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モブキャラとして無難にやり過ごしたい  作者: 天原 重音
作戦と試練 西暦3147年10月後半

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交渉を終えて、午後の予定を消化する

 時間にして二十分も経過していないが、ティスとの通信を終えた支部長は執務机の上に伸びた。伸びたと言うよりも、執務机の上に上半身を前のめりに倒した。腕を枕にしたら寝る体勢だ。

「あー、支部長」

「うん、解っている。伸びている場合じゃない」

 一条大将に呼ばれて、支部長は起き上がった。

「星崎。改めて聞くが、五機までなら可能なんだな?」

「はい。ターゲスの性能は諸事情によりデチューンが施されている為、アゲラタムよりも劣ります。現在三機のアゲラタムの操縦訓練を行っていますので、事後承諾で申し訳ありませんが、松永大佐と、佐々木中佐と井上中佐の三人に、一人一機ターゲスを撃墜して貰えば可能です。残り二機は数押しで行ける筈です」

 自分が行った戦力計算を告げる。名前を挙げた三人の内、中佐コンビは脂汗を掻き始めた。松永大佐の表情は硬い。

「星崎は我々に達成出来ると思っているのか?」

「十分可能な範囲だと思います。ターゲスの移動速度は改修前のナスタチウムよりも少し速い程度です。それに、午前中に行った模擬戦の感触から考えると、伸びしろが有るから大丈夫です」

 松永大佐からの質問にハッキリと答える。ルピナス帝国にいた頃に、新人の演習や模擬戦の相手を何度も務めた経験から答えている。自分はアゲラタムに乗らずに、魔法で身体強化した状態で、『素手』で粉砕していただけだが。

「星崎。そこまでハードルを上げなくても良いんじゃねぇか?」

「飯島大佐も、模擬戦を一度行えば『大丈夫だ』と思いますよ」

「そうかぁ?」

「はい。短期間で初心者ではなくなっているので、可能な限り経験を積めば更に伸びます」

 飯島大佐にも『大丈夫だ』と回答するが、同意は得られなかった。

 代わりに松永大佐から、ルピナス帝国で行われていた『一番厳しい』訓練内容について聞かれる。

「ルピナス帝国で一番厳しい訓練ですか?」

「そうだ。短期間で更に高みを目指すのならば、向こうと同じ訓練で、ここでも出来る訓練を採用すべきだろう」

「それでしたら、竹刀で直接打ち合うか、実際に拳銃を使う程度で良いと思います」

「他には無いのか?」

「ありません。マゾ、いえ、厳しい訓練が好きな人じゃないと無理です」

 うっかり口を滑らせた。慌てて言い直した。

「おい、今『マゾ』って言わなかったか!?」

「気のせいです」

 飯島大佐は耳聡かったが、しらばっくれた。だが、松永大佐は見逃してくれない模様。

「星崎。正直に言え」

「イメージが崩れても良いのですか?」

「皇帝が神崎少佐の同類の時点で、イメージなどとうの昔に崩れているぞ!」

 松永大佐の叫びを聞いて、セタリアと通信した時にいなかった三人――飯島大佐と中佐コンビがギョッとした。反対意見を求めて支部長と一条大将を見たが、激しく頷いている。イメージが崩れても良いらしい。

 一番厳しい訓練はドM系じゃないとついて行けないと、改めて訂正して回答すると『このまま模擬戦を重ねる』で、訓練内容が満場一致で決まった。


 ……言えない。

 ルピナス帝国の首都銀河防衛支部の精鋭は、ほぼ全員が何かしらの『マゾ系』なのだ。支部長のサイは『サド系』だから『比較的』真面だけど、側近にはマゾが多い。嫌な魔窟だ。いや、入隊した当初は全員ノーマルだったな。訓練を受ける日々を送る過程で、種族を問わずに、マゾになって行く奴が多かった。訓練中にマゾにならないレアケースは確かに存在するが、マゾだらけの環境に馴染めた奴だった。

 異動する奴は『環境に馴染めず、訓練中にマゾにならなかった真っ当な感性保持者』が殆どだった。

 自分も演習の手伝いで何度か参加して新人をフルボッコにしたら、新人がマゾに覚醒してしまい……親御さんに謝りに行くかマジで悩んだな。行かなかったけど。


 余分な事を思い出していた間に大人組の話し合いは終わった。半分聞き流していたが、臨時で高橋大佐の参加が決まった。臨時参加と言っても一時間程度だ。

 支部長と一条大将を残して、五人で退出し、無言で試験運用隊の隊舎の食堂にまで戻る。食堂に戻って席に着くなり、自分が座るよりも前に、大人四人がほぼ同時にテーブルの上に突っ伏した。

