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~そしてもう一つの伝説へ~父の仇編~地下の黒幕編~  作者: 佐久間五十六


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LEVEL-54 アーマーオブヘル

ダラトームの北部には小さな洞窟があった。そこには何があるかと言う情報は皆無だった。それでもたかし達は、先へ進む事でしか道は開けない事をこれまでの冒険で体感している。


右か左か迷ったら思った所を進め。それはガルドアレフにおいても同じ事であった。出現してくるモンスターは、地上世界のモンスターとは別格で、強力なモンスターばかりが襲いかかって来た。それらを倒す為に、ダラトームの城下町で手に入れた新たな武器が威力を発揮した。


かなり薄暗い洞窟だったものの、何とか最深部まで到達する事が出来た。そこには宝箱があった。そこに入っていたのは道具鑑定魔法の鑑定結果によると、地獄の鎧で売っても大した金額にはならず、呪われていた。防御力は高いが呪われていたならば、戦力にはならない。リスクを犯す必要は全く無く、勇気を持って装備する事は有り得ない。地獄の鎧は道具袋行き確定である。


アーマーオブヘル(地獄の鎧)の様に、ダンジョン最深部にあるものが必ずしも勇者一行にとって、メリットのある有効なアイテムとは限らない。割合的には先へ進む為の大きな道を切り開くものの方が多いのかも知れないが、役に立たないアイテムしかダンジョンには無い事もある。


だからと言ってダンジョンを攻略しないと決め込む訳にはいかない。リスクを犯してでも、貴重なアイテムを地道に集める事はいずれ大きな戦いへ臨む為の近道である。小さな事をコツコツと積み重ねる事によって、大きな未来を築いて行く。苦労した分それが報われないと言う事は無い。何よりダンジョンを攻略する事によって、確実に実力は伸びて行くだろうし、パーティー間の連携も良質なものになって行く。


ガルドアレフのモンスターは、確かに強力で一つのダンジョンをクリアするだけでも、体力・魔法力を大幅に消費するがそれは大きな糧になる。


「ここまで来たのにマジかよ?」

「地獄の鎧だって。レアリティはありそうだけど、役に立たないアイテムだね。呪われている。」

「アーマーオブヘル。いかついのに役に立たないなんて。」

「そう簡単には勇者の最強装備見つからないか…。」

「はは、そういやぁラディスト49世に北の洞窟には大した物はないと言われていたな。」

「ダンジョン内の敵強かったな?」

「あぁ、まぁもう慣れたけどな。」

「ガルドアレフにはまだまだたくさん未開な所もあるし、気を落とさずひたむきに頑張ろうぜ!」

「まだまだレベルも上げなくちゃならんしな。」


と、前を向くたかし達であった。

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