18話 無事脱出
指がすり抜けた。
油断せず急いで地上へと走り抜ける。
「ほっ。無事脱出!」
どうやら行き来可能のようで安心した。
理屈のわからないものだから今はってだけなんだけどね。
すぐさま体を見渡す。
「特に異常なし」
なんだっけ・・・
「ステータス・・・なんちゃって」
特に変化なし
「えーっと・・・ステータスオープン?」
・・・
そういう事じゃ無いのかな笑
もう一度侵入して確認してみようか。
階段の中腹まで行って
とりあえず包丁を取り出して右手で持つ。
「ステータス・・・ステータスオープン」
・・・
「ま、まあ進んでみよう」
階段を降りきると少し前に木製のドアがあった。
「人工物だ。」
うーん。
「ドアか・・・鍵穴は無いな」
扉の先に人がいるかもしれない。
「ドアか・・・」
どうするか人の家だった場合を考える。
ドアに耳を当て耳を澄ますが気配は感じない。
勝手に開けるのには抵抗がある。困ったな。
とりあえず2回ノックしてみた。
耳を澄ますが誰もいないようだ。
・・・
包丁を手に持った不審者が人がいるかもしれない扉を勝手に開け侵入・・・相当やばいな。
事案になりそうだが仕方ない。
包丁を左手に持ち替え体の後ろに隠す。
音を立てないようそーっとドアを開ける。
鍵穴は無かったから開くとは思ってたけどまずは開いた。
手の感覚を頼りに慎重に開けていく。
40度くらい開けた所で
「キィー」っと
「・・・」
とりあえず隙間から覗いた。