 誰も喋らない。沈黙が重い。座る前に四人にコーヒーを淹れて配ったが、起き上がる気配が無い。自分用のコーヒーを淹れて戻る頃になって、松永大佐が起き上がり、コーヒーに口を付けた。ただし、松永大佐の顔色は悪いままだ。

「演習は中止にしますか?」

 大人四人の体調を心配して尋ねたが、大佐コンビの答えは『否』だった。

「それだけは却下だ。やる事はやらねばならない」

「……そうだな。仕事を投げ出す訳には行かねぇ」

 松永大佐は蟀谷を揉みながら、飯島大佐は起き上がってから、それぞれそう回答した。二人の声を聞いた中佐コンビもむくりと起き上がる。それぞれコーヒーを飲んで一息吐き、揃って自分を見た。最初に飯島大佐が口を開く。

「星崎。さっきの交渉の、戦力計算は合っているんだろうな?」

「合っていますよ。ターゲスに関する説明をもう一度行いますか?」

「それは要らねぇな。希望的観測は含めていないんだろうな?」

「含めていません。改修したナスタチウムに毛が生えた程ですし」

「そんな辛口評価を下して良いのか?」

「ターゲスは開発過程で本来の目的を忘れて、アゲラタムの性能を潰した機体です。他支部の機体性能は知りませんが、ガーベラが補給を受けていた十分間で、二機撃墜されていました」

 報告を受けていないのか。戦闘中の出来事を語ると、大人四人は一斉に前のめりになった。

「そうなのか?」

「はい。最初に出現した二機撃墜後。新たに出現した六機迎撃前に補給を受けました。補給に掛かった時間は十分程度です。補給を受けて迎撃に出た時には、四機にまで減っていました。報告は、上がっていないのですか?」

 佐々木中佐の問いを首肯し、戦闘中の出来事を説明する。報告書が提出されていないのかと、一瞬思ったが、井上中佐が否定する。

「それは違う。俺達が支部長の手元に在る報告書を、まだ見ていないだけだ」

「ああ、そうだったのですか」

 井上中佐の回答を知り、それじゃ知らないなと納得する。

 念の為、ターゲスを最初に確認したところから、十一機を撃墜するまでの流れを大人組に報告した。

 険しい顔をしていた大人組だったが、撃墜に至るまでの流れを知り、表情を幾分和らげた。

「先程、支部長の前では一人一機と申し上げましたが、どうしても心配と仰るのなら、三人で一機ずつ撃墜しても良いかもしれません」

「それもそうだな。佐々木中佐、井上中佐。このあとの演習でフォーメーションの確認をするぞ」

「「分かりました」」

 進言すると、松永大佐はすぐにこれからの予定を決めた。中佐コンビは異論無いのか、即座に同意した。

 そして、大分時間を超過したが、コーヒーを飲み終えてから五人で格納庫へ向かった。



 更衣室前で別れ、パイロットスーツに着替えてから再度合流してから格納庫に向かうと、そこには白衣を着た七人の老人がいた。

 到着前に松永大佐から教えて貰ったが、白衣の老人達はガーベラを開発した七人らしい。七人の侍みたいだ。その七人は全員男性で老人と言って良い外見をしている。

 ……流石に某ガンダムシリーズの開発者を連想させる、ドジョウみたいな見た目の人、シイタケみたいな髪型の人、頭頂禿のアロハシャツを着ている人はいなかった。代わりに全員禿頭で、サングラスとは違う色付き眼鏡(一人一人色が違う)を掛けていただが、そこは目を瞑る。

 老人達と合流するなり、『遅い』と怒られたが、松永大佐の『支部長への報告が長引いた』で、あっさりと引き下がった。

 簡単に自己紹介を行い、自分の事に関しては他言無用と、松永大佐が確りと言い付けた。

 名乗りはしたが、全員の反応は薄い。ただし、『星崎? ……あぁ、そうか。あの家の人間なら仕方が無いか』と言う、謎の反応だけが気になった。

 なお、老人七人は誰一人として名乗らなかった。眼鏡の色で判断するしかない。幸いにも、眼鏡の色は『赤・青・緑・黄・薄紫・橙・薄灰』と全員違うから可能だ。

 七人の色眼鏡老人を代表者なのか、黄色眼鏡の老人がガーベラ弐式の口頭説明を始めた。



 一通りの確認をして説明は強制的に終了させた。

 説明は大変解り難かった。解り難いだけでなく、説明者以外の老人が『あ゛? そこはそう言う目的で作ったんじゃねぇ。間違えるな』と度々横槍を入れるので、説明自体が進まない。自分から知っておくべき部分を『逆に質問して』説明自体を終わらせた。

