表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
~そしてもう一つの伝説へ~父の仇編~地下の黒幕編~  作者: 佐久間五十六


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/120

LEVEL-3 ベーレタウン

 エリアハン大陸には、もう一つの村がある。ベーレタウンと言うのだが、何の変哲もない田舎街である。


 たかしは、先ず一目散に武器・防具屋に寄った。ついこの間攻略したダンジョンで500ゴールドも貯まっていたからであった。最も買ったのはゴパンのけいこぎ位のものであったが…。それでもお金が余る為たかしは、迷ったあげくくさりがまを購入する事にした。


 350ゴールドもするエリアハン大陸では最強の武器だ。たかしがこれを装備する事になったが、これからの旅が楽になる。後は道具屋で薬草やラーキメの翼に毒消し草を買った。


 買い物を終えると、盗賊の鍵で開けられそうな民家があったので、入ってみた。そこには宝箱が一つあり、近くに一人の男がいた。その男はこう言った。


 「お主がこの大陸から出る勇気があるのなら、持って行くが良い。中身は魔法の球だ。」


 たかしは、この大陸から出ねば魔王バラーモスは倒せない。そう思った為、迷いはなかった。パーティーを見回しても異論のある奴はいなかった。


 勇者御一行は、平気で他人の家に上がり込みタンスをあけてはそれを、さも自分の見つけた宝物の様にして持って行く。たかしは、そう言う野蛮な行為はしたくなかった。もちろん先に進む為にそれを媒酌する事はあるかもしれない。たかしは、エリアハン大陸を出る前にパーティーの皆に、その方針を伝えた。


 ゴパンもリュラプスもオイツォフも皆同意してくれた。これから先の旅は敵も強くなっていくが、パーティーの連携で乗り越えなければならない事もあるだろう。まだ未熟な今のうちからそう言う事を徹底させる事で、連携を深め様としたたかしは、そう言う細かい事にこだわる勇者なのであった。


 勇者はかくあるべき。そんな事を意識している訳ではないが、勇者として、人間として、常識の欠けている様な勇者が世界を平和にして果たして何人の人が喜ぶであろうか?魔王を倒した勇者が、人々から尊敬される様な人格者であり常識人であると言うのは、勇者を名乗る以上は備えておかねばならない資質であった。


 同時にパーティーの金銭管理は僧侶のリュラプスに一任する事にした。何故ならたかしは、お金の使い方がなっていないからである。その時点で、オイッ!と突っ込まれそうではあるけど。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