第3章 ♯11 ダンジョンマスター
更新遅くなりました。
昼寝が長引いてしまいました。
ルーシアが新しいスキルを覚えた。
とても嬉しそうなルーシア。
「早速使ってみよう!
丁度上空に鳥のモンスターがいるから、あれを狙ってみよう!」
「わかった!
見てろよ!
・・・で、どうやって使うんだ?」
知らねーのかよ!!
って当たり前か。
Riri、わかるか?
《倒したいモンスターに狙いを定め、クリエイトガンと唱えてください。》
「なるほど!
やってみるよ!」
ルーシアは上空にいるモンスターを見つめる・・・
【クリエイトガン!!!】
ルーシアの手元には遠くを狙えるようなライフルが現れる。
「なんか出たぁぁぁぁぁ!!!」
「それはライフルだ!
こうやって持つんだよ。」
俺は使い方を教え、ルーシアが鳥を狙う。
「くらえ!!」
鳥に狙いを定め、引き金を引く・・・!
〈パァァァン!!!〉
勢いよく放たれた弾丸は上空の鳥を貫通する!!
撃たれた鳥のモンスターはそのまま地面に落とされた。
「す、すげぇ!!!
遠くのモンスターを一撃で倒せるなんて!!」
「まるで魔法のようです!!」
「ふふ、ミコト、二人とも喜んでるね!」
「リラも追い越されちゃうかもね。」
「え?」
「多分使いようによってはリラのスキルより強いよ?」
「えぇぇぇぇぇ!!
どうしよう!
私のほうが足手まといになっちゃうよ!!」
《これはもう、ギルドに戻るしかないですね。
リラ、今まで楽しかったわ。
ギルドで一生懸命頑張ってくださいね。
さようなら。
永遠に。》
「きー!!
ならないもん!
私だってもっと強くなるもん!!」
「別に強くならなくてもいいよ?
リラが傍にいるだけで俺は嬉しいよ?
理性を失った俺を止められるのはリラだけだろ?」
「ミ、ミコト・・・♡」
リラが俺に抱きついてくる。
プニュンとリラのけしからんモノが俺の身体にくっつく。
「私もミコトの傍に居れて幸せだよ♡」
「あ〜!!狡いです!!
私もミコトさんとくっつきたいです〜!!」
ジュリアも俺にくっついて来た!!
俺はけしからんモノに挟まれ、幸せの絶頂にいる!!
「駄目です!!
今は私とミコトの二人の時間なんです!!
ジュリアさんは離れてください!!」
「嫌です!!
私だって妻ですからね!
権利はあります!!」
「喧嘩は駄目だよ!
仲間だろ?」
「むー!
折角ミコトを独り占めしてたのに!!」
「それは許されませんよ!
ミコトさんは3人の旦那様です!!」
「ほら、二人ともそんなことしてないで、モンスター倒しに行くよ!!」
新しいスキルを手に入れ張り切るルーシア。
「そ、そうだな。
さあ、修行再開だ!」
本当はもっとこの状況を楽しみたいところだが、ルーシアがやる気を出してるからな。
俺達が先に進むとデーモンラビットがちょっと先にいる。
「よし、アイツを狙ってみよう。」
ルーシアが銃を造り出すと手元にはリボルバーが出てきた。
「くらえ!!」
ルーシアが引き金を引くと銃弾が勢いよく放たれる。
〈パァァン!!〉
弾丸は真っ直ぐ兎に放たれるが、当たらなかった。
「ありゃ!?外れた!」
ルーシアは何度も打つがなかなか当たらない。
「何で当たらないんだ!!?」
そうこう言ってるうちに兎が距離を詰めてくる!
「ルーシア!銃を止めて、剣で攻撃だ!」
直ぐ様剣に切り替え、攻撃するが避けられてしまう。
「落ち着け!慌てたら出来ることも出来ないぞ!!」
「くっ!!畜生!!」
【影縫い!!】
リラが兎を拘束する!
