第3章 ♯16 2度目の挙式?
「これが書状だ。
これがあればどんなやつが文句言おうと合法になる。
おぬしの嫌いな王命じゃ。」
「その王命、存分に使いますよ。
では、俺はこれで!」
「何だ、もう帰るのか。
ゆっくりしていけばいいのに。」
「いえ、屋敷に顔出したら帰りますよ。
町創んないといけないんで!」
「そうか、また何時でも来るんだぞ。」
「はい。有難うございました。」
「あ、ミコト様!
いらしていたのですね!!」
「げ!!エリザベス!!
やべぇのに見つかった!」
「「姫様を呼び捨てぇぇぇ!!」」
「まさか私に結婚の約束をしに来たのですか!?
私は何時でも宜しくてよ!!」
「「姫様に結婚求められてるぅぅぅ!!」」
「違うよ、町創るから許可貰いに来たんだ。」
「まあ!私と一緒に住む町ですか!?」
「住まないよ。
ダンジョン入る為に創るの!」
「何だ、そうでしたの・・・あら?
この方達は?」
「ルーシアとジュリアだ。」
「ル、ルーシアです!!」
「ジュリアで御座います!!」
「そう、私はエリザベス。
ミコト様の第2夫人よ!」
「お前とは結婚してないよ。」
「いえ、第2夫人は私ですが・・・?」
ジュリアが余計な事を言ってしまう!!
「はぁぁぁ!?
何を根拠にそんなことを!!」
「私達も結婚したので・・・。」
「何ですってぇぇぇぇ!!
ミコト様!!
私とは結婚してくれないのに、何故この者達とはしたんですか!?」
「いや、成り行きで?」
「どうしたらそうなるのです!?
リラは何故許したんですか!!」
「私の責任でもあるので・・・。」
「貴女の責任!?
どういうことですか!!」
俺はしょうがなく事の経緯を話す。
「はっ破廉恥な!!!
酔っていたとはいえ、そのような!!
きー!!
ミコト様!!
私とも関係を結びなさい!!」
「えー、やだよ。
お前の兄ちゃん面倒くさいもん。」
「兄は関係ありません!!」
「いや、関係あるだろ?
あそこの隅で今にも俺を殺しに来そうな目で睨んでるもん。」
残念な兄貴が滅茶苦茶俺を睨んでいる!!
「ミコト殿!!
私は許さないぞ!!」
「は?何でお兄様の許可が必要なんですか?」
凄く冷たい目をするエリザベス。
「当たり前だ!
私の可愛いエリザベスが他の男のモノになるなんて断じて許さん!!」
「私はお兄様のモノではないので、やめてください。」
「うるさい!これは王命だ!!」
「そんなことで王命を使わないでください!!」
「そんなこととはなんだ!!」
ぎゃあぎゃあと兄妹喧嘩が始まる。
その隙に俺達は逃げ出す。
「ふう、面倒くさかったな。」
「もう王城は行きたくないな・・・。
凄い緊張したよ・・・。」
「私もです。
あんなにも王族の方達がいるとは・・・。」
「慣れれば大丈夫だよ!
これからどこ行くの?」
「折角だから家に帰るか!
皆も心配してるだろうから。」
「え、ミコトくん、王都に家があるの?」
「買ったんだよ。
今はリラの家族が住んでるよ。」
「私も何れはそこに住むんですね!
でもこんなに大人数では・・・。」
「大丈夫だよ?広いもん。
ほら、これ。」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
何この大豪邸!!」
「だから買ったんだよ。
35億くらいだっけかな?」
「さ、35億・・・!?」
「どんだけ金持ちなんですか!!」
「どんだけだろ?有り過ぎて分かんないや!」
「私はとんでもない玉の輿にのったのかもしれません。」
「あのとき、やっといてよかったな・・・。」
屋敷の扉を開くとメイドちゃん達が迎えてくれる。
「おかえりなさいませ!御主人様!!」
久しぶりだったせいでメイドちゃん達がおれを囲んでくる!!
この為に帰ってきたんだな・・・!
柔らかな感触がいっぱいで幸せです!!
「わ、私の旦那様が!!
女の子たちに囲まれてる!!」
「あら、この方達は?」
「ああ、俺の嫁だ。」
一瞬凄くメイドちゃん達に睨まれたが、直ぐに手厚く迎えてくれる。
「ミコトちゃぁぁぁん!!!」
〈ぼふっ!!〉
俺の顔がお義母様のけしからんものに挟まれる!!
ちょっと苦しいが最高の感触だ!!
「寂しかったわぁ!!
やっと帰ってきてくれたのねえ!!」
「わ、私より遥かに大きい!!
あの婦人は一体!!」
「私のお母さんだよ!!
ミコトにベッタリなの。
もう、お母さん!!
離れて!!
ミコトは私の旦那様なの!!」
「いいじゃない!!
たまにしか会えない息子何だから!!
今はお母さんのミコトちゃんなの!!」
「もう!
ミコトからも言ってよ!」
「俺は大丈夫だよ。」
寧ろ、もうちょっとこのままで!!
「もう!ミコトは甘いんだから!!」
お昼も兼ねて屋敷で食事する。
メイドちゃん達の腕が上がっていた!
