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~そしてもう一つの伝説へ~父の仇編~地下の黒幕編~  作者: 佐久間五十六


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LEVEL-64 攻略デオーラの塔

構造自体は複雑では無かったが、5人の門番の存在が厄介であった。デオーラの五竜星と呼ばれるナイトがたかし達の行く手を阻んだ。5フロアに一人ずついてとにかく手強かった。


一人目はリュースと言った。4対1であるにも関わらず、その数的不利を感じさせないパワフルな攻撃が売りではあったが、守備力上昇魔法と攻撃力上昇魔法により、それを封じた。


二人目はキースと言った。多彩な魔法の使い手だったものの、何と魔法封じ魔法が効いた為、にあっけなくたかし達が勝利した。


三人目はヒースと言った。双剣の使い手で回復魔法を使うヒースにはそれなりに手を焼いた。最終的にはヒースに魔法反射魔法をかけ、回復魔法を封じ、何とか倒す。


四人目はハースと言った。流石にここまで来ると、敵も一筋縄ではいかない。ハースはいてつくはどうを使う猛者であった為、補助魔法はいちいち無効化されてしまう。その上守備力も高かったから、攻略には時間を要した。


最後の五人目はドースと言った。このドースは比べるまでもなく強力な存在であった。特筆してどこが強いと言う訳でも無かったが、ドースは竜化変身魔法を使った。この魔法が厄介極まりない魔法で、攻撃力、守備力、魔法力全てが上昇する為、たかし達の攻撃はほとんど効かない上に、敵は強力なブレス攻撃により、少なくないダメージを受けてしまう。このブレス攻撃には息攻撃減少魔法と言う策が有ったものの、この程度の相手に歯が立たない様では大魔王マーゾを倒せるはずが無い。ドースを倒す為にはこざかしいテクニックではなく、精神力が大切であった。


それでも何とかドースを倒してデオーラの五竜星を倒したたかし達は、塔の最頂部へと到達した。ここには何もなかったが、たかし達はライマの村で手に入れた情報により、妖精の笛を吹いてみた。


「流石に五竜星は強敵だったな。とてつもない一点突破だったけど、今の俺達の実力なら不可能では無かったな。」

「よく言うぜ!一番息上がってた癖に。」

「そう言うリュラプスも魔法力底ついてるじゃない?」

「いいよな、オイツォフはほとんど魔法力温存してて。」

「だってそう言う作戦だったじゃない。ねぇ、たかし?」

「あ、ああ。一応何があるか分からないから、極力オイツォフには魔法力を温存してもらった。」

「竜化変身魔法には手を焼いたな。」

「いてつくはどうで補助魔法無力化されるのも参ったな。」

「ま、大魔王マーゾ戦に向けて良い宿題が出来たな。」


と、冷静な思考力で五竜星との戦闘をしっかり分析していたたかし達であった。

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