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食用家系  作者: kit
2/4

1日目:朝食

前回の続きです。よろしければ最後まで読んでいってください。

「今日は豚肉か...」


鳥倻がそっと呟く。こいつの鼻はここから1番遠い部屋の匂いも嗅ぐことができるらしい。この世には超人が存在するんだと改めて実感する。できれば鼻ではなく力に能力値を振って欲しかったとも思う。


「絶対に文句だけは言うなよ。俺まで懲罰をくらうのは御免だからな」


そういうと鳥倻が何を言っているんだと言わんばかりの顔でこっちを見る。


「言わねえよ。第一文句なんて言ったことないだろ?」


どうやらこいつは記憶力が残念すぎるようだ。昨日のことをもう忘れているらしい。やれやれと思っていると今日の朝食が運ばれてくる。


「肉なのはいいけど生で渡してくるのはどうかとも思うよなぁ」


昨日のことだけでなくついさっきのことも忘れているらしい。こいつといると毎日懲罰を受けることになるかもしれない。


「おまえさっき言ったこともう忘れたのか?文句だけは言うなと言っただろ。聞かれてたらまた懲罰受けるとこだったぞ」


「そんなこと言ってたな。悪かったよ物覚えが悪いんだ許してくれ」


半分ネタだと思っていたが本当に忘れていたらしい。本当に心配だ。


 アナウンスによる放送が流れる


「朝食を済ませ次第グラウンドに集合せよ」


いつものやつである。朝食を済ませるとまず運動をして肉を消化し、栄養を蓄える。これが良い肉を作るのに効率が良いらしい。


「早く済ませて向かうぞ」


そういって鳥倻をみると既に食べ終わっていた。こいつにはついていけない。そう思った。



最後まで読んでいただきありがとうございます。よろしければアドバイスしていただけると助かります。また次回もお願いします。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 状況がわかりやすくとても読みやすいな〜と思いました。 [一言] 私も最近小説を書き始めました。お互い頑張りましょう! 続きを楽しみにしています。
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