表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
~そしてもう一つの伝説へ~父の仇編~地下の黒幕編~  作者: 佐久間五十六


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/120

LEVEL-2 盗賊の鍵

 自己紹介は戦闘中にやると言ったそそっかしいパーティーだったが、たかし達勇者御一行はエリアハン大陸攻略を始めていた。基礎レベルモンスターを倒しながら、先ずは名も無きはじまりの洞窟に潜入した。


 後で分かった事だが、この洞窟は、エリアハン城と島を分けた塔に繋がっている事が分かった。「ダンジョンに宝有り」これは今後も共通する教訓であった。


 洞窟内のモンスター達は平場のモンスターより少しだけ強く、危うく全滅しそうになったが、リュラプスの回復魔法で何とかしのいだ。それでも減った魔法力はレベルが上がっても回復しない。魔法が使えなければ薬草と言った道具(アイテム)に頼らざるを得ない。


 しかーし、冒険を開始したばかりの俺達には大量の薬草は用意出来ない。全滅すれば、ゲームの様な復活チャンスは無い。野垂れ死にしそうになった所で、オイツォフが旅人の宿的なものを発見した。戦闘中もそうでもない時も役に立たないと思われていたセクシーガールのファインプレーがパーティーのピンチを救った。しかも、この宿が一人2ゴールドと格安であった為、お財布にも優しかった。


 1泊して体力も魔法力も全快したたかし達はそのままの勢いでダンジョンをサクサク攻略して行った。その内たかしも回復魔法を使える様になり、聖なるナイフやその他戦利品が幾つか手に入った。このダンジョンにある宝の中には盗賊の鍵と言う簡易的な扉が開く鍵をそれとなく貰った。


 誰とも分からぬ婆さんがいたが、宝をオイツォフが何の気なしに宝箱をほいっと開けていた。出るにはまた来た道を戻らなくてはならないが、ここはエリアハン城に戻れるラーキメの翼を使った。塔からダイブする事も出来たが、死んではいけないし、戦利品の中には幸いな事にラーキメの翼があった為、使用した。


 あっという間に戻っては、ママの待つ実家に直行した。貯まったゴールドを数えながらにやにやしていると母親に叱られた。


 「たかし!あんた3食昼寝付きの実家に何しに来たの?」

 「母ちゃんそんな事より、勇者御一行に粗茶の一杯もないのかよ?」

 「そんな事より魔王を早く倒しなさいよ。」

 「いやいやいや、まだ雑魚モンスターに薬草を使ってるレベルだから。」

 「はい。ごくろうさま。あら、あんた髪長いわね?格安にしとくさかい、髪切りなさい。」

 「え?俺?」

 「オイツォフでしょ?」

 「私は必要ないわ。今は切るつもりない。ゴパン、リュラプスあんたら刈って貰いなさいよ?特にリュラプス?あんた毛深いんだからやって貰いなさいよ。」


 と、まぁ実家に来る度に髪を切ろと言われるストレスを考えると少し金はかかるが旅の宿屋にでも泊まった方が良かった。うるさいたかしの母親の存在だけは避ける事が出来なかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