ご飯の間もお義母様はずっと俺から離れずにいたので、滅茶苦茶堪能しておいたのは内緒だ!!
因みに、リノちゃんは一昨日出来た孤児院に入り浸っているらしい。
ここでお世話した子達と仲良くなって毎日のように遊びに行っているみたいだ。
久しぶりに会いたかったのに残念だ。
けしからん感触に別れを惜しみ、次にギルドに向かう。
「あら、リラ!
戻っていたのね。」
カリナさんが出迎えてくれた。
「お、ミコトじゃねえか!
久しぶりだな!
ダンジョンはどうだ?」
「出禁になりました。」
「はあ?
今度は何やらかしたんだ??」
今迄でのことを二人に話す。
「レグザの腕をォォォ!!
何、また問題起こしてるんだよ!!」
「ほう、ギルド職員達が。
それは教育のしがいがありますね・・・。」
ゴリラよりカリナさんのほうが怖い。
凄い邪悪なオーラを感じる。
「だから近くに町作るんです。
ギルドに人集まったらカリナさん指導してくれませんか?」
「喜んで。
久しぶりに燃えますね・・・。」
やっぱり怖い!!
多分、やばいやつだ!
その証拠にリラがかなりビビっている。
きっと、一度地獄を味わったのであろう!!
二人と別れ、ジュリアの希望で教会に行く。
「皆さん、お久しぶりです!」
「ジュリア!!」
教会で一番権力がありそうなおばちゃんがジュリアを見て一目散に寄ってくる。
「お元気でしたか?」
「はい!ラミアさん!!
ラミアさんこそお変わりなく。
そうだ、ラミアさん!
私結婚したんですよ!!」
「本当ですか!!
どんな方ですか?」
「此方のミコトさんです!!」
「ぎゃぁぁぁぁ!!
ミコト様!!
いらしたんですか!!
ご挨拶が遅れて、申し訳御座いません!!」
すぐさま五体投地するおばちゃん。
「いや、いいよ。
気にしないで。
早く身体起こして!」
「ジュリア、本当にこの方と結婚したんですか!?」
「そうですけど?」
「ああ、なんてことでしょう!!
この教会で神と言われるミコト様と結婚出来るなんて!!」
「旦那様は神なんですか!?」
「違うよ。人間だよ。」
「今すぐ祝杯しましょう!
挙式の準備です!
教会の申し子が神と結婚したんです!!」
「そんな大袈裟な!
もう挙式はしたから良いですよ!」
「え?私は挙式してませんよ?」
「リラとしたよ。
だからもうしないよ!」
「そんな!
狡いです!!
リラとはしたのに私とはしないなんて!!
私が1番愛しているのに!!」
「挙式は色々と大変なの!
一回経験したからいいの!」
「嫌です!
私もしたいです!!」
「我儘言うなら教会に居残りです。」
「ぐっ!それは嫌です・・・。」
「はい、この話終わり!
さあ、帰るよ!!」
「はーい・・・。」
納得してない様子のジュリアさん。
流石に2回目とか恥ずかしくて出来んよ。
ジュリアとルーシアには悪いが、二度としないよ。
教会を出て、王都を出る。
直ぐに瞬間移動でもとの場所に帰った。
さあ、町の場所を決めなきゃな。
どこら辺がいいかな?
Riri、ここら辺の土地で良い場所ないか?
《ここら辺なら広くて、ダンジョンへの道程もいいのではないでしょうか。》
Ririがスマホに地図を表示する。
わかった!ナビ頼む!
《了解。》
案内された場所に向かうと、徒広い平原。
町を作るにはいい広さかもしれない。
「いいね!ここに創ろう!」
「旦那様、ここにどうやって町を作るのですか?
私達、材料とかありませんよ?」
「大丈夫!
クリエイトアプリで作るから!」
「えっ!町まで作れるのかよ!!」
「かなり魔力使うかもだけど、できると思う!
Riri、クリエイトアプリだ!」
《了解。創りたいモノをイメージして手を前に出して呪文を唱えてください。》
俺は俺の理想の町を思い浮かべる。
冒険者が沢山来るからな。
人が沢山泊まれる建物もほしいな。
後、俺達の家もほしい。
教会もあったほうがいいな。
回復させるのに必要だ。
念の為、何店舗か店が開けるようにしとけば何かと便利かな?
よし!
イメージ出来た!!
【クリエイト!!】
ミコトがそう唱えると、どんどん建物が建っていく。
流石にこの量だからな。
少し時間が掛かる。 魔力の消費も激しいな。
こんなに魔力を使ったのは久しぶりだ。
魔力を4分の3使ってしまったが、何とか出来た!!
「3人とも出来たよ!
これが俺達の町だ!!」
3人が出来たか町を見て驚愕する。
「こ、これが町・・・!?」
「これは町を超えてるんではないですか!?」
「寧ろ、王都よりも凄いぞ!!
何だあれは!!」
これがこの町の特徴なのだよ。
この世界には流石に無いよな・・・。
本日もお疲れ様です。
お疲れのところ、お読み頂いて有難うございます。
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