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~そしてもう一つの伝説へ~父の仇編~地下の黒幕編~  作者: 佐久間五十六


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LEVEL-43 トロール親分

話を少し戻す。ふなのりの骨を交換する前に所持していた変化の杖にまつわるストーリーである。たかし達はマサンオサと言う地域に足を運んでいた。勿論、オーブを手に入れる為に。


かなりはしょるが、マサンオサは、一見何の問題もない国家に見えた。しかし、マサンオサ南の洞窟で手に入れたラーの鏡を手に入れたたかし達はそれを持ってマサンオサの城下町に戻ると何故か理由も分からず牢屋にぶちこまれた。


さいごのカギのお陰で牢屋から脱出したたかし達は本当のマサンオサ王と対面する。真の王様から話を聞いたたかし達は、偽のマサンオサ王を退治する事になった。


とある夜。たかし達はラーの鏡を持って深夜のマサンオサ城に忍び込む。偽のマサンオサ王にラーの鏡を使い映し出されたのはトロール系最強のボス・トロール(トロール親分)であった。パワー全開で来るトロール親分には、全体守備力上昇魔法と攻撃力上昇魔法が有効であった。勝負はあっけなくたかし達の勝利だった。


力だけが取り柄のトロール親分を倒し、マサンオサに平穏が戻った。そのお礼としてマサンオサ王から受け取ったのが変化の杖であったと言う訳である。マサンオサはかなり山奥にある城下町であった為、オーブがあるかと期待していたがそうは上手く行かなかった。


要するに偽のマサンオサ王に変化の杖で変身したボス・トロールが、変化の杖で悪巧みを企んだ事によるものであっただけの事である。変化の杖も使い方を誤れば社会を混乱させる事になってしまうと言う事は大きな教訓になった事であろうと思った。


変化の杖がふなのりの骨に換わるまでは、そこまで時間がかからなかった為、もう少しこのアイテムの恩恵を受けても良かった気はするが、たかし達は一刻も早く、先に進む事を望んでいた為、そうはならなかった。


「悪知恵が働くモンスターもいるんだな?」

「マサンオサはラーの鏡と変化の杖がある事を知った上で襲ったとするなら、かなり悪どいな。」

「マサンオサ南の洞窟にラーの鏡を封印して、それからマサンオサ王を幽閉し、変化の杖を奪取か。知能レベルが高いモンスターだったな。」

「何せトロール親分だからな。」

「親分?」

「普通のトロールとは違っただろう?」

「確かに肌の色づきが波のトロールとは違ったな。」

「守備力上昇魔法がなけりゃ、結構やばかったかもな?」

「まぁ、うちのパーティーには、賢者が二人もいるから安心して戦えたけどな。」

「結構強かったが、こちらの方は四人いたし、レベルも上がってきたから大した事は無かった。」


と、トロール親分との一戦を振り返るたかし達であった。

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