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~そしてもう一つの伝説へ~父の仇編~地下の黒幕編~  作者: 佐久間五十六


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LEVEL-18 無理難題

 たかしはエリアハン王の書状をボルトガ国王のソルトフェルタ14世に渡した。しかし、ソルトフェルタ14世の反応は誠に鈍いものであった。


 「エリアハン王の口添えがあってもね、タダで船をやるほど私もお人好しではないのよ。うーん。そうだな、では私から一つ提案がある。マロリアには行った事あるよな?」

 「はい。あります。」

 「じゃあ、パンシャーニュの塔は?」

 「ある盗賊団の根城でしたのであります。」

 「実はな、パンシャーニュの塔の地下にはダンジョンがある。名をデビルロードと言う。その昔、迷宮を作る事に目覚めた大工がいて、地下深くまで掘り進めたらしい。私の知る限り地下50階まであるらしい。その最深部には、世にも珍しいダークアーマーと言う鎧と、ダークソードと言う剣に、ダークシールドと言う盾にダークヘルムと言う兜まであり、これらを装備した勇者は暗黒騎士に転職出来るらしい。私はまだこの目でダークナイト(暗黒騎士)に会った事はない。だから是非とも世にも珍しいダークナイトを見せて欲しい。それが出来たら船を譲ってやろう。」


 たかしは解答に迷ったが、船が無ければ旅は行き止まりである。世界を救うのが勇者ではなく暗黒騎士でも良いのか?とも思ったが、黒き勇者がいても魔王さえ倒せればそれで良いのだ。


 「分かりました。デビルロードに入って暗黒騎士四点セットを手に入れ、暗黒騎士に転職すれば良いのですね?」

 「あ、そうそう。デビルロードに入るにはこれが必要なんだ!」

 ソルトフェルタ14世は何やらたかしに鍵を渡した。

 「悪魔の鍵だ。これをパンシャーニュの塔1階の左上の部屋付近でかざすと、その場にポワッと下り階段が出てくると言う寸方である。よくわからないけど、まぁ頑張って!」


 こうしてたかしは、勇者の道を外れると言う無理難題に答えなくてはいけなくなった。達成出来るかは…と言うよりも絶対に避けては通れないと言う様な状態になってしまったが、船を手に入れる為なら仕方がない。未来を切り開く為、たかしは正統派ではなく、アンダーグラウンドな勇者を目指す?ハメになった。例え、うしろ指を指されたとしても。それにしても、何でパンシャーニュの塔の地下にそんなものが?暗黒騎士なんて上級ジョブ聞いた事無いけど、ボルトがの王かその鍵を持っているって事は嘘と断定するには、少し弱い気がする。オイツォフが悟りの書無しで賢者に転職出来た様に、何か隠されている事があるのかもしれない。まずはパンシャーニュの塔の地下を目指さねば…。

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