「うりゃっ!」
ルーシアが拘束された兎を切り裂き、兎が倒される。
「何で当たらなかったんだ?」
「銃なんて、そんな簡単に当たるもんじゃないよ。
ちゃんと狙いを定めないといけないし、撃ったときの衝撃もあるから、少しブレるんだよ。
相手がデカければ、当たりやすいだろうけど、小さい奴は当てにくいと思うよ。
練習が必要だね。」
「うぅ、やっぱりそう簡単には強くなれないかぁ・・・。」
「ルーシア、兎に角練習あるのみです。
頑張りましょう!」
「ルーシアさんなら出来るよ!
応援してます!!」
「わかった!やってやるよ!!」
こうして今日一日、銃の練習やジュリアの魔法創造を兼ねたレベル上げは続いた。
二人はこの1日でかなりレベルを上げた。
「よし、今日はこれくらいで家に帰ろう。
明日はダンジョンで実践だ!」
家に帰り、夕飯の支度をする。
二人とも疲れてぐったりしてたので、俺とリラで作る。
夕飯が出来るとさっきまでぐったりしてたのが嘘のように速やかに着席する。
「「やっぱり美味しいぃぃぃぃ!!!」」
「たくさんあるからいっぱい食べな。」
「有難うございます!
こんなにも美味しいと食べすぎて太ってしまいそうです!!」
それはそのけしからんモノが更に成長するということですかな?
「ほんと、いい旦那もらったよ!!」
「君たちも料理作っていいんだからね?」
「ジュリアは料理が壊滅的だからな。
期待しないほうがいいぞ?」
「そ、そんなことありません!
焼くだけなら出来ます!!」
それは料理じゃないぞ?
「焼くだけでも焦がしすぎて炭にしちゃうじゃないか!」
「何だ、それ!
もう絶望じゃないか!」
「うぅっ!ミコトさんまで酷いです!」
「酷いのはジュリアの料理だろ?」
「ルーシア!もう!」
「ジュリアさん、見た目は凄い料理作れそうなのに!」
「人は見かけによらないってことだね。」
「皆さん酷いですぅぅぅぅ!!!」
楽しい夕食も終わり、もうおやすみの時間。
ベッドには俺が真ん中で両端にリラとジュリア。
ルーシアはジュリアの横にいて、寝ている。
何だ、この夢のシチュエーションは?
「ミコトさん・・・今日も御奉仕して宜しいですか・・・?」
小声でジュリアが言う。
「えぇ?」
「私はもう妻なので、御奉仕は当然ですから・・・♡」
喜んでぇぇぇぇ!!!!
勿論した。
途中でリラが起きて怒られたが、結局3人仲良くいちゃいちゃいた。
ルーシアは全く起きなかった・・・。
こんな夢のような生活が続くのかと、異世界に感謝して今日は眠る。
次の日、俺達はレベル4のダンジョンに向かった。
レベル4になると冒険者も疎らだ。
「まさか、私達がレベル4のダンジョンに行けるとは・・・。」
「そうですね。
これも全てミコトさんとリラさんのお陰ですね!」
「いえ、私は何も・・・。
ミコトのお陰ですよ。」
「リラちゃん、そろそろその敬語やめよーよ。
リラちゃんは第1夫人だろ?
私達に気を使うことないよ。」
「そうですよ。
私はこの話し方が普通なので、このままにしますが、リラさんは使わなくていいんですよ。
私達は家族なんですから。」
「ルーシアさん、ジュリアさん・・・!有難う!
わかった!そうするね!」
「私もこれからリラって呼ぶよ。
リラもさん付けいらないからな!」
「私もそうしますね、リラ。」
「うん!わかった!!」
うんうん、仲が良くなって何よりだ!
昨日のいちゃいちゃが効いたな!
まあ、ルーシア参加してないけど。
そうやってダンジョンの前で話していると、冒険者が話しかけてくる。
「お、ルーシアとジュリアじゃないか。
お前たちもレベル4のダンジョンに来たのか!」
「あ、デビットさん。
そうなんです。一昨日レベル3をクリアしたんです。」
「二人とも知り合いか?」
「はい。
レベル2のダンジョンを一緒にクリアした方ですよ。」
「デビットだ。
よろしくな!」
「どうも、キサラギミコトです。」
「ミコト君か、いい名前だ。
どうだ?一緒にレベル4のダンジョンに行かないか?
