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異世界スマホで革命を!  作者: はじめ
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第3章 ♯29 壮大な夢

「さあ、俺に掴まって!」

『へ?』

「瞬間移動で国王の所に行くぞ!

お前たち二人を人間界で住めるように頼むんだ。」

『瞬間移動!?』


二人が掴まると俺は瞬間移動で国王の間に移動する!


「国王!頼みがあります!!」

「ぎゃぁぁぁぁ!!

またおぬしか!!

毎度毎度、驚かすな!!

私を殺す気か!!」

「そんなことより」

「えぇぇぇぇぇ!私の命をそんなことォォォォォ!?」

「こいつらを人間界に住むことを許してください!」

「は?」

「こいつらは人間と獣人のカップルだ!」

「じゅ、獣人だと!?」

「そうだ!

勿論いいですよね?」

「しかし、獣人は人間界では嫌われておるぞ?」

「だから?

このハーミィは人間に嫌われるようなことはしてないぞ?

寧ろ、この耳とか可愛いでしょ?」

「何もしてなくても獣人だからという理由で嫌われるのじゃ。」

「だから、国王から王命出してください。」

「いくら王命とはいえなあ・・・。

獣人は人間界では敵。

これはどうしようもないのだ・・・。」

「そうか・・・国王もそんなこと言うのか。

見損なったよ。

やはりあの時助けなければ良かったな・・・。」

「なんじゃと・・・!?」

「俺はアンタなら 何とかすると思ったのに残念だよ。

他の王族とは違うと思ったんだけどな。

ガッカリだ。」

「ミコト様!

いくら貴方様と言えど、国王陛下の悪く言うのは許されませんよ!!」

兵士が騒ぎ出す。

「ああ?

雑魚は引っ込んでろよ?

このクソが頭硬えのが悪いんだろ?」

「ミコト様!

これ以上侮辱すると不敬罪になりますよ!!

取り消して謝罪してください!!」


地獄ヘル拘束具リストレイント


兵士達が黒い鎖によって縛られる!!

「ぐわァァァァァァ!!

や、やめてくださぁぁぁい!!」

「ミコトよさんか!!」

「ああ?うるせえよ?

てめえなんてもう王でも何でもねえよ!

俺がお前を殺して王になってやるよ。

そしたら、俺が獣人でも人間界で住めるようにするんだよ。

だから、先ずはこの王城ごと王族潰してやるよォォォォォ!!!!」

「ミコト殿!!

お止めください!!」

第一王子のルミリニアが止めに入る。


【磔の刑】


突如国王とルミリニアの後ろに十字架が現れ磔にされる国王とルミリニア。

「やめろ、ミコト!

落ち着け!」

「ミコト殿!

頼む!!

話をしよう!」

「ああ?

話しても無駄だろ?

獣人は敵なんだろ?

そんな下らないこと言ってる奴の話なんて聞いても無駄だろ?」

「ぎゃぁぁぁぁ!

ミコト様!

何をしてらっしゃるのですか!?

早くお止めになりなさい!!

王命ですわよ!!」


【磔の刑】

エリザベスまで磔にされる。

「ミ、ミコト様!?

まさか私も拷問に・・・!?」

「王命だと?

てめえらは今から殺されるんだよ・・・。

こんなクソ王族は根絶やしにしてやるよぉぉぉぉ!!!」

「ひぃぃぃ!!

ミコト様!!

お止めください!!

私が間違っておりましたから!!」

「ああ?

間違ってんのはこの世界だろうが!!

自分の種族が1番?

バカじゃねえのか?

誰が1番とかどうでもいいじゃねえか!!

そんなんだから、この世界は駄目なんだろがァァァァ!!

人間と獣人が一緒になって何が悪い!?

一緒になったら世界が滅びんのかよ?

こいつらが悪いことでもすんのかよ!!

何で祝福してやれねえんだよ!!

そんな人間界なら要らない。

俺が人間界滅ぼしてやるよぉぉぉぉ!!」


「確かにミコトくんの言うとおりだよね。」

ミコトの後ろから第2王子のリチャードが現れた。


「私も思うよ。

何でこの世界はもっと仲良く出来ないのかなって。

別に昔戦争してただけで、今は干渉もしないし、争いもしてないのにねぇ。

どの世界のトップも頭硬いよね。

昔の柵にとらわれ過ぎだよね。」

「アンタは少しは話が通じるみたいだな・・・。」

心眼で見るが嘘はない。

リチャードは本心で言ってるみたいだ。

「私はね、小さい頃からずっと思ってたんだ。

なんで、この世界は種族同士で仲が悪いんだろうなって。

この二人みたいに分かりあえたら、もっと世界が変わるんじゃないかなって。

ホントはね、もし私が王になれたら全種族と話をして仲良くしてやろうって思ってたんだぁ。

でも、私は第2王子。

兄上が王になるのは決定してるしね。

叶わぬ夢だったよ。」

「いや、その夢なら今すぐ叶えてやるよ。

今すぐこいつらをぶっ殺せばなれるからなぁぁぁぁ!!!」

「それは止めてくれよ。

頭硬い二人だけど一応、家族だからね。

流石に親族を殺してまで王になりたいと思わないよ。

だからさ、君が俺の夢を叶えてくれよ。

全種族が仲良く手を取り合える世界に君が変えてくれ!!

私には出来るか分からないが、君なら出来るだろ?

君は英雄なんだ。

王都の革命児として、君に託したい。

大した礼はできないけどね。

頼まれてくれないか?

