LEVEL-85 対決バラーモスゾンビ
バラーモスエビルを倒してもまだまだ試練は続く。今度は骨だらけのバラーモスゾンビなるモンスターが出現してきたからである。
「骨だけになってもバラーモスだな。」
「いい加減成仏させてやろうぜ?」
「バラーモスエビルより余分な肉が落ちて強いかもだな。」
「オラ骨だけの肉なんて全く興味ないぞ?」
バラーモスエビルよりバラーモスゾンビの方が強かった。と言うのも攻守魔のバランスが取れていて、オイツォフの言う様に無駄な脂肪を極限までにカットしたバラーモスゾンビは大魔王マーゾのお気に入りのモンスターであった。体力と魔法力において余裕がある中で、何とか勇者一行を倒す事が目標であったが、その様な目標を掲げるまでもなく精神的には負けたら終わり。と言う感覚であった。
何しろあれだけ苦戦していたバラーモスのレベルに近いモンスターである。それも二戦連続で。ここまでくればレベルがどうのこうの言っている場合では最早ない。レベルが上昇しても、雀の涙程のパラメータ上昇しかない状況にあって、完全に4人のレベルは限界値近くまで上昇しており、これ以上のパラメータ上昇は見込め無かった。
だとすれば後は気力で何とかするしかない。オルタナを早く弔ってやる為にも、ここが踏ん張り所であった。地上ではなく地下世界に親玉がいた事が分かってから、かなり日数も経過していた訳であるが、ようやくここまで辿り着いた。たかしは王者の剣を構えて、バラーモスゾンビの骨を全て吹き飛ばす位の新技である超絶風キングスラッシュをバラーモスゾンビにお見舞いした。ここになって完成させたたかしの新技により、バラーモスゾンビも倒した。さぁ、ここまで来れば大魔王マーゾを倒すまであと少しである。もう引き返せない所まで来ていたのは言うまでもない。
「何だよ?超絶風キングスラッシュって?」
「すごかったろ?」
「いや、確かに凄かったけど、今頃かよ?」
「何回か試したんだよ?まだ気付かれない内に。」
「まぁ、期待の新戦力だな。やっとかよ感は否めないが。」
「スラッシュ系の技は親父に小さい頃習ったんだ。」
「そうなんだ。じゃあ応用も利く訳だ?」
「雷系の魔法とかにも今応用を利かせている最中。」
「たかしは以外と努力家なんだね?」
「え?今頃気付いた?このパーティー結成して1年経つけれど?」
「まぁ、大魔王マーゾを倒した暁には…パーティー解散か?」
「そうだな。でも今はそれ考えない様にしようぜ?」
「だな。」
たかし達は大魔王マーゾ打倒に向け一致団結していた。