 武装の変更は、右肩の剣以外をアゲラタムの長剣に変えただけだ。最大速度は事前に読んだ企画書とほぼ同じだった。

 陽粒子砲は燃費を良くして威力を上げた最新式と交換された。最新式が存在したのかと感心したところで、気になっていた事を思い切って尋ねた。

 それは『陽粒子砲って何なの?』である。

 陽『電子』砲はガンダムシリーズで聞いた事が在ったけど、陽『粒子』砲は聞いた事が無い。『メガ粒子砲』だったら聞いた事が在るんだけど。

 理解し難い説明になるだろうが、聞くだけ聞こうと質問した。

「あー、それか。陽粒子砲は五十年前に、『陽電子砲の開発過程で偶然出来上がった』逸品なんだ。今の技術目線で見ると燃費は悪いが、開発当時の想定の半分の燃費だったから『燃費が良い』と判断された。威力がどこの支部の狙撃砲よりも良かったから、見なかった事にされたのかもしれん」

「何で名称が『陽電子砲』では無いんですか?」

「六十年前は、第二世代上層部だった。技術を理解しようとしないアホな政治家しかおらんかった。出来上がったもんを陽電子砲と言うには微妙に違う。だからか、素人にどれ程説明しても理解が得られなかった。そこで当時の開発責任者が、当時の上層部が電子と粒子の違いを理解出来ない事を見抜き、新型武装『陽粒子砲』と名称を変えて紹介し直したんじゃ。そしたら、あっさりと受け入れられた。新兵器と言う響きが良いからか、碌な説明を聞かずに受け入れたらしい」

 非常に残念な事実を知った。残念な事実はこれだけでは無かった。

 追加情報として、狙撃用の装備として知られる『陽粒子狙撃砲』は、燃費を優先して威力を落としただけでなく、予算都合で指揮官機用に少数しか生産されていない。一つの中隊で装備している機体が五機いれば良い方とされている。試験運用隊は、データ収集と予備保管の為に十丁保有している。

 つまり陽粒子狙撃砲、正式な装備ではなかった。狙撃用の装備が臨時装備扱いって、それはそれでどうなんだろう?


 ちなみに、実弾系の狙撃銃は存在しない。狙撃系以外は実弾と区別されている。

 これは、襲撃を受ける前に終結した戦争で、小型無人機に実弾では無くエネルギー弾を搭載させていた弊害だ。

 意味が解らないだろう? うん、自分も解らなかったぞ。当時の無人機は『軽くて、低燃費』を追及していた。実弾は搭載するとその分重くなる。使い終わったら軽くなり、移動速度も変わる。些細でも移動速度の違いで『弾切れの無人機』だとバレて、真っ先に破壊された。

 こんな経緯から、どこの国でもエネルギー弾の研究を進め、実弾搭載が避けられるようになった。変な経緯が存在するものだ。

 この経緯で研究が大いに進んだ現在、エネルギー弾を使用する戦闘機の装備は、大体が『狙撃系』となっている。

 小型化を追求した結果、十五メートル級の戦闘機に合う携行型の開発が、逆に難しくなったらしい。大きくも小さくも無いものを創るのは難しいと言う事か? 矛盾してない? それにしても、『実弾系武器の研究が止まってしまった』とは、本当に変な歴史だ。

 こんな歴史が存在するので、千年経っていたら作られていそうな『レールガン』の研究は止まっている。今の時代のレールガンは戦艦用の武装だ。

 人型戦闘機では実弾を使用しているけど、アレは補給時間を短縮させる為だった。

 確かに付け替えるだけの方が早い。これは充電時間(一機の充電完了には、急速充電モードでも最短約三十分掛かる)と付け替え作業時間(補充込みで十分以下で終わる)を天秤に掛けたんだろう。

 

 自分の疑問に回答は無い。だが、所々で『予算』の単語が出て来ているから、割と予算都合なのだろう。真実は知らないが。

 そんな事よりも、今はガーベラ弐式の操縦訓練を優先しよう。

 そう思い、コックピットに乗り込もうとしたところで、黄色眼鏡の老人から待ったが掛かった。

「言い忘れていた事が一つ在る。お前さんが小柄だと聞いたから、コックピットも小さくした」

「……納得出来る理由は、在りますよね?」

「在るぞ。コックピットを小さくする事で、隙間が生まれる。その隙間が生まれた分だけ、色々なものが詰め込める」

「……もう良いです」

 ロクでもない極致に到達した理由が飛び出して来る。そんな気がしたので途中で遮った。

 今必要な情報は『コックピットが小さくなった』事だけだ。ヘルメットを被ってから、実際に乗り込んでみると、シートの高さ調整機能を始めとした、調整操作レバーが全て無くなっていた。

 慣らし操縦の為に宇宙空間に出るが、その間にもう一つの必要な情報を通信機経由で聞かされた。

『そうそう。外部停止機能は外した。気絶せんように頼むぞ』

「分かりました」

 真っ先に教えるべき情報だと思うんだが、どうして今なんだろう?

