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~そしてもう一つの伝説へ~父の仇編~地下の黒幕編~  作者: 佐久間五十六


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LEVEL- 58 すごろく場その②

ガルドアレフのすごろく場は3フロアあって80回もふれると言う。過去にない規模であった。それを一回の挑戦でクリアすると言うのであるから、正に宝くじを高額当選させる様なものであった。すごろくに挑戦するのは、当然勇者であるたかしの役目であった。


「これ俺がやるの?」


と思ったが、オイツォフがこう言った。


「あんたしかいないでしょ?」


と言われ、もう腹をくくってやるしかなかった。後に知った話ではあるが、このすごろく場をクリアしたのは過去にたった3人だと言う。しかも、その3人ともサイコロの残り回数は5回以下だったと言う。すごろくのクリアにコツはあるのかと思うが、こればかりはサイコロの出た目に従う以外に他はない。だったらもう、テクニック云々よりも、運次第だと言う事になる。


覚悟を決めて、係員にすごろく券を1枚渡したたかしは、サイコロを受け取り、人生初のすごろくに挑戦する事になった。たかしは、順調にサイコロの出た目に沿い進んでいく。ルール違反が無いように、1名のすごろく場スタッフがたかしの後をついてくる。勿論、戦闘が発生しようがアイテムを得ようが何もしない。ただ、ルール通りにサイコロの出た目に従っているかを確認するだけである。


この辺りになって来ると、すごろくとは言え、出現するモンスターも強い。まだ装備が完璧ではないたかしにとっては、強敵相手に一人で戦うのはキツかった。勿論、たかしは回復魔法を使えるから、体力や魔法力に心配は及ばない。ただ、80回もすごろくを振り終わる頃には疲れきっているのもまた確かである。結局、40回程サイコロを降った所でたかしは、落とし穴に引っ掛かり、1回目の挑戦でクリアするには至らなかった。まぁ、あと49枚すごろく券があるから、対策は立てられる。それでもたかしは、挑戦前よりもクリアしたいと言う願望が強まっているのであった。


「落とし穴って、はっはっは。うける。」

「こっちはリアルガチでやってんだぜ?」

「まぁ、気持ちは分かるよ。まぁ、これは運もあるからな。」

「確かにこれまでのすごろく場をスルーしてきたツケが、出てきてしまいましたねぇ…。」

「あと5回位やれば感触掴めるんじゃね?」

「良いよなお前らは。見ているだけなんだから。」

「代われるなら代わってやりたいよ。でもオラ回復魔法使えないから…。」

「そうだな。ゴパンの分も俺頑張らねぇとな!2回目行っちゃうか?」

「体力はあるみたいね?でもこのすごろく場に時間はあまりかけられないからなるはやで宜しくね?」


と、たかしはここで足止めを食らうわけには行かないぞとオイツォフに釘を刺された。


「これくらい、やってやんよ!この俺の人生の運の3分の1を使ってクリアする。」

「結構な運使うんだな(笑)」

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