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~そしてもう一つの伝説へ~父の仇編~地下の黒幕編~  作者: 佐久間五十六


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LEVEL- 47 VSバラーモス①

たかし達は魔王バラーモスの元へ辿り着いた。無駄な話は必要ないと早速、剣を交える事になった。オイツォフ、リュラプスの両賢者は守備力上昇魔法と息ダメージ減少魔法で守備を固め、たかしとゴパンは攻撃力上昇魔法がかかるのを待って攻勢に転じた。


一方のバラーモスは打撃、魔法、息攻撃で勇者一行を苦しめる。厄介だったのはパーティー離脱魔法である。パーティー離脱魔法をくらうと、エリアハンのアイーダの酒場まで飛ばすと言う稀有な魔法で、防ぐ為には魔法反射魔法でバリアを張るしかない。ならば、それをすれば良いのだが、魔法反射魔法には大きな欠点がある。


味方の回復魔法も反射してしまうのである。確かに相手がバラーモスでなけれぱ魔法反射魔法を使用したい所ではある。魔法反射魔法が消えてしまうまでは、回復魔法が使えない。道具やアイテムを使えば回復出来るが、成長した勇者の回復に薬草では雀の涙である。耐性がある為、打撃や息攻撃はどうと言う事は無かった。


パーティー離脱魔法に限っては飛ばされない様に運を天に任せるしかない。一応オイツォフが魔法封印魔法を唱えてはみたものの流石に効かなかった。パーティー離脱魔法以外にも超火炎系魔法や超爆発魔法と言った、強力な魔法によって、容赦なく攻撃を繰り出して来た。そんな中たかしとゴパンはひたすら打撃攻撃を繰り返す。戦いの序盤から我慢の殴り込みであったが、流石に魔王と言う事もあり、体力が桁違いであった。オイツォフやリュラプスは、回復魔法を使いながら攻撃力上昇魔法や息攻撃減少魔法や守備力上昇魔法を絶やさずかけ続けた。いくら賢者とは言え回復魔法を連発していれば、魔法力も底を尽く。そうなる前に、たかしとゴパンが仕事をしてもらう他無かった。バラーモスとの戦いはまだまだ続く様だった。


「パーティー離脱魔法!?聞いてねぇぜ。」

「バラーモスの攻撃には何らかのパターンがある。パーティー離脱魔法を使われた時は踏ん張れ!」

「魔法反射魔法や魔法封印魔法は使えないからな。仕方ねぇや。」

「少しでも早くたかしとゴパンの打撃攻撃が効いてくるのを待つしかねぇな。」

「無駄口叩いてねぇで隙があったら攻撃参加せい。」

「流石に魔王バラーモス。楽には勝たせてくれないか。」

「ゴパン、俺達はひたすら打撃攻撃だ。間髪入れるんじゃねぇぞ!」

「了解!」


たかし達は魔王バラーモスの強大な力をこれでもかと、堪能した。しかし咀嚼している暇はない。バラーモスの攻勢に序盤から苦しさを覚えかねないたかし達勇者一行であった。

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