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~そしてもう一つの伝説へ~父の仇編~地下の黒幕編~  作者: 佐久間五十六


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LEVEL-46 地上最強のモンスター集団

魔王城には地上における最強のモンスター集団がいた。エビルマージにうごくせきぞう、はぐれメタル等がおり、レベルアップやゴールド稼ぎにはもってこいの場所であった。


確かにこの魔王城内のモンスター達は手強いが、これしきのレベルのモンスター集団に苦戦する様では恐らくバラーモスには勝てない。だからパーティーの力量を判断する為にも、冒険序盤のボスや中ボス等よりも遥かに力のある魔王城に潜む全モンスターは最適だった訳である。


魔王城内はかなり入り組んでいて、正直言って初見では確実に迷う。たかし達は比較的道には明るく方向音痴ではなかったが、それでも魔王城内の全容を把握するには、魔王バラーモス打倒の為には必要な布石であった。


たかし達は、一度の潜入で魔王を倒そうとは全く考えてはいなかった。それよりも、何度も入り魔王バラーモスまでの最短コースを頭に叩き込み、最善のコンディションで突入した方が、恐らくバラーモスにやられる可能性は少なくなると踏んでいた。リスクマネージメントの重要性は勇者一行でもそれは変わらない。


魔王城にいるモンスター達ははっきり言って格が違う。かなりのハイレベルでバラーモスに辿り着くまで魔法力を完璧に温存しておくのは難しい。とは言え魔法力0でバラーモスと戦うのは、はっきり言って自殺行為だ。


だからこそ、最短コースを頭に叩き込んでおくのである。最強の手練れと難解なダンジョンの二段構えで、何人たりとも近寄らせない。一般人はまず潜入すら出来ないが、例え勇者一行が紛れ込んでも簡単に魔王バラーモスは倒せないレベルの高い世界の話である。


勿論、魔王城を作った時からそう言う勇者一行が来た時の事は頭に入れているはずであり、策は講じて来た訳で、それを突破してこその勇者であろうと思う。


「ここが魔王城!?何かヤバそうだな。」

「心配するなって、俺達今レベル46だぞ?楽勝楽勝。」

「ホントかよたかし?」

「魔法力が尽きたら祈りの指輪にエルフの飲み薬もある。」

「そ、そうだよな。」

「何びくついてんだよ?魔王バラーモス位楽勝だって。」

「その根拠は?」

「一度しか言わないぞ‼絶対に死ぬな!」

「確かに控えはいない。それよりもたかしの父さん見当たんねーな?」

「バラーモスに殺られたんだ。こんな所に居る訳ないだろ?」

「すまぬことを聞いちまったな。」

「つーか、強いけど俺達対当以上に渡り合ってるな?」

「だから、言ったろ?魔王バラーモスなんか楽勝だって。」


たかし達は何度か魔王城に潜入し、最短コースを見つけ出し、いよいよ魔王バラーモスに挑む事になった。

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