頼む。」

俺に土下座をするリチャード。

いつもはあんなにチャラチャラしてるのに、今は違った。

自分の夢を他人に託すため、本気で頭を下げている。

俺の怒りは何処かに消えてしまった。

それと同時に全ての拘束が解ける。


「リチャードさん、俺が叶えてあげるよ。

この二人みたいに、違う種族でも仲良く出来る世界を俺が変えるよ。」

「君ならやれると期待してるよ。

頼んだよ。

そしたら私も違う種族の嫁を取ろうかな?

全部違う種族の嫁とか良くないか?」

「まさか、それが狙いなのか!?」

「それはどうだろうね?

でも、そうなったときは私の夢が叶ったときだろ?」

「確かにそうですね。」

笑い合う二人。


「国王、今回はリチャードさんに免じて殺すのはやめてやる。

ただ、他所の世界に偏見を持ち続けるなら本気で潰すからな。

覚えておけよ。」


そう言って二人と一緒に自分の家に瞬間移動する。



「リチャードよ、おぬしの夢が全種族の仲を良くすることとはな・・・。」

「どうせ言ってもバカにされるだけですからね。

でも、嬉しかったなあ。

同じ様に思ってくれる人がいたからね。

父上ももっと柔軟になったほうが良いですよ。」

「・・・そうなのかもしれぬな。」


俺達3人は町の家に着く。

「ここが俺の家だ!

ちょっとの間此処に暮らしてよ。」


そう言って家の玄関を開ける。

『うわああああああん!!!!!』

なんか泣いてる嫁達。

「4人ともどうしたの?」

『え?』

「4人とも何で泣いてんの?」

『うわァァァァん!

がえっでぎだぁぁぁぁ!!!』

一斉に4人に抱きつかれる。

8つの消しからぬものに囲まれ、妻を四人にして良かったと改めて思ったね。


「ミコトォォォォォ!!

どうして私達置いて違う世界行っちゃうのォォォォォ!!」

「どこに行くにも私と一緒って言ったじゃないですかァァァ!!!」

「置いてかれたかと思ったじゃねぇぇぇぇぇか!!!」

「まだこっち来て1日しか経ってないのにいなくなったかとおもったよぉぉぉぉ!!」

「そんなことより、皆に紹介するよ!」

『そんなことより!?』

俺は二人を紹介する。

「ジョニーとハーミィだ。

俺が舟で遭難してたどり着いた島にいた人間と獣人のカップルだ!

追われてる最中だから此処で匿うことにしたから!」

『えぇぇぇぇぇ!!

人間と獣人のカップルぅぅぅぅ!?!?』

「ジョニーです。」

「ハーミィです。宜しくお願いします!」

「本当は王に許可貰おうとしたんだけど、なんか獣人に偏見持ってたから、もうすぐで国王殺しちゃうところだったよ!!」

『は?』

「獣人族は敵だからとか言うからさあ、苛ついちゃって!

だったらこいつら潰して俺が王になろうかなって!

まあ、リチャードさんが止めてくれたから大丈夫だったけど!」

「ちょっとミコト!

話が全然見えないよ!」

「そうですよ!

なぜ、人間と獣人がカップルになってるんですか!?」

「国王陛下を殺しかけたってホントかよ!?」

「二人は追われてるって?

ミコトさん、最初からちゃんと話さないと!」

「えー、また話すの!?」


仕方なく今日起きた事を1から話した。

漸く4人が納得してくれた。


「やっと話が繋がったよ。

全種族が仲良くなるかぁ・・・。

それは大革命だね!!」

「全種族ですか・・・。

相変わらず、旦那様の夢は素晴らしいですね♡」

「他の種族はどんだけ強いんだろうな?

戦ってみたいな!!」

「いいなあ、皆戦えて。

私も行きたいよ。」

「サーラはお留守番だ。

大丈夫。

瞬間移動で何時でも帰ってくるからな。」

サーラの頭を撫でる。

何故かサーラの後ろに並ぶ3人。

順番に撫でなきゃいけないのかな?


「あ、貴女達は私を嫌がったりしないのですか!?」

ハーミィが4人に問いかけた。


「うん。私はそういうの無いんだ。

小さい頃から周りのみんなは他の種族のこと悪く言ってるけど、実際に何かされた訳じゃないからね。

ハーミィちゃんはこんなにいい子だし!」

なんて天使なんでしょう!

後でいっぱい可愛がってあげるよぉぉ!

「私は元シスターですからね。

教会にいた頃から神に与えられた命は皆平等と教えられましたからね。

そんな偏見ありませんよ。」

「私も無いな。

別に種族が違うからって関係ないもんなあ。

リラが言うとおり、何された訳じゃないからなぁ。」

「一緒に美味しい肉を食べられたら友達だよ!」

でたな、肉娘!

でも良かった。

俺の妻達が受け入れてくれて。

もし受け入れてくれなかったらどうしようと思ったのは事実だ。

その場合は本当に1人で獣人界に行ってたと思う。


「皆さん、有難うございます・・・。

皆さんに会えて良かったです・・・。」

泣きながらお礼を言うハーミィ。

「ちょっとの間、迷惑かけると思いますが、宜しくお願いします。」

俺たちに頭を下げるジョニー。


この日食べた夕飯に二人とも驚愕していた。

獣人界でもこんなに美味しいものはないみたいだ。




俺の最終革命が決まった気がした。

全ての種族を仲良くさせる。

今迄の中で1番大変な革命だと思う。

これをやり遂げたとき、創造神様は笑ってくれるかな?





12時前には更新しようと思いましたが、間に合いませんでした!


夜も遅いてますが、読んで頂き有難うございます!


良かったら評価とブックマーク登録の方も宜しくお願いします!

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