人数が多い方がクリアしやすいだろ?」
爽やかな笑顔が似合うナイスミドルなおじさんだな。
「お誘い有難う御座います。
ですが、レベル4くらいなら4人で行けそうなので大丈夫ですよ。」
「レベル4くらいって・・・。
ミコト君はダンジョンを舐めてるのか?」
「いえ、舐めてませんよ?
レベル3までが余りにも楽勝でしたからね。」
「はあ?楽勝だって!?」
「デビットさん、ミコトくんの言ってることはホントっすよ。
ミコトくんはレベル1と2、1日でクリアしたんですから。
レベル3も多分1人だったら1時間もかからずクリアしてたんじゃないかな?」
「1時間だと!?
ルーシア、それは無いだろ!
言い過ぎだろ。」
「そうだ、ルーシア。
1時間は言い過ぎだ。」
「ミコトくんならいけるだろ?」
「20分でいけるわ!
あんなに弱いボスしかいない所。」
「20分だとぉぉぉぉ!!!
有り得ない!
それこそ言い過ぎだ!!」
「いえ、彼の言っていることは本当ですよ。
レベル3のダンジョンの最下階のボスで遊んでるくらいですよ?
実際なら瞬殺してたと思いますね。」
「・・・レベル3のボスを瞬殺!?
俺たちが束になって戦って2時間以上掛かったあのボスを!?
しかも遊んでいただと!?
ジュリアが言うなら間違いないのか・・・。」
「おい、私の信用ねえな?」
ジュリアの方が真面目そうだもんな。
「ミコトくん、是非うちのチームに入ってくれないか!?
君が居れば全ダンジョン制覇も夢では無い!!
一緒にダンジョン制覇しようではないか!
ルーシアとジュリアも一緒にお願いしてくれよ。
一緒に戦った仲だろ?」
「・・・でも・・・。」
「頼むよ!
ダンジョン制覇は俺の夢なんだ!
生きてる内に夢を叶えたい!」
「ミコトさん、どうしますか?」
「え、嫌だよ?
何で俺がダンジョン制覇の手助けをしなければならないんだ?」
「俺たちでは正直、制覇は厳しい!
が、君みたいに強い奴が居れば出来そうなんだ!!
頼む!このとおりだ!」
「デビットさん、人の力で制覇して楽しいですか?
こういうのは自分の力でクリアするから制覇したとき、嬉しいんじゃないの?
ズルしてクリアしたって何も得られませんよ?」
「うっっ!・・・確かにそうだな。
ズルしても嬉しくねえよな。
悪かったな・・・。」
「いえ、気にしないでください。
此方もベテランの冒険者の先輩に生意気言いました。
手助けは出来ませんが、俺の妻達が世話になったお礼にこれを渡します。
どうぞ、ダンジョン制覇の役に立ててください。」
俺はアイテムボックスからオリハルコンを5つだす。
「え、妻達!?
ルーシアとジュリアのことか!?
しかも、こ、これはオリハルコンではないのか・・・!!
ま、幻の鉱石と言われた・・・!?
こんなに沢山・・・
いいのか!?」
「良いですよ。
まだ沢山ありますから。」
「何故!?
幻ではなかったのか!!」
「沢山あるのか!?
どこで取れるんだ??」
「秘密です。
では、俺たちはダンジョンに行きますので。」
「あ、ああ。
有難うな。
頑張ってな。」
「はい。」
俺達はデビットに見送られ、ダンジョンに入る。
デビット達はその後、オリハルコンを鍛冶屋に持っていき、武器や防具を強化。
後に二組目のダンジョンマスターとなる・・・。
本日もお読み頂いて有難うございます。
日に日に読んで頂ける方も増えて、評価をして下さる方も増えています!
本当に有り難いです!!
どうぞこれからも宜しくお願いします!
引き続き、評価の方もして頂けると嬉しい限りでごさいます。




