳をふさぎ、こっちに背を向けてるけど、黒のローブにストロベリーブロンドの髪……誰だか間違いようもなく。


「クロード?」

 幼馴染に向かって叫んだ。

「居たの、あんた! てか、そんな隅っこで何やってるの?」


《あはは。話しかけても、無駄〜 返事しないよ。クロード君は自閉症モードに入ってるから〜》

 へ?

 神様が、意地の悪い顔でニヤニヤと笑う。

《マルタン君がねー ちょ〜優秀なこの神に体を明け渡す前にぃ〜 この部屋に居たクロード君に『神罰を恐れるなら、マッハで目を閉ざし耳をふさげ、イチゴ頭! 目や耳を失いたくなくばな!』って脅したんだよ》

 うわぁ……そのしゃべり方、マルタンそっくり。

……いや、本人だった。


《ブラック女神の今は教えられない。けど、前のことなら、いっかなあ。ま、時効ってことで♪ その話をヒントに、ブラック女神一味のことを探るといい》


 てなわけで! と、元気よくマルタンは手を振った。

《今日は還るね〜》

 へ?

《お名残惜しいけど、いろいろと仕事がたまっててね、もう還らないとヤバいんだ〜》

 なら、お師匠様にスリスリしてんじゃねえよ!


「あと一つ! アタシだけ、あっちの守護神に狙われるなんて不公平じゃないですか? あっちが手を出してきたんです、神様もアタシの守護神らしく働いてください! あっちを攻めるなり、アタシを守るなり!」


《だからぁ〜 キミを攻撃してるのは、ブラック女神じゃなくって、その器だってば〜》

 めんどくさそーに、神様が答える。

《あっちの器がキミを狙い、こっちの器のマルタン君がキミを守ってる。平等じゃん》

 え?

 平等……?

……なの?


《平等、平等〜》

 神様が、にぱっと笑う。

 いや、でも、なんか……その話、おかしくない……?


「待ってください、それって」

 神様の左手を、はしっと掴むと、

《ジャンヌちゃん……》

 物憂げな瞳で見つめられてしまった。

《ごめんよ。万能の神にもいろいろと制約がある。可愛いキミの頼みでも、聞けないこともあるんだ》

 泉のような青の瞳がアタシを見つめる……アタシだけを、まっすぐにみ、つ、め、る……


《愛してるよ、ジャンヌちゃん。許してくれる……よね?》


 ぐっ!


 ぐわぁぁ!


 キモ! キモ! キモ!


 その溜めが嫌!

 微笑みが怖い!

 こっち見ないで! その顔で、瞳うるうるとか! もはや犯罪よ〜!


 うつむいたアタシの頭上から、

《んじゃ、またねぇ。ジャンヌちゃん。あと四十九日だ、シメオン君や仲間たちと仲良くやってね〜》

 脳天気なお別れの挨拶が聞こえた。






「・・・」


「………」


 使徒様とアタシたちが見つめ合う。


 お師匠様は、神様に体を貸している間も意識はあると言っていた。

 けれども、体の自由は利かないわ、憑依神と直接会話ができないわで、なぁんにもできないらしい。

 それがどんな感じか、アタシにもわかる。

 アリス先輩やヤザキ ユウ先輩に体を貸したから……。自分の口がおバカなこと言っても黙れないし、おバカなことをしてても『やめてぇ〜』と心の中で悶えるしかない。よく知っている……。


 フッと笑い、マルタンは胸元から煙草を取り出して、くわえた。

 左の指をパチンと鳴らし、所作のみで炎の魔法を発動させ、煙草に火を点ける。

 ゆっくりスーッと吸いこむと、横を向いた。アタシたちに煙がかからないよう気遣うかのように。だけど……普段の使徒様なら絶対、ンな気配りはしない。寝てるアタシの横で、プカプカやるような奴だもん。


 煙を吐いてから、ポツンと一言。

「仕事の後の一服こそ、至福の時・・・」


……知らなかったわ。

 あんたも、人間だったんだ。

 羞恥心なんて高等な感情を持ってるとは、びっくりよ。

 首まで真っ赤よ。



「マルタン、クロード。すまぬが、教えてくれ。神様がおっしゃっていた、十二年前のことを。ブラック女神とおまえたちは、何か関わりがあるのか?」


 くわえ煙草の使徒様が、ギン! と壁の方を睨む。

 しゃがみこんでいるクロードのもとへ。


 あ!


