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ソフィアのファンタジックワールド ~竜討伐の物語 編~  作者: 季山水晶
ゲームの中  前程万里

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18話 バイトラットにリベンジ ③

 本編に戻りました。色々考えます。

 道具屋の前に戻ってきた3人は、取り敢えず、明日にするために宿屋で1泊することにした。手持ちのピネルは底をついたので、『牙の石』を1つだけ70ピネルで買ってもらった。


 トピカの宿屋の宿泊費は1人20ピネルだ。一泊で60ピネル、ばかにならないなあ。


 翌日、道具屋に行くとソフィアの杖が出来上がっていた。


「お嬢ちゃん、完成したぜ。出来栄えは上々だ。買うとなると1000ピネルはすると思うぜ」


 店主は鼻息荒く、自信作をソフィアに手渡した。

 ソフィアの小さな手に馴染みやすいように、細めに再加工されている。


「おじさん、有難う」思いがけないプレゼントで、ソフィアは満足気に微笑していた。


 一行はレベリングの為に再び林へと入った。

 ソフィアは新しい杖を使って戦ってみたが、『ファイヤー』を使う分には魔法攻撃力が+5程上がっただけで特に強くなったという気はしなかった。


「水に特化している杖だけに、水魔法以外じゃあ杖の持つ基本能力以上の力は発揮できないみたい」


 早く、『ウォーターフロウ』を試したい。


 少しばかりの不安を抱えながら、複数のモンスターを倒していると、ようやく…


『パラパパーン♪』 『マサト、ソフィア、ティアはレベル3になった』


 マサトは 『ロデントストライク』の技を使えるようになった。

 ソフィアは『ウォーターフロウ』 の魔法を使えるようになった。

 ティアは 『ハード』      の魔法を使えるようになった。


「おめでとう。やっとレベルが上がったね」


 ソフィアが自分のステータスを覗いてみると確かに『ウォーターフロウ』を獲得していた。ソフィアの魔法量は15から20に増えていたが、『ウォーターフロウ』1回打つのに魔法量を3使う。今のソフィアでは6発が限度か。


 丁度飛び出してきたケッパーラビットに『ウォーターフロウ』を試してみた。

 水流が槍の様にケッパーラビットを貫いた。『ファイヤー』の1.5倍程の威力はありそう。対火属性には上乗せもあるから、期待できそうだ。


 マサトの技『ロデントストライク』も出てきたケッパーラビットで試してみた。ケッパーラビットは兎形類である為か、攻撃力にレベルアップでの多少の上乗せはあるものの、取り立てて必殺技と言う感じはしなかった。


 本当にバイトラットに効くのだろうか…


 ティアの『ハード』は1人に対して3回分防御力を2倍にするというものだった。ティアは『ハード』を前線に構える2人に掛け、更にダメージを与えられた際には即座に『ヒール』を唱える必要がある。ティアの魔法量からして『ハード』は5回、『ヒール』は7回の割合で唱えるのが限度である。


 バラバラに攻撃をしていたのでは昨日の二の舞だ。

 対するバイトラットは5匹。ソフィアは1匹のバイトラットに対して、1発の『ウォーターフロウ』しか唱えないようにする。マサトは『ウォーターフロウ』を受けた直後に『ロデントストライク』で攻撃し、着実に1匹ずつ減らしていく。ソフィアは最初にマサトに『ハード』を連続で唱え、数が減るまでソフィアとティアの壁として立ちはだかってもらう。


 1回のターンで1匹を確実に倒すというのが前提条件で、マサトは多ければ合計15回程度の攻撃を受けることになるだろう。最初の1ターンの5回の攻撃を防御できなければ、この戦いの勝利はない。こればかりは、実際受けてみないとわからない為、耐えられることを祈るしかない。この間のティアは『ハード』に『ヒール』に大忙しだ。

 念のため、各々が薬草を持ってはおくが、薬草を使う時間が惜しいので、いざと言う時以外は、ティアの魔法量が尽きるまで極力、薬草は使わないようにする、という作戦を立てた。


 技の攻撃力は測りかねるが、他に手段はない。これで駄目なら太刀打ち出来る様になるまで再び延々と経験値稼ぎに明け暮れなければならない。それは流石にうんざりする。


「さあ、宿屋で一泊してから、討伐に行きましょう」


「え、今日はもう帰っちゃうの?」びっくりした様子でマサトは尋ねた。


「違うわよ。宿屋で泊まらないと生命力や魔法量が全快にならないでしょ」


 折角レベルが上がったのだから、エネルギーを満タンにしとかないとね。


「さっき泊まったばかりなのに。泊まらなくても回復できる方法があったらいいのにね…」珍しくティアが口を開いた。


 今後、強い敵と戦っていく事を考えると、泊まらないと魔法量が回復できないというのは効率が悪すぎる。魔法量が無くなれば自分は全く役に立てないという思いから出た言葉だったのだろう。


「本当にそうよね」


 ティアと同様、魔法量が無くなれば無力なソフィアも首を縦に振った。


トピカの村の翌朝


「さあ、いよいよ対決の時が来たわ。ネズミをやっつけに行くわよ。そして美肌を手に入れるのよ!」    …やっぱりそこかい


 いざ出陣


 私のつたない物語を読んで頂き有難うございます。

 誤字、脱字、表現の誤りがあれば修正したいので、教えていただけると有難いです。


 評価もして頂けると励みになります。


 次回「バイトラットにリベンジ ④」です。宜しくお願い致します。


 遅くとも 8/9 21時 配信予定です


 最低でも、2週間に1度は更新する予定です。

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