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~そしてもう一つの伝説へ~父の仇編~地下の黒幕編~  作者: 佐久間五十六


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番外編⑭ 恋の行方パート③

お互いに思っている事を伝えると言う事は大切な事である。オイツォフもたかしもリュラプスも、お互いに言いたい事を伝えあった。それがきっと恐らく最高の方法であった。例えそれで意見の食い違いが生じても、それは仕方ない。


3人の恋模様がどうなったか?そんな事よりも、お互いがどう思っているか知る事の方が大切であった。ゴパンが上手く仲裁に入って、何とかアクシデントは発生せず万事順調に行った。


結果的にリュラプスは恋に敗れて、たかしとオイツォフが結ばれる形となった。それに異議を唱える者はいなかった。何故なら3人がとことん思いの丈をぶつけ合った答えだからである。


「これでスッキリしたな?」

「まぁ、そうかもな。」

「これで良かったのよね?」

「お前らもう言いてぇ事ねぇか?」

四人はいつの間にか兄弟家族の様な絆で結ばれていた。この絆こそがこのパーティーの最大の強みに成る事は確かである。いざと言う時に役に立つのは信頼と絆である。敵を知るにはまず己からと言う言葉がある様に、自分の能力を越えるものが出るとするならば、それはきっとパーティー間の連携によるものがほとんどであろう。


今、決戦を前にしてパーティーは最善の形をとりつつあった。それは望んだ形であった事は確かでパーティー内の恋の行方に一定の目処がついたと言う事は素直に喜ばしい事であった。しがらみから解放されると、人間は力を発揮する。愛はいつか闇を裂いて光で照らす。小さな背中はまだ僕をまだ許してはくれないけど、今日の為にも忘れない。全てが宝物であり、今僕が思えるのはいつでも君がそこにいるから。


たかしはその様な事をオイツォフに伝えた。結局はハッピーエンドになってしまう訳であるが、まだ戦いは終わっていない。いや、始まってもいない。とにかくパーティー内のゴタゴタには決着がひとまずついた。


「言いてぇ事なら売るほどあるぜ?でもなこちらとら世界を救う勇者様だ。見栄の一つ位勘弁してくれよ。」

「俺の方こそすまん。グズグズと男らしくもない。この通りだ。」

「二人とも本当傷の舐め合いはよしてよ。まるで私が罪人みたいじゃない。それにねリュラプスあんたのこと、私嫌いじゃないよ。まぁ、相手がたかしだからドンマイって感じだよ。」

「そんな振られ方(笑)。とにかく上手くやれよたかしもオイツォフも。」

「私が危なくなったら助けてよね。」

「人のものでも何でも構わず助けるよ。」

「ものはないだろ?リュラプス?」

「そう言う所!」

「気持ちは伝わったよ。ありがとう。」

「とにかくこれでわだかまりは無しやな。」

「だな。」

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