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~そしてもう一つの伝説へ~父の仇編~地下の黒幕編~  作者: 佐久間五十六


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LEVEL-7 プロレス・ニール・ノア?

 洞窟をやっとの想いで出てきたたかし一行は、即座にねむりの村に直行した。よく分からないまま、目覚めのルビーを村の中心で掲げると、なんと呪いが解けたのかの様に村人達が全員目を覚ました。


 すると、村の広場で賑やかな声が復活しているのが、たかし達にも聞こえた。行って見ると、そこではプロレスが行われていた。一方はノア、対戦相手はニールと言う怪力無双の戦士達がガチでプロレスをしていた。すると、黙って見ていたたかし達に近くにいた老人が、嬉しそうに話しかけられた。


 「お前さん方、この村に来るのは初めてだろう?良い事を教えてやろう。まぁ、聞きなさい。このプロレスは代々この村で行われているもので、一人はノア、一人はニールと名乗るのが、仕来たりとなっている。一年に一度行われていて、今年で300回目だ。ここまで、ノア149勝・ニール150勝でほぼ互角だ。今年ノアが勝てば星は五分になる。ニールが勝てば星は少しだけリードする事になる。」


 「最近ではこの伝統のプロレスを見に来る観光客も増えたよ。え?何でノアとニールかって?そりゃ、この村がニールノアと言う村だからだよ。ほう、勝負がついたようじゃ。」


 リング上を見るとノアと名乗る戦士が拳を突き上げて喜んでいる。どうやらノアと言う怪力無双の戦士がニールと言う怪力無双の戦士に紙一重で勝ったのである。


 さて、所で何故この村人達が眠らされていたのか?と言う根本的な疑問が解決されていないが、どうやら年に一度の祭の日と言う事もあり、これ以上得る情報も無さそうなので一泊して旅を再開させる事にたかし達は決めた。


 プロレスの勝敗が八百長的だからと言う理由で精霊ビルス様の怒りを買ったと言う訳では無さそうだが、ビルス様は気まぐれな御方だと言う事で有名だから、可能性としては0%とは言え無い。ただ、村人を起こしてしまった今となっては最早どうでも良い事に違いはなかった。


 貯まったゴールドで装備の更新をしておきたい所であったが、目ぼしいものはないのでここはスルーした。まぁ、言ってはなんだがこんな田舎村に強力な武器・防具があるはずが無い。


 さて、ニールノア西の洞窟でレベルアップしたたかし達はリュラプスが中程度回復魔法や痺れ回復魔法や小規模風攻撃魔法を覚えた。ゴパンも素早さとパワーが尋常なく伸び、オイツォフは役に立たない遊びを極めていた。たかし達はとりあえず、ザカーブ村まで南下し今度はパンシャーニュの塔とは反対の方向に進む事にした。敵はより強力になってきていたが、全てゴパンが蹴散らしてくれたのであった。

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