 おかしいのは眼鏡だけにしてくれや。

 心の中でそう突っ込んだ。



 疲れる前置きを得てから慣らし操縦を始めたが、操縦感覚は変わっていない。急停止と急旋回に掛かる負荷が以前よりも重いだけだ。

 何と言えば良いのか。振出しに戻った気がする。体で感じる慣性は、ガーベラに初めて乗った時と同じなのだ。徐々にスピードを上げて最大にして、得た感触は『正しいもの』と理解する。

 こんなところで振出しに戻るとか、最悪だな。また最初から慣らさないとなのか。ちょっと憂鬱になるぞ。いかに前よりも『高性能で低燃費』になっていてもだ。

 慣らしでふらふらと飛んでいたら、通信機から絶叫が響いた。

『い・い・じ、まぁあああっ!! てめぇ、俺を騙したのか!?』

『ガーベラと模擬戦をやるとは言っていないぞ』

『屁理屈言うんじゃねぇ!』

『そんなに書類仕事をやりに帰りたいんなら、帰っても良いぞ』

『……自分に合った仕事は大切だな。一時間でも何時間でもやってやるぜぇ!!』

 大人二名による、残念極まりない会話が続いて聞こえて来た。正面にナスタチウムがやって来た。改修されていないナスタチウムだけど、飯島大佐が選んだパイロットなら大丈夫だろう。先程、高橋大佐を模擬戦の相手に呼ぶと言っていたから、このナスタチウムのパイロットは高橋大佐で合っているだろう。

 飯島大佐の合図で模擬戦が始まった。

 けれども、これを模擬戦と呼んで良いのか、ちょっと疑問に思った。

 何故かと言うと、移動速度の違いに在った。

 ガーベラは改修前から速かった。中佐コンビが、改修前の半分の速度でナスタチウムよりも速いと言うくらいに。このスピードの差が圧倒的過ぎて、ナスタチウムの反応速度を超えてしまっていた。対戦相手のナスタチウムは、途中から独楽のように回転した。

 独楽のように回転した結果、パイロットが途中でギブアップを宣言した。

 見覚えの在る光景だったから、一瞬『トランザムかよ』と内心で突っ込んだわ。掠りもしない程に違うけどね。何の見覚えかって? やられる側だよ。高橋大佐が途中から『俺の背後を取るんじゃねぇええっ!?』って、何度も叫んでいたから思い出した。


 かつての愛機オニキスは炉石を複数搭載しているので、炉石の一つを一定時間使用出来ない状況にする事を代償に、『トランザム(?)』か、『限界突破(?)』じみた事が出来た。全身が赤くならないから、限界突破かしら? 搭載しても使わなかったけどね! 

 代わりにツインサテライトキャノンは使ったな。一回使っただけで、セタリアから止められたけど。やっぱり、十連射出来るようにしたのが原因か。片方ずつ撃つ事も出来るようにしたが、片方撃ちでも一回しか使わなかったな。

 

 高橋大佐がギブアップ宣言をした事で、模擬戦は休憩を兼ねて中断となった。

 休憩室に向かって水分補給をする。その間、高橋大佐は飯島大佐の許へ向かった。次の模擬戦は二対一になりそうだ。

 そしてこの予感は当たった。

 開始前に飯島大佐から『お手柔らかに頼む』と言われたけど、ガーベラ弐式の移動速度が原因で、加減が全く出来なかった。訓練用の装備じゃなかったら、ちょっと危ない場面が何度か起きた。

 自分が慣らし操縦と模擬戦を行っていた間。

 松永大佐と中佐コンビはアゲラタムのフォーメーションの確認を宇宙空間で行っていた。勿論、自分もガーベラ弐式で三対一の模擬戦も行った。飯島大佐と高橋大佐も、一対一、二対三で模擬戦を行った。自分も加わって三対三の模擬戦を行った。

 模擬戦を終えたところで、高橋大佐はお迎えの人がやって来たので離脱した。去り際、高橋大佐は副官らしい短髪の男性少佐(爽やか系の見た目だったが、額に太い青筋を浮かべていた)に土下座をして粘っていたが、首根っこを掴まれて、何時かの佐藤大佐のように引き摺られて行った。

 土下座をするのなら、素直に諦めた方が良いと思うんだが、違うのか?

 疑問はさて置き、今日の模擬戦の締めとして、二対三の模擬戦を行い、終了となった。


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