 蹴った! クロードのお尻を蹴っ飛ばしたわね!


「・・包み隠さず正直に吐け、イチゴ頭。きさま・・何を見て、何を聞いた?」

 ちょっと、何する気! クロードの胸倉をつかんで!

「何も見てましぇん! じゅっと背中向けてまひた!」

 ぶんぶん頭を横に振って、幼馴染が叫ぶ。舌、噛みまくり。

「耳もふさいでました! ブラック女神とか、パンパカパーンとか、ちょびっと聞こえただけでしゅ! ほとんど聞こえてましぇん!」

 あああ! そんな馬鹿正直に!


「ククク・・そうか・・それはそれは。良かったな、イチゴ頭」

 マルタンがクロードをグッと引き寄せ、地を這うような低い声で恫喝する。

「・・きさま、耳を失うだけで済んだぞ」


 ちょ!

 ちょ!

 ちょ!


「やめて! クロードに八つ当たりするとか、サイテー!」

「……落ち着け。弱い者いじめはよくない、と思う」

 エドモンと二人がかりで、暴れる使徒様をクロードからひきはがそうと頑張った。


「ていうか、とるなら耳じゃなくて舌じゃねーの?」

 よけいなこと言わないで、リュカ!


「失礼します、使徒様」

 アランも協力してくれた。

 ジョゼ兄さまとタメをはるマッチョが参戦! どうにか使徒様を押さえつけられた!


「バカ! だいたい、クロードの耳をとったって手遅れよ! アタシたちが、あんたの痴態、ぜ〜んぶ見ちゃってるんだから!」

「あ……ご安心ください、使徒様。傭兵という商売柄、俺は見聞きした秘密はすぐに忘れるようにしてますので」

「……おれは、無駄口はきかない」

「ま、オレはおもしろネタは忘れねーけど」

 だから、黙ってよ、リュカ!


「くっ・・かくなる上は、聖気(オーラ)を120%解放し、きさまらもろとも、」


「……聖気(オーラ)の120%解放だけはやるな」

 お師匠様が淡々と言う。

「それだけは私が許さん」


「・・・」

 使徒様が、がくっと頭を垂れる。

 こいつ、お師匠様には従順なのよねえ。大恩があるとか、前にポロッと言ってたけど。


 ようやく訪れた平穏の時。

 その沈黙を、シャルル様が破る。

「一つお伺いしたいのですが……」

 顎の下をこすりながら、貴公子が首を傾げる。

「神様は女性なのですか?」


「………………」


 アタシとお師匠様と使徒様。

 何とも言えない顔で、三人は顔を合わせた。


「神々は、不滅の物質で構成された不死なる存在だ。霊的な存在であり、血肉はお持ちではない」

 お師匠様の答えに、シャルル様は尚も食い下がる。

「高位の神々が性別を超越した存在であることは存じています。しかし、『女神』を名乗り、意図的に性別を定義なさっている方もおられる。また、聖教会の教えでは、神の似姿が『男』となったという一節もあります」

 う。

「先ほどのお方は、女性的な仕草に言葉使いでしたが、主神であらせれる。『男神』という認識でよろしいのでしょうか?」

 それは、その……

 ねえ?


 アタシとお師匠様と使徒様は、そっと目をそらし合った。


「……あの方は強大な力を有する、偉大な神だ。人間の価値観ではかるべきではない」

 て、お師匠様は綺麗に閉めようとしたんだけど。


「男でも女でもない? んじゃ、オカマか」

 こら、リュカ!


「……その言い方は、不適切だ。女性の心を持つ男性と言った方がいい」

 ジュネさんって幼馴染を持つ農夫の人の意見は、こう。


 でも……

 アタシ的には、ショタッ子だと思う。

 根拠はないけど! なんとなく!

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