LEVEL-4 マロリア城
魔法の球で旅の扉が開く様になると、その先にあったのは、新大陸の城下町マロリアであった。まだお金が貯まっていないので、買えないが、武器や防具はエリアハン大陸のそれよりはワンランク上のものがあった。また、格闘場があったり、何から何までが未体験のゾーンであった。と、その前に先ずはマロリア王に挨拶するのが勇者の務めであろうかと思った。
「よくぞ参った。…。ほう、エリアハンからわざわざ?」
「一応勇者御一行と言う事でやらして貰ってます。」
すると、マロリア王はこんな頼み事をたかし一行に告げた。
「実はのう?私の王冠がとある盗賊に盗られてしまったのだ。もちろん報酬は弾む。やってくれるな?」
たかしは、迷わずうなずいた。
「やりましょう。」
マロリア王の話では犯人はダダカン盗賊団の3人の舎弟とダダカン本人の計4人だと言う。どうやらマロリア北部の村ザカーブの西にあるパンシャーニュの塔にいるらしい。たかし達にとっては旅を始めて以来の強敵であり、今のパーティーの実力を測り知るにはこれとないチャンスでもあった。
そこから現パーティーの弱点も見えて来るだろう。オイツォフは戦力にカウント出来ないので、実質3人で戦う事になると思うのだが、いずれにしても対ダダカン戦は楽な戦いではない事は確かである。
たかし一行は、マロリアーザカーブ間で強めのモンスター相手に経験値やゴールドを貯める事にした。2000ゴールド位を目安にお金を貯める事にした。装備は常に最新の物を…。が、たかしの方針であり、常にその時点での最強の装備を揃える様にしていた。
たかしやリュラプスの回復魔法は、出来る限り温存して、大量に仕入れた薬草で傷を癒し、2000ゴールドの主な使い道はゴパンの装備を強化する事であった。いつまでも素手では可哀想なので、鉄の爪と武闘着をザカーブ村で購入しゴパンの強化に成功した。戦力にはならないと見られていたオイツォフも死なれては困るので、武器はそれなりの物を与えつつ、防具は一戦級の物を常に装備させていた。並の戦士並みに防具はガチガチに固めていた。
戦いの中軸はたかし、ゴパン、リュラプスで、回復or攻撃をするのがたかしやリュラプスで、ひたすら攻撃をするのがゴパン。敵を攻撃不能に出来るか?オイツォフのセクシーなパフパフ。と言う様な戦闘スタイルであった。最も、オイツォフはとある地点、とある儀式によって大化けするのであるが、それはまだ少し先の事であった。




