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~そしてもう一つの伝説へ~父の仇編~地下の黒幕編~  作者: 佐久間五十六


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LEVEL-48 VSバラーモス②

もしバラーモスが体力全快復魔法を使えたなら恐らくたかし達は勝てない。ゲームの中ではボスキャラは使わないが、これはゲームではない。


もし仮に体力全快復魔法を使える様なら、勇者たかし達の戦いは恐ろしく長いものになる。ただ、どうやら体力全快復魔法を使えるサブキャラはいないし、それをバラーモスが使う気配はない。


勇者が勝てる様なプログラミングをされているものがゲームだとしたら、我々は結局製作サイドの盤上で踊らされているだけのピエロに過ぎない。


よく考えれば、たかだか人間ですら体力全快復魔法を使えるのだから、魔王バラーモスが体力全快復魔法ごときを使えないのはおかしな話なのだ。


話がそれたが、相変わらずたかし達の戦闘スタイルに変化はない。魔法封印魔法も全く効かない。たまにパーティー離脱魔法が飛んで来るが、何とか誰もとばらせずにいた。よくよく考えればバラーモスは卑怯な野郎である。相手の命を奪わずただ、エリアハンのアイーダの酒場に強制送還する。言うなれば只の時間稼ぎである。


それは逃げの奥義であった。流石に直接即死魔法は効かなかったが、相手がパーティー離脱魔法を使って来るのだから、手っ取り早く直接即死魔法を使いたい気持ちも分かる。当然効かないのは百も承知であるが、その間にもたかしとゴパンのダイレクトアタックは続いていた。


魔王バラーモスとは言え、体力は無限ではないだろう。回復魔法を使って来ない所を見ると、バラーモスは回復が使えないと推測。勿論、こちらの魔法力が底をついた瞬間にゲームオーバーだ。祈りの指輪や魔法のせいすいも直ぐになくなるだろう。


だから追い来るリミットは、バラーモスの体力が0になるのが早いか、たかし達パーティーの魔法力が0になるのが早いかと言う二点に、焦点は絞られた。目的が分かってしまえば、後はひたすらそこを叩くだけである。


「はぁ、はぁ。大分ダイレクトアタックしているけど全然手応え無いわ。」

「マジかよ?魔王バラーモスはんぱねーな。」

「これで回復魔法とか使われたらマジで詰むよ俺達。」

「大丈夫。たぶんバラーモスは回復魔法を使えない。」

「そう言い切れるのかよ?」

「俺とゴパンのダイレクトアタックは確実にバラーモスの体力を削っている。なのに全く回復魔法を使わない。いや確実に使えないんだ。と推測している。」

「攻撃魔法ガンガン使っているもんな。魔法力尽きたのか?」

「それもあるかもな。とにかく早いとこやっつけないと。」

「だな。」

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